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最近の記事

オルタネイトピッキングのボトルネックはアップピッキングにある

ギターの難しさは、まず間違いなく右手のピッキングにあると思います。 そもそもあんな狭い範囲で手をチマチマ正確に動かすのは、普通に考えれば無理な話です。 ピッキングにはダウンピッキングとアップピッキングがあり、それを交互に行って弾くのがオルタネイトピッキングで、初心者や特殊な状況を除けば、基本的にピッキングはこのオルタネイトピッキングを使って行います。 ■意外と弾けない理由に気が付かない私自身そうだったのですが、普段から当たり前にオルタネイトピッキングをしていると、ピッキン

    • ギターアルペジオが驚くほど簡単に弾けるようになる方法

      こちらでは「ギターアルペジオが驚くほど簡単に弾けるようになる方法」をご紹介したいと思います。 私自身、この方法を試したところ驚くほど簡単にギターアルペジオが弾けるようになってしまいました。(自分で考えた方法ですが) ■弦ではなく弦の間を意識する結論から言いますと、ギターを始めていざアルペジオの練習をしようと思った人はほぼ確実に、弾く弦を狙ってピッキングをしようと考えると思いますが、いきなり弦を狙うのではなく、まずは弦と弦の間にピックを入れるという意識を持つとよいです。 ア

      • コード感のあるアドリブソロとは

        ジャズのアドリブソロはコード感を出さなくてはいけない(から難しい)というようなことが耳にすることがあるのですが、聞くたびにこれはなんか違うなと感じます。 確かにコード感を出すことで良いサウンドになることは多いと思いますし、できないよりかはできた方がいいとは思いますが、コード感を出さなければいけないかというと、必ずしもそうではないと思います。 ■偏ったジャズアドリブのイメージギターだと、いきなりジャズから始める人はかなり少なくて、大体はロック系もしくはアコギ系から始めると思い

        • 歌うようにフレーズを弾くとはなんなのか

          「歌うようにフレーズを弾け」(もしくは「歌わせるように」)とはよく言われる言葉ですが、正直抽象的なので、このアドバイスだけで歌うように弾くことを体現するのは難しいと思います。 この言葉が聞かれる状況は2種類あり、1つは既存のフレーズを弾く際のアーティキュレーション(音の強弱などのこと)の付け方を示す場合、もう1つはアドリブソロを自分で作る場合です。 既存のフレーズを弾く際の話で言えば、恐らくその後にある程度具体的な指示が出ているはずなので、ここでは言及しません。 ここで言

        オルタネイトピッキングのボトルネックはアップピッキングにある

          ギター指板上の音名を覚える練習方法

          ジャズギターなどアドリブソロを弾くジャンルでは、ギターの指板上の音名を覚えるのが必須になってきます。 また、譜面を読む際にも当然必要になってきます。 おそらく、他の練習に比べて地味で面白くないので意欲は上がらないと思いますが、つまらない練習にこそ意味があると捉えて取り組んでみてください。 ①指板上をCメジャースケールに塗り替える 調号のついていない音、つまりCメジャースケールの音は上記のように配置されています。 図では音名まで書かれていますが、まずはこの形が指板上で浮か

          ギター指板上の音名を覚える練習方法

          アドリブソロでリズムが走らないようにするための練習

          私は昔からソロを弾くとめちゃくちゃリズムが走るタイプだったのですが、走らないための意識改革と効果的な練習法を導入してからリズムがだいぶ安定しました。 ここで解説した方法で練習をし、セッションなどで実際の演奏をした後に更に修正していく・・・というようにやっていくと効果が出やすいと思います。 ■走らないための意識改革とはそれは、走らないように気を付けていないと絶対に走ってしまうという意識を持つということです。 つまり、何も考えずにフレーズを弾き続けていると絶対に走ってしまうた

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          アドリブソロでリズムが走らないようにするための練習

          簡単に低弦高ギターを試す方法

          みなさんはギターの弦高をどのくらいの高さにしていますでしょうか。 弦高はある程度高くないと良い音が出ないと言われていますが、生音が重要なアコースティックギターならともかく、エレキギターであれば弾きやすさ重視で低めに設定した方が良いと思っています。 弦高が高いと、 ・押弦している指の負担が大きい(食い込んで痛い) ・フレットに当たるまで時間がかかるため速いフレーズが弾きにくい といった問題が起きます。 トーンを重視するのは良いことですが、そもそも弾けなかったら意味がありませ

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          楽しむこととラクすること

          楽器を練習したり、人前で演奏するのにあたって、ネットでの発信が容易にできるようになったこともあるのか、ひと昔前のスポ根的な意識のカウンターとして、楽しむことを中心に据える考え方が多くなっているように感じます。 「音楽は音を楽しむと書くんだから、楽しくないのは音楽じゃない」という意見もありますが、これについては聴く側の意識であって、演奏する側は「音を楽しませる」という意識も必要だと思います。 (そもそも英語の "music" なんかには楽しいという字は入っていないですが・・・)

          楽しむこととラクすること

          セッションでアドバイスを頂戴した時は

          セッションに行くと、演奏後にありがたいアドバイスを頂戴する時がありますよね。 私も口では「大変貴重なご意見を賜りまして誠にありがとうございます」などと言ってその場を切り抜けますが、腑に落ちない気持ちがどうしても拭えません。 何故なのでしょうか。 それは、 「そんなことは頼んでいないから」 なんですよね。 とはいえ、中には有用なアドバイスもあるかもしれませんので、一緒に見ていきましょう。 ■周りの音を聴け このアドバイスが一番よく聞かれるんじゃないでしょうか。 アドバ

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          練習を休むと上手くなるという幻想

          ネットで情報を集めていて、「あえてギターを何日間か触らない日を作ると上手くなる」というような言説を見かけたことはないでしょうか。 これって本当なんでしょうか?甘えてるだけなのでは?検証してみました! ■睡眠との関連性 こういった言説の根拠は、「何日間か練習をしないことにより脳の記憶が整理され、上手く弾けるようになる」というものが多いです。 また「脳の記憶は睡眠をとらないと整理されない」というような理屈がセットで語られがちです。 ですが、この時点でおかしなことに気が付かない

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          セッション参加から持ち帰ったもの

          お店のセッションって、正直行きたくないって思いませんか? ホストが厳しい人かもしれないし、上手い常連が集まったら委縮しちゃうな…とか、せっかく交通費かけて行ったのに3曲しか演奏できなかったら嫌だな…とか。 昔からよく「セッションに行かないと上手くならない」みたいな言説を聞きましたが、別にセッションに行ったら上手くなるってものでもないでしょって思っていたので私も全然行っていませんでした。 そんな私もある時、経緯は忘れましたが「毎週セッションに行こう」という目標を立て、目標を

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          ジャズギター初心者が陥りがちなミス

          ジャズの演奏なんて自由にやっていいわけですから、あまりこれはいけないみたいなことを言うのもどうかとは思うんですが、ジャズギターが上手い人でこれをやっている人はいない、という意味では参考になるんじゃないかと思います。 ①リズムがシャッフルになっている これはあるあるではあるものの、流石に早い段階で気が付くのか、意外とセッションなんかでは見かけなかったりします。 特にオモテ拍にダイナミクスを持ってくると完全に盆踊りになってしまうので気を付けましょう。 また、ソロでは気にならなく

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          ギターは1日何時間練習すればいいのか問題

          ギターが上手くなりたいと思った時、一体何時間くらい練習をするのが適切なのかということを考えてしまいますよね。 当然、長ければ長いほど良いんだろうなとは思うんですけど、かといって一日中練習しなければいけないと考えると、続けていける感じがしません。 私もよくこの問題に悩んでいましたが、一つの結論に落ち着きました。 それは、 「家にいる時間の半分の時間を上限にする」 という考え方です。 上限をキチンと決めておけば、練習が足りないんじゃないかという罪悪感(?)を感じずに済みます。

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          ギターピッキングのポイント

          こちらでは、ギターピッキングのポイント・考え方について解説をしています。 私自身、左手のフィンガリングではそれほど悩まなかったのですが、右手のピッキングは非常に苦手で、常に悩み続けてピッキングの練習ばかりに時間を取られてしまっていました。 具体的には、ピッキングをすると指が痛む、弾き続けていると上手く動かなくなってくる、トレモロピッキングが安定しない、弾ける時と弾けない時の落差が大きい、人前で演奏すると特に不安定になる、といったことがありました。 これらの現象は、今思え

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          ギターピッキングのポイント