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社労士受験|勉強法とポイント(体験記)

こんにちは、Reiwa社会保険労務士事務所の久米です。コメダでキーボード叩いております。おすすめはティーフロート。甘いは正義。

今回は、私が合格した年度の勉強法を簡単にまとめました。社労士事務所に3年いて数回受験しているので、初学の方は参考にならないかもしれませんが、1人の体験談として読んでいただけましたら幸いです。

合格のすすめ!勉強のポイントは?

受かった年度は、次の5つに注意して勉強しました。

①勉強方法は自分にあったやり方にする
②時間で管理するんでなく「量」で管理する。
③条文は音読
④当日は受かるぞ!ではなく自己最高点をとる!と意気込む 。
⑤できないときはやらない。

①勉強方法は自分にあったやり方にする
他人の勉強方法が自分に合っていないと思ったら、スルーしました。その人がその方法で受かったってだけの話で、自分に合ってなければ効率が悪すぎるので。複数の合格者からお話を伺い、自分に合っていそうだなと感じたやり方で勉強するのがおすすめです。

②量より質にこだわる
勉強○時間した!〇時間やる!」

この宣言、大事だとは思うのですが、勉強の効果が出なければどれだけ勉強しても意味がありません。

私は受験生時代、平日は毎日2~3時間勉強し、土日は10時間くらい机に向かっていました。そして3回、落ちました。ある日、

勉強時間の数よりも、「どれだけ濃い勉強をしたか」が大事なのでは?と思い至ります。

「〇時間も勉強した!自分スゲー!!」と勉強した気になり、きちんと内容を理解するという本質が置いてけぼりになっていたのです。

そこで「教科書を〇ページ読む、問題集を〇ページやる」とノルマを設け時間管理をやめました。

時間管理をやめるメリットは、濃い勉強ができることと、はやく済んだら自由時間が生まれる点。

③条文は最低でも1回は音読
条文読むのはおすすめです。耳にも入ってきますしね。記憶に残りやすい上に、条文独特の言い回しや文脈に対する免疫ができます。この条文の流れがつかめると、選択問題で悩んだときも答えを選びやすくなるのでおすすめ。

④受かる!ではなく、自己ベストを目指す
受かる~~~!!!!今年で受験は終わりじゃい!!!!!!

この意気込み、わかります。

でも年に1度、合格率10%切っている試験で落ちたら来年も苦しい1年の幕開けです。コワイコワイこわいこわい。肩に力入りまくるっちゅうの。試験当日まで来たら、やってきた勉強の成果を出し切るより他ないんです。そんなときに力んでいたら、本来の力が発揮できないでしょ?(私はできません。断言)

「受かんなかったらつまり…落ちる……おち……ひいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!来年いやだあ!!!!」

こういう心境になります。
本番。

「力を出し切って自己ベストとるぞ!」
こんな意気込みで問題に向き合うったおかげで、肩の力が抜けていい感じに解けました。

⑤できないときは無理してやらない
受験生の頃、うつ病治療中、フルタイム、正社員私1人で休めないの無理ゲー状態だったので、どうしても体調が悪くて勉強できないときがありました。

病気じゃなくても仕事が忙しすぎるとか、育児や介護に追われているとか、人によっていろいろ事情がありますよね。

できないときに勉強するのは、あまりすすめません。

休むときは休む。

これって受験関係なく鉄則だと思うんですよ。

体調が悪いときや忙しくて体力がないときに無理すると、体壊して逆に時間をロスするので、しっかり休んでできるときにやったらいいんです^^

それに体調悪いときは頭に入らないから、効率悪すぎます。

ただ「気分が乗らない」はべつ。それはあかん。やりなはれ。1、2、3。で机向かいましょ。教科書は開いたまま机に置いとくのがおすすめ。乗り気しないは勉強しない理由になりません。

勉強方法

合格した年度は「資格の大原」に行っておりまして、そのときの勉強法を書きます。

▶具体的な勉強法
通学+問題集を3~4回解く+テキストを3~4回読む

▶使用した問題集「みんなが欲しかった!社労士の問題集」
そう、TACです。大原行っていましたが、問題集はTAC使っていました笑

一発独学合格した人に勉強法を聞いたところ、この問題集をすすめられました。その人、すんごいめんどくさがりだそうで、とにかく見やすい&わかりやすいのがいいと思ったんだそう。

なるほど。

即購入。

というわけで、大原からもらったトレーニングはやっていません。TACの問題集を3~4回解きました。

ただ、大原の問題集が宿題になっていて、大原の先生が毎時間、宿題やってきているかのチェックをするんですよね。私、真っ白ですから気まずかったです。ヨソの問題集やってます、とも言えなくて。(今なら言うけど)

▶問題集の解き方
まず1問をとくのに自分が何秒時間を使っているかタイマーで計りましょう。ちなみに私は難問やニガテな問題でなければ、1問に大体3~10秒。

間違えたら必ずテキストを開き、書き込む。このとき使うペンはフリクションがおすすめ。サブノートは作りませんでした。すべてテキストに集約。

「間違えたらテキストを読む」を徹底するのが大事。これをやらないと何度も間違えます。なぜなら、間違えた理由を自分がきちんとわかっていないから。上辺でわかった気になっていたら、別方向からの出題をされたとき、つまずきます。

確実に解ける!と自信がある問題は×印をつけて、やらない。こんなん解くの時間の無駄です。自信のある問題に正解したからといってトータルの正答率があがるだけで合格に近づくわけではないので、解ける問題はやらなくてヨシ。

▶テキストの読み込み
試験当日までやりました。

直前期には何をした?

追い込みの時期にやってよかったと思うことは、この2つです。

①大原の直前期講座を受講する
②スマホとテレビを封印

大原の直前期講座はめちゃくちゃおすすめです。まわりから刺激をもらえるし、気分転換にもなります。

そんでスマホとテレビ。

特にスマホは仕事柄オフできない人、いるかもしれませんが、ほぼオフにしていました。

仕事の連絡が突然来る!って人もいるでしょうし、緊急の連絡がある人もいるかもしれませんが、理由なく惰性でスマホ開くくせがあるなら、オフにしちゃいなよ。って思います。調べものは付箋に書いてまとめてできるんだし。(それが嫌な人もいるだろうけど)大きいブロック型付箋を持ち歩いていました。

まとめ

ざっくりまとめると、こんな感じです。

・試験当日は「自己ベスト」を目指す
・条文は音読
・質の高い勉強をする
・休むときはしっかり休む
・問題集で間違えたら必ずテキストを読み返す
・自分が問題を解くスピードが何秒か把握する
・サブノートは作らず、フリクションでテキストに重要なことを書きこむ
・確実に解ける自信のある問題は思い切ってやらない
・直前期はスマホを封印(可能であれば)
・直前期講座を受ける
・当日は必ずテキストを全部持っていく

なんでサブノートを作らないか、というと当日荷物が増えるから。テキストに全部集約しておけばテキスト全教科分持ってくだけで済みます。

それでも量すごいんですけど、更にサブノートまで作って持っていったら読む対象が増えて効率悪いんですよね。


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Reiwa社会保険労務士事務所
代表 久米 和子
HP:https://sr1reiwa.wordpress.com/
Instagram:https://www.instagram.com/reiwa.sr/

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