反転攻勢

色々投稿したいこともあったけどなかなか投稿できずに今日に至る。
先月の緊急事態宣言発令に伴い、会社がどうなるか?本当にヒヤヒヤした1ヶ月だった。ふたを開けてみれば、既存顧客の皆さまからのご発注は変わらず頂けておりおかげさまで超急激な変化は起こらなかった。(本当によかった〜汗)とは言うものの、新規で仕込んでいた案件 / 領域はほぼ全て延期・中止に追いやられた。維持はできているが成長には至れていないって感じ。なんとなく気持ちの悪い1ヶ月を過ごしてしまったがようやく反転攻勢の兆しがいくつか見えてきたのでnoteにまとめておきます。

1.兆し

会社を長いこと経営していると、資金繰りで死にそうになったり予算に届かなかったり上手くいかないこと・しんどいことが多々あります。今までもそんな局面を打開するキッカケは大体「ヒト」ベースで起こってきましたが、今回のコロナ危機も同様だなーと感じています。
4月の二週目以降に立て続けに、だいぶ前からお世話になっている方々から「こういうタイミングだからこそ、こんな話にチャレンジしてみないか?」的な投げかけを頂きそれを具現化するための準備・動きをすることを進めています。
思えば、コロナで色々な制限がかかる前であれば(すごく自分の良くない部分だと反省しているが)謙虚さに欠け「他にもチャンスがあるのではないか?これは俺がすべき仕事ではない。」みたいな傲慢な考え方でチャンスをモノに出来ていなかったかもしれない。平時には認識出来なかった・モノにすることができなかった機会を、物理的に制限されることによってモノに出来た。ということは忘れずに居ようと思う。

2.よくよく考えれば

反転攻勢の兆しが「ヒト」ベースで起こった。

という部分が非常に重要かつこれからの経営・経済活動においてポイントになるなーと思っています。アイディアやプロダクトって、どうしても真似されたり(真似する意図がなくても似通ったり)結果近しいもの=差別化しにくいものになりやすいなーと感じています。だからこそ企業は、持続可能な形で成長させていくために「参入障壁」「差別化ポイントを見極めてそこに投資する」的なことを繰り返していくわけです。で、何が言いたいかというと、「ヒト」ベースでの差別化ってすごく重要ですね。ということ。
・「あいつが」経営しているあの会社に頼もう!買おう。
・「あの人が」働いているあのお店でご飯を買おう。
という風に、会社やお店より前に「ヒト」が来る。という文脈をきちんと理解して把握していくことが重要だなーと。(そんなの今に始まったことじゃないだろ!とツッコミが入りそうですがw)

3.ここら辺を踏まえて

ヒト消費を重視した際に、いくつか改善すべきだなーと分析した箇所をメモ。
<プロダクト = spotgig の改善可能箇所>
・「ヒト」ベースでのマッチングをもう少し強めに押し出す。具体的なニュアンスはこれから考えていく必要があるが「レビュー = 評価」というより「お客様の声 = ファンからの応援メッセージ」的な熱量が伝わる設計に。
・今まで何となく使っていた「タレントデータベース」という言葉をもっと前面に押し出す。

<経営者 = 私自身の改善可能箇所>
・チャレンジする量と種類を増やす。2〜3年先を見据えながら上場に耐えうる経営リテラシー獲得をする努力/チャレンジは継続しながらも、現場ベースでの地道な努力/チャレンジを今一度見つめ直す。(何でも自分で手をくださずに、「社員教育」を通じて現場ベースでの地道な努力/チャレンジをする)
・選択と集中。コロナによって強制的に行動を制限され焦り・拙速な部分に気づかされる。場当たり的、その場しのぎのジャッジではなく、しっかりと集中すべきことを選択し実行する。


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