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ゲームウォッチ

僕が小学生の頃ハマっていたおもちゃにゲームウォッチがありました。

今の横向きスマホくらいの大きさで左右の端にボタンがあって、薄緑の小さな液晶画面に黒いドット絵が動くというもの。

上下に2面で折り畳める物もありました。

ボタン電池といわれる大きさ1センチほどの丸い小さな電池2つを使用しました。LR44。

兄弟のために家にあったゲームウォッチは、ネコドンドン、ロボットメーカーだったかと。

ひとり占めしてたと思うけど。

友達も持ってて貸し借りした覚えがあります。

ドンキーコングやオクトパス、バーガーショップ、オイルパニックなど色々ありましたね。

印象的なのは、ソーラーパネルが付いてて太陽光で表示されるゲームウォッチもありました。これが蛍光灯では表示されなかった記憶があります。曇りの日とか夜、遊べないじゃんと思いました。

買ってもらったものでゲーム名が思い出せないのが、丸い形のゲームウォッチで折りたたみ2面のもの。マクドナルドのドナルドがトランポリンでジャンプしてて、落ちてくるハンバーガーをキャッチするもの。

これ買ってもらうとき、究極の選択を迫られた記憶があるんです。

僕はもう一つのゲームウォッチとどっちにするか迷っていました。当時、デパートのガラスのショーケースに沢山のゲームウォッチやデジタル時計などが並んでいました。僕はワクワクして眺めていました。

最終的に2つのうちのどっちかにしようと考えてたのですが、やはり当時から優柔不断で決められません。

もう一つはオセロのようなパズル要素の強いゲームだったと思います。よく覚えていません。

でもその2つのどっちかをその場で即決させられたのです。迷いに迷いましたが面白そうなほうを選んだのだと思います。

僕はあの時、もう一つの方を選んだらどんな人生になったのかと今でも考えるのです。

当時の僕はもう一つの方で遊んでる夢も見ました。パラレルワールドだったかもしれません。

FIN

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