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【ネタバレなし】キミと談(かた)りたいレビュー【マーダーミステリー】

こんにちは。するめです。
「マダミス666」内の1作品「キミと談(かた)りたい」を遊んできましたので、そちらのレビューをさせて頂きます。

の前に、まずは「マダミス666」の説明です。
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★マダミス666とは★

マダミス666は、6人の作家が、同じ6人のキャラクターを使い、
6作品のマーダーミステリーを制作するプロジェクトです。
世界観、ストーリー、起こる事件はさまざま。
同じキャラクターで6本遊んだり、世界観ごとの違いを楽しんだり、ぜひ仲のいいお友達と遊んでみてください!

マダミス666公式サイトより
マダミス666のプレイアブルキャラクターたち

「マダミス666」の最大の特徴は、スターシステム制(ひとつのキャラクターがいろいろな役を演じる)を採用することで、6作品のすべてを同じ見た目・性格概要キャラクターで遊ぶことができる点です(あくまでスターシステムですので、詳細な性格やキャラ背景は若干異なりますが)。
通常はマーダーミステリーというゲームシステムの都合上、同じキャラクターを別作品で演じることは難しいです。が、この「マダミス666」なら、気に入ったキャラクターで最大6作品も遊ぶことができるのが最大の魅力となっています。1作品を遊ぶだけでも楽しい作品ではありますが、もし6作品をすべて遊ぶことができたなら、キャラクターにも愛着がわき感動もひとしおとなることでしょう。

「マダミス666」の説明はここまでにして、ここから「キミと談りたい」の説明に入っていきます。
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★シナリオ概要★

マーダーミステリー「キミと談(かた)りたい」
プレイヤー人数:2人もしくは6人
*2人で遊ぶ場合は、①それぞれ遊ぶキャラクターを3人ずつ決め、②1ゲーム毎に1キャラを演じ、③ルールブックに従ってプレイ進行を行う、という遊び方となります。
プレイ時間:およそ3時間ほど
舞台:ファンタジー、学園

集まった生徒6人は「ある事件」をきっかけに結界に閉じ込められ、事件の記憶も失ってしまう。
プレイヤー2人は、生徒6人から1人ずつを選び、脱出方法や、相手が隠していることなどについて議論します。
1回のゲームで真相にたどりつくのは難しいでしょう。2回、3回と別の生徒でプレイすれば真相に近づけるかもしれません。
真相にたどりついたとき直面する新たな真実、そして「最後の選択」とは?

マダミス666公式サイトより。「プレイヤー2人」と書いてありますが、6人でも遊べます。

ゲーム中の選択によってストーリーに細かく分岐が発生するため、1回1回の決断がかなり重要となってくるゲームとなっています。
自キャラ、そして他キャラの決断が後々どう響いてくるのか…。この緊張感が、ゲームの展開を読めなくし、対話フェイズの時間をより濃密なものとしているように感じました。

シナリオの説明が長くなりましたが、ここから「キミと談りたい」のレビューとなります。
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私の好き度 ★★★☆☆
(★1: 自分には合わなかった 
★2: 自分には合わなかったけれど部分的に好きなところがあった 
★3: 好き。基準点 
★4: とても好き。オススメ 
★5: むっちゃ好き。超オススメ。)
→他キャラクターと1対1でじっくりと話し合えるのがとても良かったです。各キャラクターの性格や背景を深堀りできるため、ゲームが終わったころにはすべてのキャラクターに愛着が湧いており、かなり満足度の高い作品でした。ストーリー性もかなりあり、次々に判明する新事実を基に思考を二転三転させるのがかなり楽しかったです。
ただ、一つ頭によぎったのは「TRPGのゲームブック」に似ているな…ということでした。ゲーム中に発生したフラグを基にエンディングが決まる場面では、特に強くそう感じました。私がマダミスに求めているゲーム性は、「与えられた情報を基に状況を推理し、エンディングでその答え合わせをする」というものだったため、マダミスとしてお出しされた本作には少々ギャップがありました。
とはいえ、ゲームとしてはとっても面白いと思います。キャラクターになりきるのが好きな方には強くお勧めをしたい作品です。

ロールプレイ重要度 ★★★★★
(★1: プレイヤーとして話しても問題なくゲームが進む。
★2: プレイヤーとして話しても問題ないが、一部キャラクターとしての思考・発言を求められる場面がある。
★3: キャラクターになりきって発言する必要がある。
★4: キャラクターの背景設定を深掘りし、その解釈を演技によって他プレイヤーに伝える必要がある。
★5: キャラクターの背景設定を深掘りした上で、ゲーム方針を左右する発言・意思決定を行う必要がある。)
→各キャラクターとの談りの最後に、自分のキャラクターの行動・意思選択を行うフェイズが入るため、★5です。
なお、自分の選んだ選択肢は相手プレイヤーに公表する形となるため、相手の目的と相反しそうな選択肢を選ぶ場合は予め理由を考えておくと吉です。

推理難易度 ★★☆☆☆
→情報をしっかり精査すれば事件の背景が明らかにできる難易度です。皆でワイワイ謎と向かい合いたい人におすすめです。
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遊んでいたときは「AとBの選択肢が提示されているけれど、片方の選択肢を選ぶ理由は私目線思い当たらない。最善の選択肢を双方選べるように説得ロールを行い続けるゲームかな?」と思っていたため、その『選ぶ理由が思い当たらない』選択肢を選ばれ続けた時は内心「自分ってコミュニケーション力ZEROってコト!?」と凹んでいました。蓋を開けたら相手方にも理由があったため心底安心しました(それはそれとしてコミュ力が足らなかった説はありますが)。相手には相手の都合がある、その通りです。

もしもこのレビューを読んで「キミと談りたい」を遊んでみようと思う方は、ゲーム中に提示される選択肢への回答に一喜一憂せず、「きっとこのキャラクターにも事情があるんだな」と思いながらプレイしてみてください。キャラクターの真意を見つけられた時の感動はひとしおです。

おわり。


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