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後輩のエントリーシートが誤字だらけについて。

後輩のエントリーシートを見ているが
誤字脱字が多い。

出す前の最終チェックというのにも関わらず
誤字だらけで、助詞や接続詞がおかしく
「が」なのか、「を」なのか、「に」なのか
とにかく破茶滅茶であり、意味が通じない。

これで本当に選考が通るのか?
と疑問であるほどに。

(ちなみに、そのエントリーシートで最終選考まで行った大手の会社があったらしい…。その子の学歴は低いわけじゃないし、普段から本をよく読む子である。)

これは日本語の「性」(さが)なのであろうか。

話し言葉が発展し過ぎて、助詞に注意しなくても通じてしまう言語であり、
これは世界的に見ても稀であると私は考えている。
(他言語がわからないので予想だけど)

特に、日本人の若者は普段からLINEなどで文章は書いているが
短文や、単語、なんならスタンプだけで会話を行なっており、話しているのと変わらない。
それでも会話が成立してしまうが故に。

(本当に凄い言語だと思う。)

凄すぎるという反面、普段使っている言語だからこそ書くときに困ることが多い。

(社会人という言葉は好きではないが)

社会人になると、メールや、slackなどの社内SNSツール的なものもそうだが、
文章を「書く」ことが学生に比べて増える。

多分、選考の際、それらをエントリーシートで確認しているのでは?と思うが
本当に見ているのか?
むしろ、それを理解できる面接官なのか?
と疑ってしまう。

よくエントリーシートの書き方の本では
構文について取り上げていることが多い。

私はそれも重要な点だと思うが、それ以上に日本語が書けない人の方が問題で
加えて、理解できない人が多いのではないか…
と感じている。

ただ、今回の彼女のエントリーシートを全て直して返した際にはすごく納得し、凄い…
と言っていたので読解力がないわけではない。
と思う。

私も全ての日本語ができているとは思わないが、
誤字のチェック、敬語のチェック、接続詞のチェック、そして、話し言葉になっていないかのチェック
をメインで行う。

そもそも、それらを直さなければ
構文、いわゆるPREP法などに当てはめることができない。

よく見る例としては、
PREP法に当てはめた際に
主語がものすごく大きくなっていたり、
「理由は一つです。」
と書いているのに、一つの文に複数の理由が書かれていたり、そういう問題が多々発生する。

私は長期インターンの際に営業を行なっていたので、多くの文章を書き、自分の文章を修正したが
大学生はそういう機会があまりなく、文章を書く力がなかなか身に付かないのでは。
と考えた。

現在の大学の役割のほとんどが
「就職」であるため、そういった「授業」の充実も重要なのではないか。と思った今日この頃である。

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