島根県邑南町でRMO(地域運営組織)を考えてみるチャンス


邑南町地域おこし協力隊および協力隊インターンシップ募集概要

島根県邑南町(おおなんちょう)では、現在地域おこし協力隊の募集と協力
隊に関心がある人向けのインターンシップと2つの募集が動いています。

地域おこし協力隊の募集枠(2種)

邑南町での地域おこし協力隊募集枠は現在、「ふるさとリノベーター」と「農産物直売所支援マネージャー」の2枠があります。

 - ふるさとリノベーター

ふるさとリノベーター募集はこちら↓↓↓
ふるさとリノベーターの業務内容は主に次の4つ。

  • 地区別戦略に基づく各地区での活動支援

  • 地域住民が取り組む、地域の組織や役の再編の支援

  • 町が行う地域向け説明会等の運営支援

  • その他、持続可能な地域づくりに関する活動

 - 農産物直売所支援マネージャー

広島と日本海側をつなぐR261沿いに立地する、完全住民出資による直売所「雲井の里」の支援マネージャーを募集。
店頭での調査結果や運営組織で検討されたビジョンなどに基づき、雲井の里の再生に向けた支援を行うマネージャーを求めています。
リンクはこちら↓↓↓

インターンシップ募集

インターンシップ募集はこちら↓↓↓
今回のインターンシップの基本的な考え方は、着任前後でのミスマッチをできるだけ解消すること。
そのために、インターンシップ制度を使ってあらかじめ邑南町の地域性を知り、暮らしを体感し、業務内容も少し触れられる。
それでもってふるさとリノベーターに前向きに応募できるようになる。
それを目指して募集を計画しています。

邑南町の地域おこし協力隊のこれまで

邑南町の施策/3本の矢

邑南町では「日本一の子育て村構想」を掲げ、子育てしやすい環境づくり、そのための政策を展開してきました。構想を掲げて10年経ち、その成果と課題を分析・評価した上で、2022年12月に「邑南町子ども条例」を制定しました。これが1つ目の矢。

また、邑南町の地域おこし協力隊はこれまで、町が掲げてきたA級グルメ構想に基づき、「耕すシェフ」を中心に「アグサポ隊」と合わせて「食」と「農」に特化した募集をしてきました。耕すシェフ出身で町内で飲食店を起業した人も何人か出てきています。これが2本目の矢。

そして3本目の矢が、ふるさとリノベーターの募集内容でも掲げられている「地区別戦略」です。
国の総合戦略→島根県の総合戦略→邑南町の総合戦略と徐々にブレイクダウンされてきている戦略を、邑南町ではさらに「12の地区」別に戦略を住民で考え、それに基づく事業を実施してきています。
それぞれの事業の位置づけを自分なりに整理すると次のようになります。

地区別戦略の位置付け

邑南町の地域おこし協力隊募集について

これまでの邑南町の地域おこし協力隊はA級グルメ構想に基づいた食と農の人材特化型でしたが、今年度からは地域運営、地域コーディネーターともいえる「ふるさとリノベーター」や「農産物直売所支援マネージャー」といった分野の人材を求め始めています。
地方は人口減少と高齢化が進んでおり、社会課題は山積しています。
都市部の社会課題とは異なる分野、構造ですが、協力隊としての活動を通じて地方の社会課題解決にチャレンジしたい方はぜひ協力隊本体に応募してみてください。
興味はあるけどどんなところかわからないからちょっと心配だな、という方はインターンシップの活用を検討してみてください。


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