割と高級感のある箱

ばぁああああん（中古でマガジン無しで23000円　ちなみに某フリマアプリで同じ状態で2万で売ってたのを見た時は泣いた）

EMG/TTI/BATON Glock34 Combat Master OMEGA
ガスブローバックピストル
おすすめ度
73/100

JASG認定もある上フロンガス仕様なので安心して持てる

このテキストデータの作成意義

1. ようやっとお出しされたプラスライドのG34コンバットマスター

2. それ以前は違法なメタルスライドばかりだった（既に逮捕事例 略式起訴例はあるとよく聞く　取り締まり事例で通電確認やメッキに穴を開けられた話は最近あったね）

3. 精度は5m程度なら4cmに全弾命中と最低限の精度は誇る

4. 公式ではマルイグロックマガジン非対応と言っているが内部の厚さの為であり、ちょっと薄めになっている22のマガジンなら普通に使える
   というか個体差かロット差かわからないが多少厚みが違うのか使える17用マガジンがある

5. ArmyForce系と同じく12mm逆/14mm逆アダプターが使用できる

試験環境

屋内 7m（廊下から部屋の端から端）
使用BB弾 （屋内）S2S0.2gプラスチック
弾速計 XCORTECH　X3200 MK3

数値関連

初速

[71.46][72.48][72.26][74.08][70.81]
妙に初速は安定しない…のだが5m程度ならそれを感じさせない精度を持つ
ただし弾はホップを強めにかけた0.2gでも割と下の方へ向かう

実銃の簡単な解説とか

Glockの競技用モデルG34をTTIがカスタム
長銃身タクティカルグロックへと変貌した

TTIと同じく有名なSAIなどがチタンコートの金色を多用するのに比べ、イオンボンド加工された銅色の銃身やキャリアなどが特徴
比較的新興ではあるが高級カスタムメーカーとして既に名を轟かせている
そしてなにより射撃やタクティカルトレーニングが有名であり、ジョンウィックから一気に銀幕の世界のヒーローたちの射撃演技指導を行っている

因みに実銃の海兵隊の拳銃M45A1の最新ロットの外装はセラコートからイオンボンドに変更になった（マルイをはじめトイガンは未だセラコートのFDEをモチーフにしている）
いくら焼き付けまで行うセラコートとはいえタフな使い方をするとはがれるからメッキにした方がいいという感じなのだろうか
SIG1911スパルタンもイオンボンドを採用してあの独特の茶色というか銅色となっている

ということで本銃は銀幕ではジョン・ウィック2で使用される

3でも主席相手に反撃する際サッと取ろうとしたのが現役時代の愛銃だったP30Lでもなくまさかのコイツ
結構気に入ってたんだな　もっともすぐあっちの方をお勧めされるけど…でも9mmメジャーでもほとんど意味なかったが

因みにP30の基本モデルは2006年発売となり　ジョンウィックは1の5年前に引退したので作中が公開年と同じ2014年であれば3年くらいしか使ってない

メーカーとか

EMG（Evike Manufacturing Group） アメリカのエアガンメーカー（ただし自社製造もするがほとんどが設計のみで大体OEM）、ライセンス会社
TTI（Taran Tactical Innovations）　実銃のカスタムメーカー兼タクティカルトレーナー
Gunsmith BATON（BATON Airsoft）輸入調整販売及びパーツメーカー　エアガンのカスタムメーカー
JASG（特定非営利活動法人 日本エアースポーツガン協会）日本の規制団体　CO2容認派

実際の製造メーカーは一応公式には不明
Made in ChainaなのでKJワークスとWe-tech（どちらも台湾）の線は無い（ちなみに3のコンバットマスターはMade in Taiwanで、We-techが制作してます）
香港製品がいつの間にか残念ながらMace in HongkongからMade in Chainaになってしまっているのでその辺りの線が大きい
と思ってAPS Glock Omegaと調べたらありましたわ… 
APS Custom TTI Combat Master G34 Co2 GBB Pistol Airsoft with OMEGA Frame
これをフロン用に調整　スライドもプラスチックにしたのが本銃となる
ということで実際のメーカーはAPS
あのCo2マガジンが爆発する会社ですぜ
薄っぺらい亜鉛で高圧ガスの気化室にしようとするという頭の悪すぎる発送嫌いだけど嫌いだよ
同時に他の人たちが言っていたもうすぐ発売するG17gen5CO2のマガジンはAPS方式まんまか、直接供給かで騒いでた理由がよくわかりましたわぁ（直接供給になったので安心です）

所感

サイトピクチャ

フロントサイトにのみ集光サイト
リアサイトには光の反射を抑えたセレーション　正直あまり好みではないが素早く狙えるという人も多いだろうという感じ
個人的には三点ドットの方が好みだがそれは本当に好みの問題なので…
プレートは無地という味気の無さ
メタルステッカー持ちなら何か貼ってもいいかもしれない

刻印とか

銃身はイオンボンドを模したメッキ（塗装？）が特徴。
白塗りの刻印は塗装（気泡もあるからスタンプ？）だと思われる
印刷やレーザー刻印ではないとおもわれる

見えづらいが点描による刻印もある
G34特有のポート加工はこれはG34から手を加えられた感じはしない

ごく普通のマルイ式のチャンバー　実際開けてもマルイ式

スティップリング加工によるテクスチャグリップ
APSオリジナルのオメガグリップであり一応TTIの物ではないがかなり似ているので雰囲気はある

マグウェルは一体型
エアガンとしてはもともと一体成型なのだろうが実銃だとポリマーを溶かして取り付けるプラスチック版の溶接加工をすることもあるらしい
まぁ溶かして接着だから溶接なんだろうけど溶接って言うと金属を思い浮かべるよねって言う感じで微妙にもやる

マルイグロック22マガジンがすっぽり入る　ぴったりすぎるほどにきっちり入る…が延長プレートが無いとこのように奥まってしまう（このマガジンも中古購入なので延長プレートが無いんすよ）

セーフティはこのように小さいものになっている　操作し辛いが隠れてもギリギリ操作できる場合もある場所でありハンドガンもたとえ自動セーフティがあっても手動セーフティONにしろという場所ではいいかもしれない

別売りだがアーミーフォース系の12mm逆　14mm逆アダプターが使用できる
出来れば11mm正　14mm逆アダプターの方が国産も多くて質がいいのだが…

分解、マルイとの互換性

マルイG17SAIカスタム（純正スライド加工品）＋P80フレーム（内部はG34）と写真には写ってないがマルイG34スライドによる組み換え実験も行う

スライドは極普通に分解可能
ただし抵抗なくアウターバレルからバレルユニットを引き抜ける仕組みになっている

フレームにマルイG34スライドを取り付け　全く問題なし

マルイG34との比較　一見似ているがアウターバレルの取り付けが微妙に違う
まぁこれはメタルバレルだから広げれないからだろう
先程言った通りちょっとひねれば一切抵抗が無くスルっと抜ける

フレームのシャシーとスライドが激突する部分にはこのようなものがあり耐久性を高めてくれている

バレル

アウターバレルとスプリングガイドを組み換え

ショートリコイルキャンセルの様にアウターバレルが沈んでしまったが全く動作には問題なかった
黒は黒でかっこいいな…

こっちは普通にショートリコイルを再現している

改めてリコイルキャンセルになった理由がわからない

ごく当然のようにP80フレームに乗せ換えが出来る
マルイ純正加工スライド側も可能

フレーム側の分解もごく普通にできる
マルイの分解が出来れば問題はない…がセーフティとマガジンキャッチボタンは互換性が無い

G34の抜け殻に取り付け

互換性が無い部品の所為で全部は取り付けられなかったがこの状態で普通に動く感じはあった

サイト

マルイG34リアサイトを取り付けたところ
ネジはマルイの物を使用する必要があるが完全に互換性はありそうだ
好きなリアサイトを付けれるだろう

上下左右にフルアジャスタブルの為かなり精度良く狙えるようになった

逆にでっぱりが大きすぎる為マルイ側にこちらのリアサイトは取り付けできなかった

ブリーチ部

普通にマルイの様にスルっと抜ける
ガバ系は割と強引に広げる必要があるがグロックはリアサイトのネジを外すだけでスルっと抜けるのはいいよね…

リアサイトの固定部がちょっと違う形状ということ以外は特に代わり映えがしない
内部はAPS系のカスタムパーツっぽい？

ノズル内部がおぴんく…

後部プレートを外した

APS系グロックプレートそのままである

当然のようにG34のスライドブリーチをぶち込む
なんてこった　初速がほぼ変わらず安定したぞ！
やはりAPSは結局中華ガン！マルイに変えれば性能は良くなる！
そもそもフロンしか使わないので正直これでいいのだ！という感じ
いや丸々マルイコピーで審査通るってJASGのお審査って…という感じも正直あるよ…