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SIG SAUER PROFORCE MCX VIRTUS SBR 電動ガン レビュー


やっほ~指揮官くん。これからじっくり仲を深めていこうね。


レビュー前に読んでほしい割と重要な注意

本レビューの作成時点で友人が持ってきたPMAG(ダブルイーグル製)を使用しているが、実際に使用するとマガジンがマガジンキャッチに触れずとも脱落する。
これは試し打ちの20発はマガジンを持って行っていたため記事を書いている最終盤で判明したため、大半の写真はダブルイーグルのP-MAGタイプのままである
マガジンキャッチがかかるのだが、ちょっと強めに引っ張ると簡単に抜ける。
改めて検索してみたが他の人のレビューを見ても同じ事例が報告されておりこれはMCXの持病だと思われる。
そのためP-MAG…に限らずメーカー問わずほとんどのプラスチックマガジンとの間でこの問題が発生している状態だ。
なおマルイやCYMAやS&TのSTANAGマガジンでは同問題は起きなかった。
道理でSIG純正は古臭いSTANAGタイプマガジンなわけだよ畜生
マガジン相性についてで後述する

このマガジンは友人が持ってきたマガジンである
中古 箱説明書マガジン無しで購入 マガジンは自分の者
まだ数発しか撃ってない状態だったため先述の相性の悪さに気づかなかった様子
逆を言うと給弾はしてくれる

SIG SAUER PROFORCE MCX VIRTUS SBR
電動ガン
おすすめ度
80/100



このテキストデータの作成意義

  1. 中古購入したものを更にこちらに転売ということに

  2. 別の友人にMPXを渡す予定なので今度のサバゲはSIG合わせしようや…という話に 因みに自分のサブはSIG1911(ダブルベル樹脂スライド ロアはM45A1)の予定

  3. MOSFETは付いているのでスイッチ焼けは起こさないはずだがメカボ内部のトラブルは多いらしくキニナル


試験環境

屋内 7m(廊下から部屋の端から端)
使用BB弾 (屋内)S2S0.2gプラスチック
弾速計 XCORTECH X3200 MK3


数値関連

初速

[90.64][90.75][90.53][90.15][90.37]
一見して非常に安定性が高いが最大91.58 最小90.02
このように最大誤差はそこそこ程度…なのだが実際には90.5前後でこれまたそこそこ安定しており流石短すぎるMPXよりははるかに安定しているといっても過言ではなさそうだ

射速

[726.0][726.5]RPM
あまり特徴のないが扱いやすい連射速度
実銃は900RPMなので遅すぎるが


実銃の簡単な解説とか

SIG SAUER(アメリカ法人)が開発したアサルトライフル
5.56mmの他.300AACブラックアウト(以下.300BLK)にも対応というか.300BLKを使うために作られたといっても良い銃
同じく.300BLKを使用するハニーバジャーの開発者の一人ケヴィン・ブリティンガムが開発に参加しており実質的な姉妹銃となりライバル

MPXを拡張しアサルトライフルにしたモデル
MPXはSMGとしては珍しくガスオペレーション式だが本銃のようにライフル弾バリエーションを展開するためにこのような方式にした

こちらも世代がありこちらのエアガンは第二世代であるVIRTUS
以前のモデルはKEY-MODやオリジナルの取り付け規格だったが広まったM-LOKに改めていたりする

米軍を含め各国特殊部隊での採用実績もあるガスオペレーションAR15クローンの一種のマイルストーンの一種となる
特に内部にボルトリターンスプリングなどを収めれたためピカティニーストックになったのは大きな実績となる

米軍の通常軍でもM4系列の後継機カービンとしてNGSWでバトルライフルモデルのSIG MCX SPEARがXM5として選定された
使用弾薬は.277 Fury(6.8x51mm )
仮制式番号はXM5からXM7に変更された(コルトがXM5を商標にしているため)
他にも7.62x51mmNATOと6.5mmクリードモアの使用もできるようになっている

大きな欠点も存在する
アッパーレシーバーのフロント、ハンドガード、バレルを同じピン一本で止めている
…マジでフレームロックピン一本である
勿論レシーバーは後部のピンもあるがフロント部分はマジでそのピン一本である
そのため精度と強度に不安を抱えている
ハンドガードもレールで支えられているのでぐらつきこそないがフォアグリップで引っ張ると少しずつたわむという欠点もある
実銃と違い公差の大きいエアガンは更にずさんな精度となる。
エアガンの場合アウターバレルがピンですら止めてないはめ込み式のため、専用パーツが用意されているがなぜ最初からそれをつけないのか理解に苦しむ

ハニーバジャーの次はHK416キラーとして目されていたがSASでの使用実績から強度不足の露呈とDI式の長年にわたる見当違いな批判(特にダストテストやメンテナンスの問題)の払拭が済んだこと
元からガスピストン用として設計されなおしたHK416以外のガスピストン式AR15の破損が多いこと(それでもM27IARなどは破損が増えている)
そしてバチクソ高いお値段(約2200ドル)と色々合わさり実際のところかなり危うい状態になっている

っつーかDI式やべえよ1年以上整備無しで7000発以上撃って整備してなくても余裕で動くのやべえよ どれだけ駄目な火薬使ってたんだよナム時代…


所感

MPXに比べて持った際のバランスはいい
精度も結構よい感じだが…重い

サイトピクチャ サイトはないので略す

近影


SIG DARK GREYで塗装されたアッパー
セラコートか前所有者の単なる塗装かは不明
グリップはMCX純正ではなくPTSのものになっている

飛び出しているミニコネクタ
一見見栄えは悪いがこうやって飛び出さないとむしろダメなパティーンだった

セレクター

チャージングハンドル

当然ここにチャーハンがある

ダストカバーは真ん中の黒い部分も一緒に押さないと閉じない

引くとボルトが動く… なおMPXと同じで自動で戻らないので手動で戻そう

このように固定位置に

ボルトキャッチを押せば

このようにボルトは戻る
MULTI-CAL
実銃は5.56mmと.300BLKに対応するからね

ストック

死神の鎌を思わせる特徴的なワイヤーストック

バネが強いので押すだけでここまで出てくる

最大まで伸ばすと… 短いんだよこいつ!使いづらい!

スリングスイベルには注意 このように挟まる

MPXについていたストックを取り付け
FPSではこちらの再現がよく見られる
長さもちょうどいいところまで伸ばせるのだがSMG用だけあってライフルに使うとガタが大きく感じられる

逆にMPXにこちらのストックを取り付け
PDWらしさがある

C.A.TのストックにダブルイーグルのSIGタイプストックを取り付け
めちゃくちゃ似合うしXM5を少し思わせてかっこいい
基本的にはこれが一番良いがCATのストックを使う訳にはいかないのでヤフオクで探し中
(公開する前に追記 見つけたので購入)

QDスイベルホール

この銃にはQDスイベルホールが多いが

この穴はメカボックスの関係上ダミーとなる

外径と内径はしっかりしているがこのように浅すぎる
浅シンクリード

ストックには取り付けできる

ハンドガードにも取り付けできるが耐久性を考えると怖いな

ハンドガードから分解とかまで


ハンドガードはフロントピン一本で外せる
途中まで抜けばハンドガードだけ抜けるが
跡見ての通り後付けのバレルサポーターがついていた お得

バレルサポーター 普通に買うと5k位するから中古で買ってついててお得だったとか
これのあるなしでマジで大きく変わると思われる
だってバレルって前から差し込んであるだけだもん

MPXと同じく収縮チューブで覆われたヒューズ
取り外しにくいし白だから切れてるかわかりづらいしクソ


前の方は緩めるだけでよろしい

後ろは完全に抜く

アウターバレルは本当に引っこ抜くだけ
実銃だとフレームのフロントピンでハンドガードと一緒に固定されている
なんにせよ固定力のなさすぎる取り付け方法は改めたほうがいいとおもうんだけどな

MPXとMCXには互換性がない
ハンドガードにも互換性がないとか辛いわ

ガスレギュレーターは地味にSIG刻印がついている

ハイダーを外せば当たり前のように14mmがついているので色々つけよう

MCXとMPXのアッパーレシーバーとロアレシーバーの互換性

アッパーMCX ロアMPX
妙なところで詰まった

アッパーMPX ロアMCX こっちも詰まった
つまり一切互換性なし!以上!解散!終わり!閉廷!ラブアンドピース!!

ハンドガード再度取り付けとか

ハンドガードを普通に取り付けようと思うとこうなるMPXと違って前から出てくれないからアクセシビリティが悪すぎる

まずとりあえず自己融着テープ辺りでこういう風に縛っておく(こうしないとM-LOKの邪魔になり過ぎる 結束バンドでも可)

後ろから数えて下の3か4番目の穴に入れる
ちょっとコツはあるけど取り付け時には上のスリットから指が入る位置でアクセスできるのでピンセットでひいひい言いながらやる必要はない

M-LOKレールを取り付ける 横に小さめ 下に大きめを置いた

マルイのPEQ16を取り付ける
ちょっとダサいという話をよく見るがニッ水MINIーSまで対応してくれるバッテリーケースだ
因みにここまで延長されてるからダサいんだよという話も見るが実はここまで延長されたバリエーションがあると聞いて実物界隈はマジで色々あるなって

左右にM-LOKのカバーを取り付けてスカスカ感を減らす

下のレールには安物RVGを装備 安物は六角レンチになるんすね~
でもマジで機能性変わんねえから…

そしてさっきのストックパイプとM2タイプのドットサイトを取り付ければ完成です



マガジン相性について

最初に記述した通り、プラスチックマガジンとの相性があり、かなり重要な問題となります。
なおPOSEIDONとダブルイーグルのマガジンは同一重量という確証が取れたのはちょっとした喜ばしいところ
こちらに記述したマガジンすべてで相性を調べました

使えるマガジン

マルイ スチールマガジン
20連タイプ 通常タイプ 連射マガジン含む
完璧でガタもあまりないという純正以上の純正の動作を見せつけた

CYMA スチールマガジン
CYMAで持っているのは連射マガジンだけだがOKと判明

S&T ABS スチールタイプ風マガジン 連射マガジン
マルイとほぼ同等 その上軽い 安い 安っぽいけどちゃんとSTANAGの見た目
最強すぎない?

30発タイプマガジンの見た目
20発マガジンタイプの見た目

STAR SMGコンバージョン
お前マジで何にでもつくな
見た目はこうなる

PTS 30連射マガジン
80連射マガジンは抜けたがなぜか30連の方は抜けなかった なんで

使えない(抜ける)マガジン

それ以外全部

ARESのマガジンは汎用性が高いから好きだったが…珍しくつけても抜けてしまう事態となった

あれも欲しい!これも欲しい!もっと欲しい!もっともっと欲しい!