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東京マルイ トンプソン サブマシンガン M1A1 エアガンレビュー サンダース軍曹 コンバット! プライベートライアン


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ぼす…

あんたが新しいぼすか…
シカゴタイプライターだ
夜露死苦っ!(煙草ではなくチョコプリッツェル)(お風呂嫌い)(割とだけん枠)

左面


右面

木製を模したプラ部品 亜鉛アッパーにプラロアレシーバー
わりと良くできている

東京マルイ トンプソン M1A1
電動ガン
おすすめ度
90/100(超お勧め)


このテキストデータの作成意義

  1. 当時のマルイの気合いの入れ方がわかる逸品

  2. 気合いの入り方はM14と89式クラスの気合いの入れ方

  3. 性能もそこそこ

  4. プライベートライアンのミラー大尉のトンプソンはM1A1 

  5. コンバット!のサンダース軍曹は実はM1928A1

  6. ドルフロのトンプソンはM1921

試験環境

屋内 7m(廊下から部屋の端から端)
使用BB弾 (屋内)S2S0.2gプラスチック
弾速計 XCORTECH X3200 MK3



初速

[83.54][83.38][84.12][83.74][83.95]
最小で82.28最大で84.52と最大上下差もそこまで酷くなく、安定した五発も1m/s以内とこういう銃にしては割と安定している感

射速

892.9RPM(7.2vリポ)
実銃だと基本750RPM辺り
早すぎだな…30cだと雰囲気ぶち壊しになる
セミオートのレスポンスはそこそこの早さでストレスはよほどプリコックになれてない限りははやく思えるはず


実銃の簡単な解説とか

オートオードナンス M1A1
全長810mm(M1A1 M1928は860mm) 重量4.8kg(M1A1 M1928A1は4.9kg)

第一次世界大戦は塹壕戦の戦争であった
そこで米陸軍 ジョン・T・トンプソン准将は塹壕戦に向いた個人用機関銃 や自動小銃の開発をすることにした
1915年退役したトンプソンは様々な閉鎖機構を見比べブリッシュロック式を採用することにして、資金をタバコ産業実業家のトーマス・フォーチュン・ライアンから支援を受け、オート・オードナンスを創業した
オートオードナンスは作業場などの資産を持たない設計しかできない名前だけの会社だったため武器省時代の友人のワーナー&スワジー社に協力を取り付けた
そして当初は小銃弾を使うトンプソン自動小銃を1917年に試作したが破損や摩耗給弾不良に塗油不足等の問題が多数あった
そして拳銃弾にしては高圧で小銃弾よりは弱い.45ACPこそがブリッシュロックに最適だと判断と聞いたトンプソンは
「結構だ とりあえずライフルを脇に置き代わりに小さな機関銃を作ろう 手持ちの一人用機関銃 塹壕箒だ!」(グーグル訳改変)
これで完全に方向性が決定したトンプソンはベルト給弾式の拳銃弾を使用する機関銃 パースエイダー(説得者)を開発したがベルト給弾機構を始め様々な問題点があった ちなみにM1851は既に退役してる キノの旅を思い出した人は手を上げなさい 先生怒らないから
その為マガジン方式に転換したアナイアレイター(殲滅者)を開発(最初はM1911のマガジンを改造して 次にドラムマガジンを採用した)
こちらは中々良かったのだが1918年末にニューヨークに送った時には休戦協定が結ばれ憐れ軍用銃としての役目を果たせなかった
なお一人用自動小銃という役割はブラウニングが開発したM1918BARで十分に果たせましたとさ さすがに天才は格が違った

となると次はだれに売るかとなる
非軍用として再設計することになり名前も変更することになった
オートガン マシンピストル 様々な案が出され最終的に「サブマシンガン」という言葉が造語された そう!サブマシンガン(マシンピストル)自体はWW1から既にあったがサブマシンガンという言葉はこの時に爆誕した
そしてもう一つなじみやすい俗称としてトミーガンという名前も与えられた
結局警察などには極一部しか使用されず多少民間の注文があったくらいだったが1920年に政府による公的な予備性能試験において非常に高い安定性と好成績を残した
1921年には量産型としてM1921を発売した 量産と言っても富裕層向けのモデルであり木部が美しく金属は切削加工という高級モデルだった
カッツコンペンセイターもこの辺りで取り付けられることになった
陸軍や海兵隊も興味をもちテストを行い良好な結果を示したが残念ながら軍縮により不採用となった(フラグは立った)
M1921の大口の顧客はアイルランド系移民と当時英国領だったアイルランドの独立派でありアイルランド内戦で反条約派によって使用された
海兵隊も少数は使用しニカラグア方面の作戦や郵便強盗対策などの作戦で使用した
そして転機が訪れた… 最悪の、あるいは最高の転換点が

ギャングたちによる使用 そしてそれに対抗する警察の使用である
先述のBARと共にギャングが目を付けて使用したのだ
ジャズ・エイジ 狂騒の20年代
シカゴギャングたちが使用し発砲音と同時に鳴り響くカタカタ音から「シカゴ・タイプライター」の綽名が付けられた

主な愛用者はパブリックエネミーNo1 ジョン・デリンジャー(銀行強盗 銀行から金を奪ったが客は襲わなかったことから義賊ともてはやされてた)
ベビーフェイス・ネルソン ジョージ・ネルソン(銀行強盗 童顔と仇名されたのが嫌なので警官も見物人も殺しまくった大悪人 一時はカポネの下に付いたりデリンジャーと一緒に居たが最終的に袂を分かった 何方にもやり過ぎと言われる)
スカーフェイス アル・カポネ(シカゴギャングの大首領)
その他銀行強盗のマシンガンケリーなど多数のギャングが使用した

他にも通信販売において規制が無かった時代だった為バナナ戦争において敵であるサンディーノ軍も使用した

そしていくつかの改良と施策を経て1928年米海軍及び海兵隊は採用を決意
連射速度を下げてコンペンセイターを装備水平フォアグリップを装備したM1928である
1920年代は陸軍は多少の注目こそしていたがM1ガーランドの開発中ということもあり強い関心は無かったため限定調達程度だった
だが第二次世界大戦の勃発によりM1928は各国で採用された
米軍もガーランドやM1903などは長すぎることから車両乗員装備としてガーランドよりは小型軽量のM1928の採用に踏み切りM1928A1を採用した 改良点が見当たらないため海軍と同じM1928じゃないんだからねといういつもの陸海内戦の一端だと思われる
陸軍と海兵隊はM1カービンの調達も開始したため大戦初期は納入を調節していたが結局サブマシンガンの方が近接戦での使い勝手が良いため大口採用かつレンドリースで大量生産した
だが大量生産には不向きな部分も多いことから大量生産向けに簡略化したM1トンプソンが開発されることになる
なおブリッシュロック式は完全に勘違いで生まれたオカルト理論で実際はこの機構を付けたことで重量が増すことによる遅延でしかなかったゴミだったことを受け単なるシンプルブローバックに変更(というか元から実質シンプルブローバックだった)
コンペンセイターや放熱フィンを廃止
ストックをネジで止めるだけに変更
コッキングハンドルは側面に
ドラムマガジン用の横方向スリットの廃止(廃止しただけで寸法は同じなので後で削れは使用可能 大体されてた)
リアサイトは鉄板に穴を開けただけ
だがリアサイトがちょっと物が当たるだけで折れる曲がるとなったのでリアサイトガードを取り付けたA1が採用された

こうしてM1トンプソンは米軍やその同盟国を強くしたのであった

でもまだステンガンみたいに簡略化できるよね?
グリースガンM3を作ろうね
…グリースガン?
グリースガン?
あのチビを潰します 

精度はオープンボルトにしては良好かつ重量があることから反動を相殺しておりフルオートでも当てやすい銃だとか

ジョン・T・トンプソン准将について

米陸軍武器省に配属され小火器の専門家になった
米西戦争で特に名を上げ特に物流などの功績で最年少の大佐となった
大佐時代に後のガトリングガン・パーカー中尉の要請を受け独断でガトリングガンと弾薬をキューバに送った
1907年にはDWMの「先鋭弾はウチの特許侵害!」に対して無視を決め込んだがこれにより結局特許侵害となり(初期対応してれば反論できた)412520.55ドルの損害を与えた


所感

全体的に良好
精度良し サイトよし
ただ割と重い

サイト

ピープサイト

ピープサイトで狙いやすい
サイトピクチャも良好
狙い辛いという人が居るがこっちの方が狙いやすく精密射撃ができるから良い
っつーか狙い辛いってこのタイプが狙い辛いってどういうことなのかよくわからん…
ただ春田さんはA1タイプのオープンサイトの方がよかったが…

最低状態
最高状態

上下は小さいが四段階稼働する

最左状態(上下は最低)
最右状態(上下は最低)

左右は正確には計ってないが細かく可動する
このようにリアサイトは上下左右にフルアジャスタブルという結構良好な仕様でありながら鉄板一枚のスタイルを崩していない
非常にクォリティの高い仕上がりと言えるだろう
精度もそれなりに良いためしっかり狙えばしっかり当たる
フルオートで腰だめしてもレーザーのように一直線に飛んでいき非常に面白い銃だ

セーフティ セレクター

セミオート セーフティ
フルオート セーフティ解除

180度動かす必要はあるが結構しっかりしたセレクター

コッキングハンドル

コッキングハンドルは稼働する 意味はないが楽しい

ストック

ストック自体はプラスチックだが非常に良くできた木目でウレタンニスかと勘違いするほど
パッドプレートを開くとコードがある メンテナンスツールリブを開けて全体を引っ張って捻ると開く
コネクタはラージコネクタだった為切断してコード同士をはんだ付けでミニコネクタに変更した
変換すると圧倒的にレスポンスが良くなる
セミオート戦は
レスポンチバトルだもん

仕組みとしてはこんな感じリブを開くとそれに連動してストックに引っかかる爪が動く仕組み
非常に良くできている M14も実はこういう風にしてほしかった
これを他の銃にも採用して欲しいくらいに素晴らしい仕組み

マガジンキャッチ

マガジンキャッチはこういう感じに上にずらすようにする 結構面倒だが左手でマガジンを抑えながら親指でずらすというのも可能

純正マガジン

右面
左面
前面
後面

ドラムマガジン(メーカー不明)

前面
後面
TRADE MARK
THOMPSON
REG.U.S PAT OFF
MAGAZINE
MAGAZINETYPE ’L’
THOMPSON SUBMACHINE GUN
450SHOT CAL 6mm
FOR 1928 MODEL

ということでドラムマガジンも同時購入 メーカーは不明
白字印刷からB.W.C?

このスタイルは戦争系よりfallout4を思い出す シルバーサブマシンガンだ
気分はシルバーシュラウド

fallout4のスクショ

FO4のスクショ シルバーシュラウドのコスプレをする111のパパ
シルバーサブマシンガン
MOD翻訳用のMODを入れたら名前が変わった




あれも欲しい!これも欲しい!もっと欲しい!もっともっと欲しい!