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下剋上球児 4話感想

毎週日曜日21時からTBSにて絶賛放送中の下剋上球児。
鈴木亮平演じる南雲先生の教員免許偽造問題が大きすぎて、
野球の部分がさっぱり印象に残らない。

そんな第4話について、感想を書いていこうと思います。



1.あらすじ

高校野球夏の県予選の間のみ野球部副部長としてベンチ入りすることになった南雲先生。

とうとう始まった1回戦、
初戦は越山高校と同様に毎年1回戦負けの高校と対決します。

幸先良く1点を先制するも8回に逆転のツーランホームランを打たれてしまいます。

最終回2アウト2塁で一打同点のチャンスで
バッターは3番エース犬塚くん。
レフトへ会心の当たり

しかし、相手のファインプレーによりゲームセット

1-2で今年も1回戦敗退となりました。

しかし、生徒たちはなにやら喜んでいる様子
初めて9回まで試合をしたからでした。

ここまで練習試合では毎度コールド負けで、
7回までしかプレーしたことがなかったのです。

最終回までプレーできたことに負けはしたものの成長を感じ、選手たちは喜んでいました。


時は遡り、
大会が始まる前に南雲家では今後の方針が話し合われます。

教員免許偽造が明るみに出た時の子供たちへの影響も考え、

妻の美香はかつて勤務していた東京の会社へ復職することを決めました。
また、長男・青空と長女・なぎさも東京へ連れて行くことにします。

いよいよ家族が東京へ行く日
南雲先生は退職し、校長先生と警察へ出頭します。

しかし、青空は東京へはいかず、南雲先生と祖父と3人で暮らすことを選択し、

三重の家に戻ってきてしまいます…



2.南雲先生について

校長先生にも教師免許偽造していたことを告げ、
退職することになった南雲先生

罪を償うため、警察へ出頭しました。

4話は冒頭野球部の試合から始まるのですが、
教師免許の偽造が話として大きすぎて、
試合していたことが印象に残りませんでした。

2話からこの問題を引っ張ってきましたが、
ようやく明るみに出ることになったのが4話終盤

5話ではいよいよこの問題が保護者らにも伝わり、校長先生等が対応することになります。

下剋上球児の前半戦は教員免許偽造問題が主なテーマみたいですね。

どのような結末になるのか不明ですが、
6話以降は本格的に野球ドラマとなるのか!?

要注目です。



3.南雲青空くんについて

南雲先生の息子である青空くん。
血のつながりはなく、美香の連れ子です。

親の離婚を経験しているからか
時より大人びた発言をします。

4話では南雲先生の教員免許偽造問題が明るみにでた際に青空くんへの学校での被害を考慮して、

母・美香と東京へ行くことになります。

しかし、転校はしたくない青空くん

離婚前は青空くんも東京で暮らしていたので、
東京にも友達はいます。

しかし、東京にいる友達は中学受験するということで話が合わないことが不安な様子。

「競争社会とか俺ついていけないからさ」

と青空くんの発言

また、東京へ行きたくないことを父・南雲先生に相談します。

お母さんに相談してみなと伝える南雲先生

この時青空くんは

「お母さんは話を聞かないところがある」
「離婚する時は俺に相談してくれなかった」

と発言しています。

母を客観的に見ており、大人びた印象を受けました。

いざ、東京へ出発する日
電車へ乗りますが、

「やっぱり無理、しゅうちゃんとじいちゃんと暮らす!」

と電車から飛び降りて、1人で帰宅してしまいました。

帰宅した時、南雲先生は警察に出頭しており、
家にいません…

5話では青空くんも教師免許偽造問題に直面するはずです。
学校で嫌なことを言われてしまうかもしれません。
そんな時、父に対してどのような感情を抱くのか?
もしかしたら大人びた発言で父を救うのか。
あるいは年相応に父にひどいことを言うのか…

血のつながりがないということが悪い方向に出ないことを祈るばかりです。

今から不安でいっぱいです。



4.日沖ブラザーズについて

越山高校3年生で、野球部キャプテンである日沖誠。


前回3話にて、弟・壮磨の喧嘩を仲裁した際に喧嘩相手に怪我を負わせてしまいます。

その責任から高校野球夏の県大会の試合には出ないことをチームに告げます。

そして、県大会1回戦、誠主将は3塁ランナーコーチとして声を張り上げチームを鼓舞します。

試合には負けてしまい、高校3年間、公式戦に一度もでることなく、
高校野球人生を終えることになりました。

これについて、誰よりも悔しがったのは弟・壮磨でした。

兄のことが嫌いだから越山高校野球部に入っていなかった壮磨。

しかし、実は誰よりも兄が大好きなブラコンでした。

試合に出ていない兄を見て、
スタンドにいた校長先生に
「なんでうちの兄が試合にでてないんだ!」
と詰め寄ります。

校長先生は
「喧嘩騒動の責任を彼なりにとっている」
と壮磨に告げます。

それを聞いて、悪いのは自分でなんで兄がそんな責任を感じているんだと複雑な気持ちになります。


兄が今まで1人でもひたむきに頑張っていることを知っており、そのことを尊敬している壮磨。

そんな兄は引退がかかっていたのに
自分のせいで最後の試合にすら出れなかったことに責任や悔しさを感じます。

そんな気持ちから野球部入りを決意します。
一生懸命頑張ってきた兄に変わり、

越山高校を勝たせることを兄に約束します。

野球部入りを決意した壮磨は
なんと赤髪を切り落とし、丸坊主になりました!
赤坊主ではないですが、スラムダンクのオマージュ!?


あまり詳細な描写はなかったなーという印象で
あっさり野球部入りしたなーと思いました。
意地張らずもっと早く入ればよかったのに。

とは思いつつ可愛いやつです。

野球部では早速、キャッチャーとしてチームに指示している姿も見られました。

山住先生もキャッチャーが変わるとチームが変わるなーと感心している様子。

ツンツン弟が素直になったようで一安心です。
でもちょっと個性死んでない?
と思ってしまいました…

またツンデレを発揮してくれる機会はあるのでしょうか。

もしかして南雲先生に対して…



5.犬塚樹生について

3話にて、孫・翔くんとある約束をした樹生。

ある約束とは越山高校が夏の予選で1回でも勝てば、
翔くんに越山高校を辞めて、アメリカ留学したほうがいいとか余計なことは言わないということです。

しかし、越山高校は惜しくも試合には負けてしまいました。

それでも勝つために必死に努力する翔くんの姿や
越山高校に来てくれたことを3年生に感謝されている翔くんの姿を見て、

樹生も考えを改めます。

ついに樹生が越山高校を応援することになりました。

場面は変わり、南雲先生の送別会

南雲先生は送別会等のお誘いを全て断っていたため、樹生が南雲先生を無理矢理呼び出します。

そこで辞める理由を質問するわけですが、

南雲先生が辞める事情を知っている山住先生に
プライベートなことだからほっといてあげて
と釘をさされてしまいます。

しかし、ずけずけと聞いていく樹生。

剛を煮やした山住先生に

「犬塚さんは他人のことを考えないで、ずけずけ土足で踏み込んでくるところがありますよね」

と言われてしまいます。

これに対し、樹生は

「みんな、なんで僕のことバカにするの?」

バカにはしていないと反論する山住先生ですが、

「知ってるんだよ、街の人が犬塚のバカ息子と言ってることも」
「女房にはあんたはなにもわかってないて出ていかれたし」
「親父にもお前はバカだから何もするなて言われてたし」
「なにもしないままこの歳になっちゃったよ」

「僕が何かを成し遂げようと思ったらいけない?」

とこれまでの不満をあらわにしました。

思ったことをなんでも言ってしまったり、
図々しいところもあったりしますが、

樹生なりにいろんな葛藤があったようです。

ただ、翔くんの野球に対する姿勢や
越山高校に対する思いを
理解した樹里は

越山高校が勝つことを自分の成し遂げたいことにしたようです。

これまで何をすることも許されず
バカにされてきた人生ではありましたが、
いよいよやりたいことが見つかったようです。

2話の
「得意なことが1つでもあればいいんだよ」
というセリフがありました。

得意なことかはわかりませんが、樹生が熱くなれることが見つかってよかったなと思います。

熱くなってしまって周りが見えず、
結局周りを振り回してしまう気がします…

しかし、やる気になった樹生に改めて期待です!

ちなみに5話では南雲先生に裏切られたことを知り、野球部監督を勝手に招聘してしまうようですね。

人はそんなに変わらない…


6.終わりに


いよいよ南雲先生の教員免許偽造問題が明るみになった後の世界が描かれる第5話。

学校、野球部員たち、さらには家族と
どのような反応を描くのか楽しみです。

5話はまるまるこの問題で終わりそうですが、
6話からはいよいよ野球ドラマとなっていくのか?

そんなところにも期待したいですね。


P.S.

今回は野球の試合シーンから始まったのですが、推しの楡くんは4番で出場してたものの
凡退シーンが2回映った程度でした…

ここまで毎回インパクトを残してきていたのですが、残念です。

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