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ほんとうの問いを 探しに行こう

何かしら相談に 乗るときに
意識していることが ある

人は
誰だって 自分で解決したい
ということだ

では 自分で解決したいのに
相談という状態が発生するのは 
なぜなんだろうか

僕はこう考える

考えるべき問いが 間違っている時に 
人は悩むように 思う

✳︎

何かしら 行き詰まっていたり
悩んでいる場合の多くは

本来 考えるべき問いでないものを
どうにかしようと
しているのではないかと思う

だから 聞き手としての僕は
ほんとうの問いは 何なのかを聞いていく

悩んでいる事柄を聞き
そこから ひとつひとつ 紐解いていく

 今の悩みって 
 言い換えると こういうことですかね?

 AとBがあったら 
 どちらが近いですかね

 こういうアプローチしないのは
 何故なんですか?

そうしてやりとりを続ける間に
話している人は
本当に考えるべき 問いにたどり着く

そうすると

どうすればいいのか 悩んでいたのに
すっと やりたいことが出てくることが多い

本当は 知っているのだ
次の一手を

✳︎

とはいえ いきなり
問いを かけてはいけない

決して 忘れてはいけないことがある

それは ちゃんと話せる場を作る
ということだ

助かる という
事象が発生するのは

あなたに 助けてほしいという人と
あなたを 助けたいという人が 
揃って 初めて成り立つ

とても 協働的な事柄だ
助けることを 押し付けてはいけない

何かの話を聞くときも 一緒

あなたに 話したいという人と 
あなたの話を 聞きたい人が
揃って 初めて成り立つ

時間を同期させて 向き合ってみて
生まれた不安や疑問を 解消する

この人に 話しても大丈夫か
先に 聞いておきたいことはないか
どことなく 不安なことはないか

そうして 気持ちの準備が整ってから 
ゆっくりと 本題に入る

悩みを気兼ねなく 話せる人がいる
それだけで 解消に向かっている

✳︎

話を聞かせてもらう時は
感謝の気持ちが湧く

大切な話を 聞かせてもらうのは
ある種の 奇跡だ

いろいろな条件が 揃った上で
はじめて 場が成り立つ

その場に居させてくれることを
感謝しながら 問いを探して 話を聞く

いただけたら、とてもうれしいです!サポートは、台紙となるマーメイド紙、絵に使う画材、額装、などの道具代に還元させていただきたいとおもいます。