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踏み出す足は いつだってはじめの一歩〜リーダーシップの旅〜

深く暗い森の中にある村で暮らすあなたには、何か抑えきれない気持ちがある。遠く目を凝らすと、沼と森の果てに、ほのかな光が見えるような気がするのだ。
森の向こう側には、豊かな草原と青い空が広がっているのではないか。もし、そこに住むことができれば、どんなにすばらしいだろう。
青い空の下に広がる草原で寝っ転がる自分を想像しただけで心が弾む。青い空を自分の目で見たい。年老いた両親にもぜひ見せてやりたい。
そう思って、あなたは沼に一歩を踏み入れる。
水は冷たく、よどむ沼がその深さを隠し、周囲の闇が身体を包む。
不安や恐怖が頭をかすめ、思わず身がすくむが、それでも、沼を渡り森を抜けたい、青い空を見たい見せてやりたい、と思う気持ちがあなたに歩みを続けさせる。
(野田智義,金井壽宏:リーダーシップの旅 P.51より引用)

今日は自分にとってたいせつな本の第二弾です。リーダーシップの名著、リーダーシップの旅の紹介です

オススメなポイント1:リーダーとしての自分を信じれるようになる

なによりも、まず

『リーダーシップって、何?』

とか

『リーダーシップって、遠いな』

とか

そういう感覚の人にこそ
読んでほしいです

リーダーシップに関する
僕たちの思い込みを丁寧に紐解き

手の届かないところにあると
思っていたリーダーシップが

いまここにこそあることを
教えてくれます

リーダーシップは
リーダーという役割とは違います

リーダーシップで導くのは
組織やチームといった他者ではなく
自分そのものなのです

一番上に持ってきた引用は
その時のイメージを
言葉にしたものですね

わかりやすい!

オススメなポイント2:深く考えさせる問い

各章の冒頭に問いかけがあり、それに応える形で文書が構成されています。この問いかけが良い!

あなた自信にとって、リーダーシップはどういう意味を持っているのでしょうか。
(P.10)
大人になってからも、忘れかけた夢や志を、あなたは思い出すことができるでしょうか。
(P.132)
最初に一歩を踏み出す際に必要となるものは何でしょうか。
(P.180)

などなど
ハッ!と考えされられる言葉たち

そして
冒頭の引用もそうですが
紡ぐ言葉の美しさ

このひとつひとつで
対話の時間をつくれるような
深めがいのある問いです

導かれるように
思わず読み進めてしまえる
魅力がありますね

ざっくり読みたい方は、
各章の始めと終わりを読むと
主要な内容を掴めるのもお手軽です!

こんな人に呼んで欲しい:踏み出そうとしている人

何かに挑戦しようとすると
恐れや不安が襲ってきます

こんなことしても意味ないかなぁ・・・
大したことないし・・・
やめちゃおうかなぁ・・・

その恐れや不安があっても
足を前に進めることはできます

リーダーシップの発揮は
自分の人生を生きる事

何かに取り組みたい
とそう思った自分を
優しく押してくれる本です

あなたの想いを前に進め
一歩踏み出すために、ぜひ

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