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バンド"Czecho No Republic"の話

よく「影響を受けたもので打線を組む」みたいな企画をYoutubeとかで見ます。

わたしもよく頭の中でリストアップを試みるけど、なかなか9つも浮かばないです。歩んだ人生がまだまだ短いんかな。

そんな数少ない、けど確実に今の自分に影響を与えたものの一つがCzecho No Republic(チェコノーリパブリック)というバンドです。


チェコを知ったのは彼らがメジャーデビューするときにスペースシャワーTVでパワープッシュされていた「ネバーランド」がきっかけ。

ちょっと変わった構成とくせになるメロディー、何よりこの幸福感!

MVもすごくドリーミーで、TVで流れるたびに無意識に目と耳が画面に吸い込まれていました。


この曲をきっかけに過去のアルバムや発売間近のメジャーデビューアルバムの試聴を聴き漁り、何を聴いてもツボにはまるサウンドとメロディーに感動。

当時私は大学受験を控えていて、勉強漬けの毎日のなかでチェコの音楽を聴く時間は唯一心からわくわくできる時間でした。

…唯一はちょっと言い過ぎかもしれないけど。でも勉強の合間にアルバムの試聴ページで少しずつ新曲を聴いていたあの時の高揚感は今でも覚えています。


あれから7年くらい経つのかな?こんなにずっと好きで活動を追い続けているバンドは他にないなぁ。

7年の中で人数が変わったりサウンドも変化したりしていろいろ形を変えながらも、空元気でも前向こうと思えるポップでかっこいい音楽性はずっと変わってなくて、いつでも元気をもらえます。

ただ"陽"を押し付けるんじゃなくて少し切なさやノスタルジーを抱えながら前向かせてくれるところが良いんですよね。


私が一番好きなのは「好奇心」という曲。人生に迷ったらこの曲を道しるべにしようと思っています。


昨年リリースのベストアルバムの一曲目であり、収録曲を決めるファン投票でこの曲が1位をとったと知って「道しるべにしてるの私だけじゃない!」と興奮した思い出。本当に等身大でいい曲です。


メンバーみんな個性的で好きですが、特にチェコのほとんどの楽曲をつくっている武井優心さんは人間性まるごと大リスペクトしています。もう本人だけでなくお母さんの感性も尊敬する。優心(まさみ)って名前も素敵だし、どう育てたらこんなきれいな音楽生み出す感性が育まれるのだろう…。

武井さんの無邪気な少年みたいな素直さとユーモアがすごい好きで、2014~15あたりにやってたann0は毎週めちゃくちゃ楽しみにしてました。武井さんのあれがねじれたエピソードと砂川さんのトイレットペーパー事件が今でも印象に残る。。またラジオやってほしいな。


なぜ今日チェコの話を書こうと思ったかというと、たまたまさっき武井さんとマイちゃんのユニットLiving Ritaの音源が届いたから。

チェコとは別軸で新たな音楽活動をはじめた二人。先日配信されたライブ動画を見て、Living Ritaの音楽を聴いて、チェコに出会った時の高揚感をまた思い出しました。今も届いたばかりの音源聴きながら記事を書いています。Sea Backthorn良すぎ。。これがもうすぐアナログ盤で聴けるなんてなあ。


これからも武井さんワークスを追いかけます。人生をあったかくしてくれる気がするので。将来息子ができたらセンスのある名前をつけたいな。


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