ギターが上手くなりたいと思った時、一体何時間くらい練習をするのが適切なのかということを考えてしまいますよね。
当然、長ければ長いほど良いんだろうなとは思うんですけど、かといって一日中練習しなければいけないと考えると、続けていける感じがしません。

私もよくこの問題に悩んでいましたが、一つの結論に落ち着きました。
それは、
「家にいる時間の半分の時間を上限にする」
という考え方です。

上限をキチンと決めておけば、練習が足りないんじゃないかという罪悪感（？）を感じずに済みます。

例えば、仕事から帰ってきて寝るまでの時間が4時間あったとすると、この場合の上限は2時間となります。
4時間もあるんだから3時間以上練習しなきゃ、と考えると、1日だけであればともかく、連日は厳しくなると思います。

逆に言うと、帰るのが遅くなって寝るまでに2時間しかなかったとしても、1時間くらいはやろうと思えばできると思います。（実際には45分くらいになっても問題ありません）

上限とは言っていますが、できるだけ上限に近い時間を練習した方がもちろん良いと思いますし、また例えば2時間くらい練習したいと思ったら、4時間の時間を確保する必要があるという意識付けが大事になってきます。

反対に一番良くないのが、スキマ時間に目いっぱい練習しようという考え方です。
家に帰ってきて次の予定まで1時間あるので1時間練習しよう、と予定を立ててみても、結局ギターを触らないでしょう。
また練習を始めたとしても、時間も短く、次の予定のことが気になったり、義務感が強くなってしまうため、あまり効率良くはいかないと思います。

この場合は、1時間練習したいのであれば、2時間を確保しておかないと意味がないということになるので、例えば友人との約束があるのであれば、ギター練習を優先して、落ち合うのをギリギリの時間に設定する、というような考え方をしなければなりません。

ギターを上達したいと思ったら、時間を長めに確保するのが重要だということですね。