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変わらないことも一つの生き方

「変わらなきゃ」
そう思うことって多いと思います。
何でもできる人間はいないし、いつでもちゃんとできる人間もいません。
だから、だらしない自分にいつもイライラすることってあるんですよね。
子供の頃は特にそうで、ちゃんとできるように「変わらなきゃ」って思った人も多いんじゃないかと思います。

大人って、「変わらないくてもいい」とは言ってくれないものです。
常に前進を求められる。
変化を求められてしまう。
そういう圧力に急き立てられて、変わろうとして変われず自己嫌悪に陥ることもあります。

今は変化の時代だとも言えます。
毎年いろんなことが起こります。
10年に1度とか100年に1度とか、最近はよく言われてますよね。
今もコロナで人々の暮らしは一変してしまいました。
今後もコロナを受け入れた生活を余儀なくされてしまう。

時代が大幅に変化していくことで、個人もその変化に抗うことができず、変化を強いられてしまう。
でも、変われない人はいます。
いや、変われないことの方が多いと思います。
みんな、時代の変化に追いつけずに置いていかれてしまうのです。
そんな状態だと「つらい」「悲しい」と思ってしまう。
この状態がいけないことだと思ってしまう。
変われない自分は悪いんだと思い込んでしまうわけです。

しかし、本当に変われないことがいけないことなのでしょうか
私は、変われなくてもいいと思っています。

もちろん、変われる人は変わっていいです。
できる人はやってください。
ただ、できない人を巻き込むのはやめてください。
変われない人を見下さないでください。

今、焦って変わらなくても、いずれ変われる人もいます。
自分のペースで変わればいいのです。
もちろん、変わらなくてもいい。
変わることが正しいわけじゃない。

私が最近感じるのは、生きるってことは流れるようなイメージに近いということ。
自分で積極的に流れていくこともあれば、流されていくこともある。
どちらにしても、流され、前に進んでいく。
後ろに戻ることはない。
良くても、悪くても、何にしたって流れていく。

この流れていく人生の中で、変わるも変わらないも大きな差はないんじゃないかと感じているのです。
変わって、自分の思う通りに流れていくこともできる。それはそれで良い人生だと思います。
でも、変わらずに、ただ流されていく。それでも前に進んでいくという人生も当然あるんじゃないかと思うのです。

この両方の人生のどちらかが正しいということはなく、どちらも正しい。
いや、正しいというよりは、特に良し悪しはないのです。
あるのは単なる好き嫌いだけ。
変わりたい人は変わればよく、変わりたくない人はそのままでいい。
変わりたくても変われない人も、とりあえずはそのままでもOK。
いつか変わるタイミングがきっときますので。

でも、流されていくだけの人生だとしても、実はゆっくりと変わっていってるということは覚えておいてほしいと思います。
究極的には、変わらない人間などいないのです。
自分では気づいていないけど、変わっていっているのです。
だから、変われないことを変に嘆く必要もなく、人生に流されながらも自分という人間は、意外といい感じに変わっていっているのかもしれません。

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