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シミ対策

「肌キレイですね」今でこそ、よく言われます。
「何しているの?」いろいろです。

私は子供のころからソバカスっ子で、親の顔も斑点だらけ。顔の造形よりも、その変な点々が気になる子で、レーザーとは30代前半から10年以上のお付き合いです。昨日や今日始めたことじゃない。それはたまたまコンプレックスを克服したかったから。一方で周囲の同世代は、仕事だったり、子育てだったり、それ以外のことのタスクでパンパンで、お肌ツルツルの若い時分にわざわざレーザーの知識の得る必要性も、機会もなかった。それだけなんですけど、彼女らは40代になったときでいざシミが気になったら、年齢のせいにしてあきらめてしまうんですね。それ消せますよ、と、ずっと応戦してきた私は思うのですけど。40代の今からでも間に合うというか、今から初めてちょうどいいのでは?と思う。私のこれまでの10数年の経験からのまとめでいいとこどりしてください。


私はこの分野の専門家ではなく、イチ消費者、イチ被験者です。私がやってきた軌跡となりますが、この経験が、そろそろ気になる方の参考になれば幸いです。

シミの対処方法には以下の方法があります。

①レーザー  A.フォトシルク  / B.ルビー(ヤグ)レーザー / C.ピコ
②内服薬  トラネキサム酸 ・ システイン ・ ビタミンC
③化粧品  ハイドロキシン他


私の体感の、それぞれの特徴

①レーザーについて

A.フォトシルク
 →万能、初めてならこれ。これで全体的にやっつけてからが効率いい
 ・薄いシミには効かない 続けて4回ほどで効果MAXの状態
 ・1度でも十分、続けて複数回施術後は、数年に1度でいいと思う
 ・直後にメイクOKだけど、往復ビンタ20回ぐらい受けたような
  ダメージあるので、その後の予定入れない方が無難。
 ・高額なシ〇ノとか表参〇とかにも行きましたが、どこも同じ
  正直、腕の差は全く感じない 一番安いのは品川スキンクリニック
  行きやすいところ、もしくは一般の皮膚科でじゅうぶん。
 ・施術は絶対に春夏避けること、施術後向こう3ヶ月は紫外線ご法度

B.ルビー(ヤグ)レーザー
→濃いシミを狙い撃ちで消す
 これは一般の皮膚科に相談した方がいい。
 美容クリニックは費用が高くなり過ぎる。ちゃんと見積もりを取ろう。
 某美容クリニックで8万円、一般の皮膚科では1万円見積でした。 
フォトシルクと違って、1週間ほど絆創膏の上、いったん濃くなるので、施術日を計画的に 決めた方が良い。年末(←おススメ)はめちゃくちゃ混みます。早めの予約が必要。フォトシルクと、ルビーは併用可。


C.ピコ
肝斑に唯一効くと言われるレーザーです。ですがやっていないです。未遂です。10万円弱の金額に躊躇しまして、ずっと保留にしてましたところ、一般の病院で内服薬を処方され、レーザーに頼らずその内服薬で肝斑消えました。見た目にハッキリ肝斑出ている人が、2か月通って全く効果が出ていなかった話をしていたので、このレーザーは効く人の方が稀な気がします。「肝斑にレーザーは絶対NG」だと、一般皮膚科医は断言していました。


②内服薬について

トラネキサム酸・システイン・ビタミンCがワンセット。

トラネキサム酸:炎症を抑える、メラニン色素の生成を抑制
システイン:皮膚の代謝を促進、体外への排出をうながす
ビタミンC:コラーゲンの産生促進、抗酸化作用

です。
体感ですが、1年飲んだら、シミ全体が全体的に薄くなり、ハッキリ出ていた肝斑(両頬の左右対称三角シミ)はほぼ消えました。肝斑は保険適用されますが、それは、病院で“肝斑”の診断結果が出た場合です。予防ではなく、実際に症状が出ている状態になっていた場合です。保険適用となると薬代は月々1000円ぐらい。これを、美容クリニックで予防的に処方してもらうと1万円ぐらいになる。市販薬だと5000円ぐらい。ただし、市販薬は処方される薬よりも含有量がずっと少ない(ほぼ半分)です。この内服薬は1年ほど飲み続けないと効果が出ないので、変な話ですが、症状が出てからの方が、経済的にむしろ長く続けられるような気がしないでもないです。肝斑は皮膚科だけでなく、更年期障害で婦人科での処方もあり得ますし、病院に月1回行くのはなかなか面倒ですので、病院選びが重要です。症状が出ているなら、普段行っている病院に一度相談してみるのはアリだと思います。

なお、トラネキサム酸はその「炎症を抑える」作用で、咳止めなどにも使われる薬なので、コロナ禍の最中では、薬の入荷がなく、即日処方されないことがことが何度かありました。ということも、念頭に置かれるとよいかと思います。

③化粧品について

これについては明確に効果があったモノに出会えていない。
①レーザー、②内服薬やったうえ、「おまじない」で好きなものを使う、でよいと思う。上からアプローチする、化粧品については別項で記載しているのでそちらもご参照ください。



なにからやったらいい? 順番について

いろいろあってよくわからなくなりますよね。下記、体感での参考ですが…

<肝斑ない場合>
1年目 フォトシルク複数回集中
2年目 内服薬だけで様子見
3年目 薬で消えなかったものをルビーで焼く
4年目 たまにメンテでフォトシルク

<肝斑ある場合>
1年目 皮膚科へGO 内服薬だけで様子見
2年目 フォトシルク + 一部ルビー
3年目 フォトシルク複数回
4年目 それでも消えなかったものをルビーで焼く

かなあ、と思います。
とはいえ、ぶっちゃけ「シミゼロの素肌」にはなりません。レーザーに1回いけばきれいサッパリつるん、とはいかない。ルビーで消え切らなかったり、何かが薄くなると何かが出てくるような、モグラたたきのようなところがある。間を空ける必要もある。

まあでも、だいぶ、気にならないようにはできます。肌から浮かず、シミも隠せるコンシーラー探しとか、本当にストレスでしたし。今、コンシーラー塗り忘れても、シミそのものがほぼわからないですからね。塗り忘れられるんですよ!それだけで嬉しい。私は鏡を見るたび、顔の斑点に暗い気持ちになっていたんですが、もし同じように思うなら、そろそろ試してみるのも悪くないと思うんですよ。内服薬は1年経たないと効果が実感できないけど、1年後は明らかに違いますから。気になる箇所が複数ならフォトシルク、部分的ならルビー、とレーザーも役割分けて、いつかの同窓会へ行くのを楽しみにしましょう。


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