「恩返し弾」という言葉を聞いたことはありますか？

以前所属したことがあるチーム相手に得点を取ることです。食う身としては全くありがたくないことで、ジャイアントキリングでは黒田もシーズン中に甲府に移籍した石浜へ試合前に言及していました（40巻394話参照）。

アルビは優秀な選手が上位クラブに引き抜かれてしまう傾向にあるのか、その選手と対戦した時にゴールを決められてしまう印象が強いです。

そこで、どのくらい決められている？特に誰に決められているの？逆に恩返しすることあったっけ？なんて興味が湧いてきました。

調査対象
・試合は2011年以降のJ1、J2のリーグ戦。所持している選手名鑑が2011年からだから。
・対象は、期限付き移籍含めた所属歴のある選手、U-15、U-18など下部組織に所属歴がある選手。
・OGの機転のプレーは対象外。そこまでプレーは覚えられていません。
という感じです。

定義は私が勝手に決めつけたので曖昧です。なのでふーん程度で楽しんでいただければと思います。

2011～2017シーズン（J1）

まず同カテゴリー所属の古巣選手です。本当に脅威な選手が多く立ちはだかっていたなと思いました。

で、恩返しされた試合がこちら。

ご覧の通り、毎年のように恩返しをされていました。

マルシオやペドロ、川又といったアルビでもゴールを量産していた選手が、アルビ相手にもゴールを決めまくっていやがりました。そりゃ所属チームで活躍するのが仕事ですもんね…トホホ。

2018～2022シーズン（J2）

対戦相手が増えたこともあり、古巣選手も増えましたように感じます。選手紹介時に拍手することも増えたような変わらなかったような。

で、決められた一覧がこちら。

意外と降格して最初の2シーズンは恩返しされませんでした。特にひどかったのは2021シーズンですね。開幕戦から富山に決められて、6節には新潟在籍時にチャンスを決めきれなかったシーンが目立った平松に1対1を沈められたのが印象です。荻原に決められたあたりからまたか…なんて思いを抱くようになって気がします。

J1の頃とは対照的で、アルビで本領を出せなかった選手に決められたように思います。

そして、2011～2022シーズンの恩返し得点ランキングです。見事（？）1位に輝いたのは4得点でペドロ・ジュニオール選手でした。こう見るとだいぶやられています。

では逆にアルビ所属時に古巣に恩返しした選手はどのくらいいるのでしょうか。

まず2011～2017シーズンのJ1の頃。やられた回数に比べて恩返しはできていませんでした。16ジーズンのギュンのゴールはアルビの残留の首皮一枚つなげる劇的なゴールでした。

そしてJ2を戦った2018～2022シーズン。トップスコアラーがJでの前所属歴が無いことが大きな要因でしょうか、最初3シーズンは恩返しができませんでした。後半2シーズンでようやく恩返しが生まれました。下部組織の頃から所属していたヴェルディ相手に高木のハットトリックは驚きました。神ユニも粋なデザインでしたよね。

いかがでしたでしょうか。正直もっと決められていると思いましたが、そうでもなかったなというのが私の印象です。

2023シーズンはまだ恩返しをできておらず、されてもいません。恩返しなんていらないので、アルビ以外のクラブを苦しめるような活躍を願っております。逆にアルビ所属の選手は恩返しをして相手サポーターの頭を抱えさせてほしいです。

また、抜け漏れ間違えがあったらご教示頂ければと思います。

苦しい状況が続いていますが、応援頑張りましょう！
以上、どーでもよい情報でした。