見出し画像

noteをしてみむとてするなり

嫉妬

「これよくね」
先週火曜の夜、友人と通話していた時のこと。
ある文学部の学生が就活について書いたnoteを紹介された。

所詮、学生の書いたもの—
今までに何度か就活に関するブログや体験談を読んだことがある。
どれも大したことは書かれていなかったし、今回もそうだと思った。

が、本文を読んで驚いた。
文章が上手い。言いたいことが手に取るようにわかる。
自分が思っていたこと、思っていても言葉にできなかったことが文章に表されていた。
これを同じ大学生が、しかも同じ大学の学生が書いているとは!
他の投稿も読んでみた。やはり文章が上手い。
どうやら彼は写真も趣味らしい。貼ってあったInstagramのリンクを押してみた。
文章のみらず、写真も上手い。
彼のInstagramのアカウントを見ると、投稿についたいいねの数は自分の2倍以上。

「お前勝てるもんないやん」
驚く自分に対して、友人は冗談めかしてそう言う。
負けた。自分がこの人に"勝てるもん"は"ない"。
もちろん、そんなことに勝ち負けなどないし、相手は自分の存在すら知らないだろう。
が、相手が自分を知らないことそれ自体も含め、いいようもなく悔しかった。
全てにおいて自分が否定されたような気がした。

「お前も書いてみろよ」
たしかに。悔しがっているだけでは何もならない。
できるとこまで真似してみる。ついでに作文試験の対策にもなるし。

が、上手く書けるのか—
TwitterやInstagramで「noteを始める」との投稿をする際、2・3回ためらった。しかし、やりたいことをやろうと思った時にやってみる。そう決心して投稿ボタンを押した。

酒、鉄道、飲み会、就活、友人関係、ネタ・・・

実際に投稿してみると、多くの方から反応をいただいた。これが大いに励みになった。弱い人間なので、誰かに背中を押してもらえなければ満足に動けない。素晴らしい方々に囲まれて生きている。
今回いただいたアイデアは少しずつではあるが、全て書いてみたい。
というわけで、今日からnoteを始めてみる。

文章はコミュニケーションの道具であり、伝える側とそれを受け取る側がいて初めて成り立つ。拙い文章でうまく伝えられないことも多々あろう。その際は遠慮なく質問や意見をぶつけていただきたい。この文章を読んだ方と一人でも多くやり取りができれば、一番の幸いである。

今回はごあいさつ代わりに。
最後まで拙文を読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?