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FaB日本選手権配信の環境覚書


はじめに

Squidです。
FaB日本選手権の配信環境のセットアップ及び実況を主に担当しました。
素人仕事なので非効率的でしたが、できる限りのクオリティを出したつもりです。
今後同じようなことをされる方の参考になればと思い、今回の環境を覚えてる限り記録に残します。これで少しでもカードゲームの大会配信が増えればいいなと思っています。
未来の自分の役に立つかもしれんしね~。

配信アーカイブ

用意した機材

・PC(配信用メイン)
スペックのいいやつ
実際にOBSを起動して配信してたのはこっち

・PC(映像転送用)
スペックはそんなに良くない(そのせいで少し苦労した)
配信は実況付きな関係でフィーチャーテーブルに実況が聞こえてはいけないので対戦卓と実況席は別室にする必要がありました

・PC(タイマー用)
ジャッジサイドのPCです
プロジェクターに繋いでタイマーを投影するとともに映像を転送して配信に乗せています
映像転送するようにだけしておけばジャッジ側で操作してくれたのが勝手に配信に反映されます(方法は後述)

・メインカメラ(FDR-AX45A)
お世話になっているショップで使われていたのと同じのを購入して使用
HDMI出力できるカメラならだいたいなんでもOK
なんならWebカメラでもよかったが画質に少しはこだわりたかったです

・Webカメラ(4台)
プレイヤーの手元用が2台、実況席で1台、実況席の手元用で1台使用

・三脚(5台)
すべてのカメラに必要
プレイヤーの手元用は耐荷重気にしなくていいので照明用のポールが長いやつ(漢字の”人”みたいな形状)を使用
実況席と実況席の手元は卓上の小さいやつ
メインカメラ用は先述のショップさんから借りてきました、本当にありがとうございました
ごつい三脚に延長する棒を取り付けてできる限り画角が真上になるように調整しています


追記: フィーチャーテーブルの様子の写真が出てきました



・スマホ
ライフカウンター用

・スマホの画面をHDMI出力するやつ

こういうの

スマホと組み合わせてライフを配信画面に表示してます

・HDMIをWebカメラに変換するやつ

こういうの2

大活躍
メインカメラとスマホはコレを噛ませて転送用PCにつなげてあります

・モニター(2枚)
1枚はOBS操作用
もう一枚は常に対戦卓を映す&その他色々用 データ見たり連絡とったり

・HDMIケーブル(必要なだけ)
メインカメラ、スマホ、メインモニター、サブモニターで4本使用しました

・回線
会場が素晴らしく、LANケーブルもお借りできて、上り下りともに800Mbps以上出ました(Speedtestで調べました)(自宅は90Mbpsぐらいやのにな…)

・ヘッドセット(3つ)
マイクが個別のものを使用
実況スペースが物販の横だったので指向性高めっぽいやつを選びました

・マウス、キーボード
言わずもがな必要
(モニター1枚と一緒に借りました。ありがとうございます)

用意したソフト

・OBS
なんでもできる配信ソフト
使い方はググってね

・VoiceMeter Banana
3つのヘッドセットそれぞれの音量を調整した上で、OBSには1つの音声デバイスとして認識されるので取り回しやすくなります

・VDO.ninja
ブラウザで動くWebカメラあるいはスクリーンを転送できるサービスです
会場側の映像は全てこれで転送しています
映像転送用のPCがそんなにスペックよくなかったので映像がちらついたり途切れたりしましたが、後から考えると手元カメラとかもっと画質とフレームレート下げても良かったなと思います(下げると安定する)

安く済ませるなら

PC1台とマイク、カメラ1台から始められます
映像は転送するのではなく10m級の長いケーブルで別室まで引きましょう
実際にその環境で配信した大会のアーカイブがこちらです

おわりに

配信しようとしてる人は手段だけ提示すれば後は勝手に調べてやると思いますので紹介にとどめておきます。
僕は初めての経験だったのでこのようなやり方になりましたが、もっと改善できることがあると思いますので、なにかありましたら僕のTwitterまでご連絡いただけると幸いです。
以上、Squidがお送りしました。

追記:参考程度ですが、準備完了までには4時間弱かかっています。
無理言って準備時間伸ばしてくれたBlack Frog様、ありがとうございます。

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