「もう一度やり直せるとしたら？」

スポーツであれば試合、仕事ならプロジェクトやイベント等が終わったら、反省会をやった経験はないでしょうか。

今回は、その反省会をより良いものにしていくためのヒントを紹介していきます。

ところで反省会と聞くと、どんなイメージを持たれるでしょうか。

重い雰囲気、暗い表情、監督（リーダー）が一方的に話す、早く終わってほしい、そんなことになっていないでしょうか。

僕は普段、「反省会」という言葉を使う代わりに「振り返り」という言葉を使っています。

では、そもそも振り返りは何のためにあるのでしょうか？

それは、今回の経験を次に活かすためであり、大きく機能面と感情面の2つに分けられると思います。

まず機能面としては、必要（不要）なこと、増やした（減らした）方がいいこと、やり方を変えた方がいいことなどを、参加者一人ひとりが振り返り、お互いにフィードバックするなどして、それらを整理して具体的な行動計画を設定することです。

感情面としては、ポジティブ・ネガティヴを問わず、自分の中に起こった感情を言葉にすることで、やはり整理がされ、次に向かうための心のエネルギーが補充されます。

いきなり後者のような場を作るのは難しいかもしれませんが、前者の機能面の振り返りは難しくありません。

そのスイッチとなるのが、「もう一度やり直せるとしたら？」です。

もし試合前あるいは試合の3ヶ月前に戻ってもう一度やり直せるとしたら、何をどう変えるでしょうか。

是非、次の振り返りの際に使ってみて下さい。

ということで、「日めくりメンタル」の8日目でした。
この記事が、読んで下さった方のお役に立てますように。

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