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【事例インタビュー】ファン目線を大切にする静岡ブルーレヴズの広報戦略

こんにちは。スポーツビジネス向上委員会の水船です。

この度、ジャパンラグビーリーグワンに所属する静岡ブルーレヴズ株式会社の竹中様に、広報戦略のひとつとして、公式サイトリニューアルの背景や、リニューアル後の成果ついてインタビューをさせていただきました。
多くのスポーツ団体が抱える共通の悩みを解決した事例となっておりますので、ぜひご参照いただけますと幸いです。

公式サイト・CMSのリニューアルにより、
ファン目線に立った 「わかりやすい」「タイムリー」 な情報発信を実現。

ラグビーリーグワン公式データとの連携・試合結果の自動配信により、
広報担当の作業時間短縮・ファンへいち早く情報が届けられるように。


公式サイトリニューアルの背景

当初よりファンにとって見やすいサイトを目指して構成していましたが、
2年ぐらいたち「ファン目線に立ってみると、ここ見にくいよね、わかりづらいよね」という声が多々出てきていました。
また広報担当やチケット担当など現場担当者が情報発信する際には、
これまでのHPのCMSが使いづらく、スピーディーに更新ができないという課題がありました。
そういった課題を改善し、ファン目線に立った”見やすく・わかりやすいサイト”に、現場担当者が簡単かつスピーディーに情報発信できる、ファンにとっても”タイムリーに情報が得られる仕組み”にすべく、リニューアルを検討していました。

さらに2023年はラグビーワールドカップがあり、ラグビー人気も高まることが想定されることから、ラグビーリーグワンの開幕に向けて新たなファンを取り込んでいきたいという願いと、
ようやくコロナも収束し、お客様もスタジアムに足を運ぶ機会が増えてくると想定し、今回のタイミングでリニューアルを実施することになりました。


iSMにご依頼いただいたポイント

一番は、Jリーグクラブをはじめ多数のスポーツクラブのHP制作で豊富な実績があること。
そして、ラグビーリーグワン公式データとの連携実績があり、静岡ブルーレヴズのHPとリーグワン公式データを連携することで、試合結果やスタッツの情報配信が自動化できることに魅力を感じ、最終的にiSMさんにご依頼させていただくことになりました。
これまでは広報担当が試合を見ながら手で試合結果やスタッツ情報を入力しており、作業時間やミスが発生している状況だったため、改善できることに期待をいたしました。


公式サイトリニューアル後の成果

まずは、ファン目線でどうだったかというと
これまでは試合結果がどちらが勝ったかわかりづらかった箇所を、アドバイスをいただきながらわかりやすく変更したり、HPにニュース一覧が5件までしか載らなかったもの10件に増やしたり、ニュース検索ができるようになったりと、ファンにとっても見やすく、わかりやすいサイトになったのではないかと思います。

また2024年3月23日のエコパスタジアムの試合では、ブラジル人の方含む外国人のお客様をご招待する企画を予定しており、その際、試合へのアクセスやイベント情報などを、英語やポルトガル語で発信すべく、iSMさんに適したサービスをご紹介いただきながら自動翻訳の機能も導入することができました。
ここ静岡という地域ではブラジル人を含む外国人の方が多く住んでおり、またラグビーは多様性、多国籍で行うスポーツということもあるため、以前より多言語での情報発信していきたいと考えていたのですが、今回対応することができ、今後様々なファン層にリーチしやすくなったと考えています。

内部の話でいうと、広報担当者やチケット担当など現場担当者から、
感覚的な操作でニュースをつくり情報発信ができるようになったため、誰でも簡単にスピーディーに情報発信しやすくなったとの評判の声があがっています。
静岡ブルーレヴズでは、広報担当が最終チェックをしてから情報発信していますが、まずは各部署のメンバーが下書きだけでも事前につくり、最終的に広報担当がトンマナを合わせて発信するなど仕組化することができ、作業時間の短縮を実現できたと感じています。
また広報担当の負担を減らしながら、ファンにとってタイムリーな情報発信ができるようになりました。


静岡ブルーレヴズのHPとリーグワン公式データとの連携、
試合結果の情報配信自動化の成果

これまで手で試合結果やスタッツ情報を入力しており、作業時間がかかるだけでなくミスが起きることもあり、より丁寧に慎重にするためには確認も含めてさらに作業時間が増えるというストレスがかかる状態でした。今回、そうした手運用から脱却し自動化することで、広報担当の負担やストレスがなくったのは本当によかったと思っています。

また広報担当は、試合当日は記者会見の準備、ミックスゾーンの準備など様々な業務に追われており、これまではそれらの業務が終わってから、試合結果やスタッツを入力して、試合のフォトデータ、監督や選手の記者会見のコメントと併せて、試合全体像を入力・発信していたため、ファンに情報が届くまでには夜遅くか翌日になっていました。
今回の自動化により作業短縮ができたおかげで、ファンへいち早く試合の全体像が届けられるようになったのも、ファンの満足度向上につながるのではと考えています。


今後目指していきたいこと、今後の展望

絶対的にファン目線を忘れてはいけないと考えています。時代々々に応じて、ファンにとってどのような情報が喜ばれるのか、どのような方法で情報を届けるのが最適かなど、引き続き試行錯誤しながら研究していきたいと思います。
また今後は、SCRUM Actionという静岡ブルーレヴズが重点テーマとして定めた社会課題の解決に向けて貢献するプロジェクト・SDGsの取り組みについて、ファンやパートナー企業に向けて情報発信・浸透させていきたいと考えています。これまで様々な活動をしているのですが、まだ十分に情報が届けられていないと考えているため、情報発信を強化しながらファンやパートナー企業を巻き込んでいけたらと考えています。


ファンを一番に考える竹中様のお話がとても印象的でした。
今回インタビューにご協力いただき改めてありがとうございます。

弊社では、公式サイト制作や、広報担当の負荷削減・ファンへのタイムリーな情報配信を実現する「試合結果の自動配信化」などご支援しております。もしご興味ある方がいらっしゃいましたら、以下よりお問い合わせいただけますと幸いです。

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