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【奈良クラブ通信】「チャンスを作れたことは自信になった。次はしっかりと点を取って勝ちを届けたい」パトリック・グスタフソン 3/16試合後コメント

 2024年J3リーグ第4節大宮戦。奈良クラブは、引き分けに終わった前節のメンバーから1人を入れ替え、スウェーデン出身でタイ国籍のパトリック・グスタフソンを今季初めてスタメン起用した。そのパトリックや岡田優希、西田恵の両ウイングを中心に前半から積極的に相手陣内に攻め込み、大宮ゴールへと迫るが、あと一歩で得点には繋がらず。逆にセットプレーから失点を重ねて、0-2で敗戦となった。終わってみれば、大宮の4本を大きく上回る14本のシュートを放ったものの、結果に結びつけることが出来なかった。

PICK UP PLAYER パトリック・グスタフソン

 今季初めてスタメンに抜擢されたパトリック・グスタフソン。前半から積極的なプレーを見せ、何度も大宮ゴールを脅かすシュートを放ったが、最後の精度を欠き、無得点。ただカウンターの局面では体を張ったプレーでつぶれ役を担い、味方の上がりを促すなど、前節までスタメン起用されていた百田真登とは異なる特徴を見せるなど収穫もある試合となった。

 本人も「チームの戦術を意識しながら、自分の良さを出せるように心掛けた。ボールを収めて、スペースを作ることはできた」と手ごたえを口にした一方で「(このチームでは)守備の場面も攻撃と同じくらい重要。しっかり動き続けないといけない」と、守備時のポジショニングや運動量については課題を口にした。

中盤でボールキープするパトリック

今季、BGパトゥム・ユナイテッド(タイ)から加入し、開幕から4試合連続出場中。初挑戦のJリーグについて「とても戦術的でコンパクトにプレーする。タイでは気候的なこともあってオープンな展開が多い」と印象を語る。ただ自身は、生まれ故郷であり父の母国でもあるスウェーデンリーグでデビューしているだけに「欧州に似ているので、そこはしっかり適応したい」と、心配はない。

来日から2か月。今では電車やバスでの利用も問題なく行えるようになり、日本食も大好きになったという22歳は、次節3/20の八戸戦に向けて「(前節でシュート)チャンスを作れたことは自信になった。次はしっかりと点を取って勝ちを届けたい」と、ホーム・ロートフィールド奈良での雪辱を誓った。

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画像提供:株式会社 奈良クラブ

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