日常
夜中のサンマルクin恵比寿。
いや夜中ではないか。まだ23:00。
チエとミノリが隣にいる。
私達はお肉屋後のカフェタイム。
しばし漫画に熱中し気がつかなかったが、
「チエ、人間力あげよ」
という言葉が突如耳に入る。
興味が湧いた。何?凄い上目線。
右を向く。
言われた方の女はチエ。
古風な名前の割にキャバスケ?受付?
取り敢えずかわいい事は間違いない。
モデルか女優の卵並みのルック。
言った方の女ミノリ。
ぶっすーーーーーーーーーー。
太ってるし、ださい。
完全にチエの引き立て役じゃないか。
でも会話は終始ミノリ優勢。
チエ、お前はコイツとは友達じゃない!!
チエに向かって警鐘を心で鳴らす。
雑談が続いたので私も漫画に戻る。
するとチエが、ミノリに聞くのだ。
「あ!今カイくんからメールきた。ミノリ、カイくんどう思う?」
ミノリ、凄まじい守備。パーフェクトピッチングだ。
「カイはーレヴェル低いわ。無いわ。チャラいしさあ、ん〜やっぱないっしょ。貧乏電通って私なんかで読んだ。だめっしょ。」
お前のツラとスタイル見てから言え。
ふぅ〜ミノリのどこに自信があるもんなんだか。
チエが続く
「じゃあ、じゃあさ、この人は?この人出身東大の経済だけど、今度ごはん誘われてるけどどう?」
ほらね、チエには沢山のお誘いがあるのだ。
ミノリ防御続く
「こいつは無いわー。まぁ東大なら、そこそこ優秀かもね。でも、会社名聞いたこと無いね。将来性薄くない?」
チエー!!!
目を覚ませー。
残念ながらこの先は聞くこと出来ずに、
オーディエンスである我らがタイムアップ
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