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憧れのタイ3週間の旅 ~準備編~

3週間もかかってないけど。
2024年1月にSRSを受けるためにタイに行ってきたので、その時の渡航記録です。
この記事では、荷物の準備について書きます。

旅のまとめ

  • 渡航期間:2024/1/14~31

  • 手術日 :2024/1/15

  • 術式  :SRS2(反転法)

  • 病院  :Kamol cosmetic hospital

  • アテンド:ISK Bangkok

  • 備考  :友人と2人で一緒に行きました



先駆者に倣ってウチもnoteに旅行日記を付けることにしましょう。
最近でも参考になるnoteがポツポツ公開されていますね。読んでて面白いし。
というか遅筆過ぎて私より後に渡航した人の日記もあるし。
私の旅行日記がどこまで面白くなるのかは知らん。

はじめに

これはあくまで一個人のタイ旅行日記であり、視聴者㌠がタイ旅行した際にどうなるかは分かりません。
また私は、ナースとアテンドのいっくんから口を揃えて「かなり幸運なレベルで経過が順調」と言われていたので、視聴者サンチームが実践した際は不正出血するかもしれないし、うっ血したり壊死したりするかもしれません。そこのところを何卒ご理解ください。

病院と術式について

ガモン病院を使うことは最初から決めてました。手技は確からしいがあまり情報に接しないスポーンは気になっていたけども費用面で除外。国内は最初から検討していない。先人の知恵と技術力重視だったので。わざわざタイにまで行くので、病院にも患者にも経験知が溜まっているガモンを選択。

術式は個人的に反転法か膣なしかの2択だったが反転法を選ぶ。S字結腸法はダウンタイムが長く制約も多く腸液への対処も大変だと思って外した。時事に疎いのでPPVのことは直前まで知らなかった。

アテンドの手配

一昨年後半から友人氏と仕事が落ち着くタイミングを見て同時渡航を検討していて、去年5月くらいから本格的に動き出す。最初は自己手配(アテンドをつけずにガモン病院に直接予約を入れること)を予定していた。個人手配した友人を知っていたし、何より安いし。

そこで、予約状況を聞こうとガモン病院の日本人スタッフさんにメール連絡してみたところ、そのスタッフさんの都合が悪く2023年下期は帰国していることが判明。つまり頼れる日本人がいないかもしれないということなので、アテンド会社の利用を検討することに。

ネットで調べて、昔調べた時の記憶と照合して信頼できそうなところを何個か見繕って、その上で界隈の友人の採択率とお財布と相談した結果、ISKに頼むことにする。
ISKにメールを出して術式とか大雑把な見積もりとか日程を出してもらい、ISKが持ってるガモンの予約枠の都合で手術日程が決まる。
以降ISKのいっくんとメールでやり取りを重ねていった。

渡航の準備

下記の持ち物を気合いでスーツケースに詰めます。場所をとるけど消耗品だから帰国時のことを考えなくて良いマスクとナプキンは良いとして、気室の半分に収めるようにしましょう。ダイレグッズが半分を占有します。

スーツケースについて

スーツケースは買おうか少し悩んだけれど結局レンタルにしました。軽さ最優先でサムソナイトのシーライト。機内預け入れ最大サイズ(94L)を旅行前後合わせて3週間ちょい借りて1万円ちょい。

貴重品など

これがないと始まらないGID診断書。東京の主治医から取得。この先生とも10年近いお付き合いなのか。びっくり。
そしてこれも必需品、パスポート。夏に帰省した時に戸籍謄本を取って作りました。

次に航空券はせっかくなのでタイ航空で。一番安いルートだったNRT→BKK/ /BKK→HNDにしたけれど、それでも¥95000-。タイ航空は一回破産したから高くなった?航空券はアテンドさんに頼むこともできたけど、自分で購入する。これがのちのフラグになります。

お金。手術代もアテンド代も銀行振込にした。アテンドさんからは現金で持って来てもまずバレないから大丈夫だよと言われたけれど、こちらからお願いしたらガモン病院の口座とアテンドさんの口座を教えてくれた。アテンドさんの口座は国内だったのでそのまま振り込んだが、ガモン病院の口座は当然国際送金が必要になる。

自分の銀行での手数料と国際送金サービスの手数料を比較してWiseという送金サービスを利用。ただしWiseは1回100万円までしか送れなかった(当時)ので฿165000-ずつ2回に分けて送金する。2回に分けて手数料が2回かかってもなおWiseの方が安かったし、ガモン病院も問題なく受け取ってくれた。
(Wiseについて、最近100万以上の送金ができるようになったよというDMが入っていました。最新の状況は各人調べてくださいm(_ _)m)

銀行振込にしたのでそんなに多くは持っていかなくて大丈夫だったけれど、ゆとりを見て40万くらい持っていった。めっちゃ余った。40万の中には脱毛OPTを現地で付けた場合用の฿25000-(=¥100000-)も含まれてます。OPT付けなかったので20万くらい余った。

自治体発行のワクチンパスポートは一応用意したけど全く使わず。いらない。渡航前のPCR検査は悩んだ末に受けず。結局病院の検査で陽性だったら意味ないし。
他、海外に長期滞在するならおすすめのワクチン(AB肝炎とか)も受けてないです。そんなに外出ないし、郊外に行くこともないので。

旅行保険は渡航前日に思い出してソニー損保で¥12000-くらいで契約。ソニー損保にした理由は、自動車保険がここだから。自宅を出る日から自宅に着くまでが旅行期間です。私の場合は1/13~2/1で契約しました。

通信については現地SIMではなく、アテンドさんのwifiルーターでもなく、ahamoを契約しました。海外でも追加料金なしで15日間使えます。でも旅行日程は17泊。2日足りません。よって最後の2日間は人権なし(128kbps)。ホテルやアパートメントにいる間はwifi飛んでるから良いけど。特にアパートメントのwifiは爆速で100Mbpsを叩き出す。
旅程が1月に収まってるので、1月だけ契約して帰国後ホテルで速攻解約した。

同様にVPNも契約していない。私はアマプラしか試してないけど、アマプラオリジナルの番組は海外でも見れた。でもたけし城は見れなかったので日本のオリジナル作品はおま国かも。

衣類

持って行った衣類
服なのでなんとなくモザイク

入院中はひつじの病院着で、アパートメントに移ってからは基本の毎日モンベルのご当地ウィックロンを着てました。3枚持っていった。ウィックロンは速乾だし消臭効果もあるので有能。下はスカートかガウチョ。外出するならそれにラッシュガードも。夜はパジャマ。

いっくんからはお気に入りの服は絶対に持ってこないようにと言われていたが持って行った。no.sのシャツワンピース。そして術後経過も順調だったので終盤バンコク中心街にお出かけするときに着て行った。

下着類は上はふつうで良いとして、パンツ。普段良く履いてるボクサータイプ、捨ててもいいGUのしょぼいやつ、サニタリーショーツを持ち込んだ。
結果としてはしょぼいパンツが締め付けゆるくて一番いい感じだった。ボクサーとサニタリーは締め付けがあるので2回目の抜糸以降、ある程度回復してから履くようになった。

その右のミント色はタオル。これは要らなかったが、その上に乗ってる洗濯ネットは必需品。

食料

持って行った食料
持ち込んだ食料

日本食をたくさんもってこいといっくんに言われたので一応持って行ったが、幸いにしてタイの屋台飯おいしく食べられたので全然減らなかった。カップ麺とか邪魔なだけなので最後にいっくんに寄贈した。でもリゾッタは食べてみたかったので持って帰った。美味しかった。

ちなみに屋台は辛いのが苦手でも大丈夫。中華系タイ料理は辛くないのたくさんあります。屋台でも辛くないように注文できる(作ってくれるとは言っていない)。

意外と有用だったのが味噌汁で、ガモン水で味噌汁を作ることで一気に200mlくらい水を消費できる。ライフハック。

写真右下、水責め対策のポカリ粉と原液カルピス。私はガモン水を特にまずいと思わなかったのでこれで何とかなったけど、友人氏はもっとたくさん持って来てたしもうちょっとあったほうが良いと思う。
水責め対策がなくて水が飲めない場合、どうしてもというならタイにもポカリとか売ってる。でもタイは飲用水がかなり安いので、単純にコスパが悪い。

その他生活用品

持って行った生活用品
身の回りの生活用品

左上、食器類。器2枚持って行ったけど1枚(外側、紺色の方)しか使わず。ニトリの速乾性のあるプラボウルを持って行った。結構使える子。水切れが良くて洗い物が楽。ただしラップがお皿に全然くっつかないのが欠点。コップは特筆すべきことなし。持ち手が畳めるアウトドア用のやつ。

その右、メモ用紙とビニール袋とラゲッジスケール。ビニール袋は飛行機の気圧変化対策で液体物を包んだあまり。漏れてなかったし特にいらない。ラゲッジスケールはあったらあったで便利。

その右、マスク。必需品。病院やダイレルームはマスクルールです。守ってない人たくさんいたけど。

右端、ナプキン。ショーツタイプと多い日夜用を持って行ったけれど、こんなにハイパワーなのは要らなかった。これは個人個人の経過によるので何とも言えないけれど、私は回復がやたら順調だったのでこんなにゴワゴワしたのは不要だった。
基本的に日中はいっくんが買って来てくれたソフィ(タイver)、寝る時は写ってる超熟睡を使用していた。
ダイレ開始後のナプキン使用頻度は、朝起きて変えて、午前ダイレで変えて、午後ダイレで変えて、7時くらいに変えて、寝る前に変えていた。ただし、ダイレルームでは交換用のナプキンをもらえるので手持ちの消費量はそれほどでもない。

中段に移ってほ窓柄のものはラップ。晩ごはんを温めるのに一応使った。
その右は食器洗剤。ほんの少しだけ取り分けて持って行った。
中段右端はおしり拭き。ただのウェットティッシュとして使っていた。

下段左は箸。割り箸と普通の箸を持っていったが、朝ごはんのカトラリーをストックしたり屋台でカトラリーつけてくれるところがあったりで意外と使わなかった。半分くらい余ったかな。割り箸だろうが何だろうが洗って再利用すれば良い話なのでこんなには要らなかったか。

その右はアトピーの薬とロキソニンと熱さまシート。ホルモンバランス崩壊で熱が出るかもしれないからと持って行ったが使用せず。

その右、歯磨き、シャンプーとコンディショナー、日焼け止め、ヘアブラシ。シャンプーコンディショナーは100均の200ml容器に詰めていったけど、絶対こんなにいらない。100mlでも余るくらい。友人氏は試供品みたいな形状の旅行用使い切りパックを使用していた。ヘアブラシはタングルティーザーを愛用している。

最後に洗濯洗剤。これは旅行用で小分けになってるやつ。タイは硬水だけど『硬水対応!』みたいに売り文句として表記しているのが近場に売ってなかったので普通の旅行用。特に問題なし。

写真に写ってないけれど、靴。普段履いてるのが脱ぎ履きしにくいスニーカーなので、かかとが柔らかいスリッポンをしまむらで買って持って行った。

これも写真にないけれど、メイク道具。メイク道具というか身だしなみを整える爪切り、毛抜き、カミソリの類。足すメイクは全くしなかった。普段から化粧水じゃなくてアトピーの薬塗りたくってるので…。脚剃ったり足の爪を切る体勢を取るのがしばらく大変困難になるので事前にしっかり処理しておきましょう。

暇つぶし道具

PCや小説などの暇つぶし道具
PC、TWSイヤホン、さよちん、小説、Switch

ある意味最重要。スマホは言わんでも良いとしてタブレットとかPCも暇つぶしにあった方が良い。私はwifiが不安定だった時用にとローカルで大量のどうでしょうを持っていった。wifiは概ね安定していたけど、もしもの時のためにローカル環境で生きていく準備はあった方が良いかも。

TWSイヤホンはダイレするなら必需品。ダイレ中暇なのでイヤホンが欲しくなる。スピーカーで音楽聴いてる人もいたけど、奥ゆかしい大和撫子はイヤホンしような。あとアパートメントで夜になると隣人の声がめっちゃ五月蝿かったのでそれ対策にも。TWSイヤホンと有線と両方持っていった。

さよちんはリアル友達が描いたSRS旅行日記。実業之日本社から好評発売中(ダイマ)!
予習のために持っていったけど、アップデートされているのかアテンドによるのかダイレの手順が記載内容と変わっていた。

小説は2篇持っていったけど少ししか読まなかった。ダイレ中は片手塞がるので読めないし。
同様にSwitchも起動すらしていない。暇つぶし道具はぶっちゃけ人によるのであまり参考にならなかったかも。

それとDDdyの2Bさんも連れていった。ガモン病院にドールを持ち込んだ人間が今まで居たのだろうか(反語)。ナースさんにも好評でしたよ。

最後にコンセントについて。
タイのコンセントは日本と同じ形が使える。正確にいうと日本の形を含むいろんな形のプラグに対応してるが、電圧が高くて220V。
充電に普段使ってるankerのACアダプターは電圧対応してたのでそのまま持っていく。でも、家にある延長コードが100V対応しかなかった。下流の充電器がmax65Wなので大丈夫だろうと考えてそのまま持っていった。多分ソロ渡航の場合はそれでも大丈夫。

これは2人渡航特有の問題だけど、ベッド脇のコンセントは2口しかなくて、それが2人の電動ベッドで占有されている。よって壁にACタップを刺し、そこに電動ベッドと充電器を刺さないといけない。なのでACタップも220V対応じゃないといけなくて、アテンドさんが持ってきてくれたタップを利用した。アパートメントでは日本から持って来た100Vのタップを利用。

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