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DMM inside主催の「ChatGPT×ライター〜WebライターとChatGPT活用の未来〜」というイベントに行ってきましたよー

このイベントは、Microsoft社のChatGPT担当者と、ライターのヨッピーさんがタッグを組み、ChatGPTの基本的な使い方や活用方法を実践的なワークショップを通じて伝授する、というもの。

すでに私は有料のChatGPTを使っており、今更という感じもありましたが、100人以上ライターが集まるということで。終わった後は懇親会もあるということで。これは新しい会社のリクルーティングに持ってこいなのではないかと思って。無料だし。参加してみたわけです
(イベントの詳細はコチラ→https://dmm.connpass.com/event/285229/?utm_campaign=event_reminder&utm_source=notifications&utm_medium=email&utm_content=title_link)

まあ、ChatGPTの活用方法については、予想通り特に目新しいものはなく、マイクロソフトのBing Chat の宣伝と(事前にマイクロソフトEdgeをダウンロードさせられたしw)、DMMのオウンドメディア「DMM inside」(https://inside.dmm.com/)のライターのリクルーティングだよね、という印象でしたが、今をときめくカリスマライターのヨッピーさんを生で見られたのと、実際にChatGPTを使った企画書づくりのワークショップができたのは収穫でした。

で、そのワークショップの内容ですが、次の3つのテーマから選んでAIを活用して企画書を作るというもの。


1、趣味を題材にした企画
エンタメ系Webメディア
2、知ってそうで知らない用語を解説する企画(NISA・量子力学・SDGsなど)-ビジネス系Webメデイア
3、ミドル層がビジネスで活躍する為の企画-ビジネス系Webメディア

でも、最近企画書とか作ってないしなー。
いっそのこと記事も作っちゃえば?
じゃあ今日のイベントの取材メモ(記事にするつもりは無かったですが条件反射でメモってました)を素材に、テーマ3に沿った記事をChatGPTに作ってもらおう!

と、その場で食わせた命令書が以下です。

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#命令書:

あなたはプロのライターです。以下の条件とメモを参考に、記事を作って下さい。

#条件
・ミドル層がビジネスで活躍する為の企画
・ビジネス系Webメディア
・テーマは「ChatGPTで中高年がライターとして稼ぐ方法」
・ですます調
・イベント「ChatGPT+ライター」を取材したという形で
・文字数は1500字程度
・タイトル、リード、本文に分ける
・本文の小見出しは3つ
・小学生でも理解できる文章で
・間にはさむべき写真も提案

#メモ

(イベントタイトル)
ChatGPT+ライター 

(登壇者)
ヨッピー
マイクロソフト高野さん
42Tokyo理事長・坂之上さん

(ChatGPTmについて)
創作だけでなく要約も
情報が古い
情報漏洩
知財
チャットGPTは全員触ったことがある
フリーライター2/3、社員ライター1/3

(トークテーマ1)
Q、SEO対策
量では負けちゃう?
自動で作ってねと言っても粗製濫造になる
引用して悪用される可能性ある
検索順位とられちゃう?
検索王子 辻さんによれば
中身のないもの 滞在時間が短いものは評価されないアルゴリズムなので
でも精度が上がってきたら?

(トークテーマ2)
Q、影響をうけそうな記事のジャンルは?
ハウトゥーやまとめはChatGPTが得意
取材やインタビューは苦手
おもしろいこと書いてもいっても面白くないが
プロンプト次第
数はたくさん作れるのでそこから選べばいい
今後はより人間力がためされる?

(トークテーマ2)
AI時代のライターに必須のAIライティングツールは?
参加者 
キャッチー https://lp.ai-copywriter.jp/
Notta 
リモ は日本語に特化 https://rimo.app/about/voice?utm_source=google&utm_medium=search&utm_term=文字起こし&gclid=CjwKCAjw-vmkBhBMEiwAlrMeF-K9DzA9-3H0AV6_DqBZq_NBmw2sFGfUCSVX_6mWdtDF3_2tO6lZmRoC8QwQAvD_BwE
チームスの宣伝
キャッチーを使うと上手くいけば5000文字原稿は1時間半で書けるがムラがある 2〜3時間かかるときも 使わなくてよかったと思うことも

(会場からの質問)
Q、なぜ編集者は生身のライターに仕事発注してるの?AIにまかせたら?
A、過渡期なだけで、いつかはそうなるジャンルもあるのでは? ゲームの攻略記事とか 
Q、BingCHATについて。サイトが無くなってしまうのでは?
A、検索結果のサイトの中身をまとめでくれるのでサイトの存在は必要。確かにリンクはクリックしないので……(googleもそう)

(活用例)
ヨッピーさんの知り合いの活用例
取材メモをChatGPTにぶっこみ、命令文の条件を細かく設定する。

(ワークショップ)
記事の企画書を作る!

テーマ

  1. 趣味を題材にした企画
エンタメ系Webメディア

  2. 知ってそうで知らない用語を解説する企画
    (NISA・量子力学・SDGsなど)
    -ビジネス系Webメデイア
    3. ミドル層がビジネスで活躍する為の企画
    -ビジネス系Webメディア

記事制作の方針

  1. 調べものをする
Bingで不明点などは明らかにしておく

  2. ChatGPTにアイデアを出させてみる
途中でフィードバックをいれながら記事の形にしていく

  3. 内容をある程度いれて記事化してもらう
箇条書きで良いので自分のアイデアをいれてみる

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誤字脱字すごいですが、メモのママです。
で、ChatGPT(Ver4)が作った記事が以下!

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#タイトル
「ChatGPTと共に新たなステージへ! 中高年ライターが活躍する方法」

#リード
AIの進化が世界を変えています。その中でも注目を集めているのが、AIによる文章生成。今回は「ChatGPT+ライター」のイベントを取材し、中高年の皆さんがライターとしてさらに活躍するための方法を紹介します。

#本文

**ChatGPTがもたらす新しい風景**
ChatGPTは、文章を自動で作り出すAIです。この技術は創作だけでなく、記事の要約や情報整理にも活用できます。しかし、ChatGPTが持つ情報はあくまで「学習時点までのもの」であり、最新の情報については人間のチェックが必要です。
また、知的財産権の観点から、引用を正確に管理することも重要です。これらを理解した上で、ChatGPTを使いこなすことが求められます。

**SEOとAIの関係性**
ライターが考えるべき大きなテーマの一つが、SEO対策です。しかし、ChatGPTのようなAIが量産型の文章を生み出すことで、ライターたちはSEOの競争に打ち勝てるのでしょうか?
この点について、検索王子こと辻さんは、"中身のないもの、滞在時間が短いものは評価されないアルゴリズム"であると指摘します。つまり、単に量を増やすだけではなく、質の高いコンテンツを作ることが求められます。

**ChatGPTが得意なジャンルとは?**
ChatGPTは、「ハウツー」や「まとめ」などのジャンルに強い一方で、取材やインタビューといった人間の感性や対話が求められる分野では苦手です。そのため、AIと人間のライターが協働し、お互いの得意分野を活かすことが重要になります。

**AI時代のライターに必須のAIライティングツール**
ライティングツールも、AIの進化に伴って進化しています。例えば、「キャッチー」や「Notta」、「リモ」などは、ライティングを助けるツールとして人気があります。
これらのツールを使えば、5,000文字の原稿を1時間半で書くことも可能です。ただし、品質にはムラがあり、2〜3時間かかることもあります。使いこなすには練習が必要です。

**ChatGPTの活用例**
「ChatGPT+ライター」のイベントでは、実際の活用例として、取材メモをChatGPTに投入し、命令文の条件を細かく設定するというものが紹介されました。これにより、質の高い記事を効率良く作成することができます。

**まとめ**
「ChatGPT+ライター」のイベントを通じて、ChatGPTを用いた新たなライティングの可能性を見ることができました。中高年の皆さんには、AIの力を借りつつ、人間ならではの感性や知識を活かしたライティングで、新たなステージを切り開いていただきたいと思います。

#挿入する写真の提案

  • 登壇者の写真(ヨッピーさん、マイクロソフト高野さん、42Tokyo理事長・坂之上さん)

  • ChatGPTを使って記事を書いている様子の写真

  • AIライティングツールのスクリーンショット(キャッチー、Notta、リモ)

  • ワークショップの様子の写真

  • イベント全体のパノラマ写真

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「検索王子こと辻さん」って誰よ?ですが、それ以外は……結構よくないですか?
今までも個人的に同じようなことを試していたのですが、あまり良い記事を作れたことがなく、諦めていたのですが…内容が自分(ChatGPT)のことだからですかね? 
細かくタイトル、リード、本文と構成を指示し、小見出しも指定したのがよかったのかも。
「小学生にも分かるように」というのは、僕の経験上、結構使えるプロンプトです。
それにしても、一発でこれはなかなか優秀だなと。
特に、挿入する写真の提案は初めての試みでしたが、かなりまともな提案です。

ちなみに、作ったものはgoogleフォームにて提出するのですが、そこにはお題として〈③「ミドル層がビジネスで活躍する為の習慣」記事の企画 -ビジネス系Webメディア〉とありました。
あれ、ミドル層がビジネスで活躍するための“方法”じゃなくて、 “習慣”だったか!?
改めてやり直したのが以下の記事です。
(命令書は、テーマの部分だけ、「ChatGPTで中高年がライターとして稼ぐための習慣」としました。後は一切変えていません。

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#タイトル
「ChatGPTでスキルアップ!中高年がライターとして成功するための3つの習慣」

#リード
人工知能(AI)の進化は止まらない。今回は、AIによる文章生成、ChatGPTを活用して中高年がライターとして成功するための方法を紹介します。新しい時代のビジネスチャンスを掴むために、一緒に学んでいきましょう。

#本文

**ChatGPTとは?**
ChatGPTはAIが文章を自動で作り出すツールです。このツールは、創作や文章の要約作成などに使えます。ただし、ChatGPTの情報は最新のものではなく、情報が漏れる可能性もあります。そのため、正確な情報を提供するためには、人間がチェックをすることが大切です。

**ライターとして成功するための3つの習慣**

  • *SEO対策を理解する*
AIが文章を作れるようになった今、量だけでは競争に勝つことは難しくなってきました。そのため、SEO対策が重要になってきています。検索エンジンは、ただ多いだけの情報ではなく、価値のある情報を求めています。つまり、質の高い記事を作ることが求められているのです。


  • *ChatGPTの得意なジャンルを理解する*
ChatGPTは、「ハウツー」や「まとめ」などのジャンルが得意ですが、取材やインタビューなどの人間の感性が求められるジャンルは苦手です。ですから、ライターとしての力を活かすためには、人間が得意とする分野で執筆することが大切です。


  • *AIライティングツールを使いこなす*
AIの発展に伴い、ライティングツールも進化してきました。「キャッチー」や「Notta」、「リモ」などのツールは、文章作成の時間を大幅に短縮します。ただし、これらのツールを使いこなすには練習が必要です。繰り返し使って、自分のライティングスキルを高めていきましょう。

    #まとめ
    中高年の皆さんもChatGPTを活用して、ライターとして新たなステージを切り開くことができます。人間ならではの感性や知識を活かしつつ、AIの力を借りて質の高い文章を書くことで、ビジネスの成功に繋がるでしょう。

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イベントを取材したことは入っていなかったのですが、これもそれなりの形になっています。
もちろん、薄っぺらい感じは否めず、どこかで見たまとめ記事のような文体なのですが、土台づくりや下書きには十分使えそうという印象です。

ワークショップの後は懇親会。ここでたくさんのライターさんと話せたのは大きな収穫でした。
こういうイベントに来ているくらいですから、皆さんChatGPTは使っていて、使える部分と使えない部分、課題を冷静に見極めている様子でした。
特に、「ファクトチェックは絶対必要だし、そのためには基本的なライターのスキルがむしろ求められる」とい意見には大いに賛同。

でもまてよ。

そこには「そうあって欲しい」というバイアスも絶対入っているわけで。

さらに進化して、臨機応変に質問できるAIができたら、それをアバターに搭載すれば、少なくともメタバース上でオンライン取材はできてしまう。

すなわち、僕みたいなインタビュー中心のライターも、安穏とはしていられないのです。

くわばらくわばら(←死語?)

ライターの前途は多難。でも、だからこそ楽しみなのであります。

★ライターによるライターのためのライターの会社を設立しました!
「きいてかく合同会社」

ピンと来た人は、ぜひご連絡下さい。

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