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　長らく城ヶ島灯台の敷地をテリトリーとしてきた地域猫で、地上波テレビ番組に何度も出演した日本有数のスター猫、その名はミルクティー。いまは扁平上皮癌を患い、動物病院に長期入院しつつ余生を過ごしています。

　ミルクティーが余生を過ごす動物病院まで自宅からおよそ三時間の道のりです。コロナ禍で多くの病院は入院患者の面会を許しませんが、動物病院は面会ＯＫなので、おおむね月に一度の割合でお見舞いに行きます。

　面会時間は15時からで、城ヶ島で食事をしてから動物病院に向かいます。まずは、ミルクティーのテリトリーだった城ヶ島灯台から外海を眺めて

　野生化したダイコンが花を咲かせる小道を通って

　ミルクティーの友達に挨拶をして

　地域猫を温かく見守っている「かねあ」さんで、マグロ丼を食べます。

　そろそろ15時なので動物病院へ。城ヶ島から橋を渡った三崎港近くにある動物病院で、動物保護センターが併設されています。何度か地上波テレビに出演した日本有数のスター猫ですから、私の他にも遠方から通う常連の面会者がいるそうです。

　さて、ミルクティーはゴロゴロと喉を鳴らしながらの登場でした。病状は落ち着いているようですが、チョットだけ病変が進んでいます。こんな風に機嫌良く過ごす日々が続くよう、祈るばかりです。

　　鞄の上に陣取られヨダレや鼻水を垂らされてしまいましたが、病猫のすることなので、まあ、大目に見ましょう。

　今回も、皆様からの御厚志に少し色をつけて募金箱へ。

謝辞