介護休業は対象家族1人に対して、最大で93日を3回まで分割して取得できるので、なかなか93日を一度に取得する人は少ない。

　一般的には　1回目・・・介護状態になり在宅介護の体制を整える
　　　　　　　2回目・・・在宅介護では負担が増して来たため、施設入所
　　　　　　　3回目・・・看取り期

　など介護の段階に応じて取得することが多い。

　私は、

ことを理由に93日を一度に取得することにした。

　介護休業の間、私は月別にtodoリストを作成し、母の身辺整理を含め、やることをこなしていった。実際にほとんどのタスクはできたように思う。

　また、職場には月に一回は手土産を持参して顔を出し、上司には近況を報告していた。　

　介護のやることは、目に見えなくても多いので、介護休業を取得して、ようやく人間らしい生活ができたように感じた。とはいえ、育児休業に比べて取得できる日数は大幅に少ないように思う。

まさかこの時は後々に介護離職することになるとは、思ってもいなかった…