日記 高円寺行ったり阿佐ヶ谷に行ったり
憂鬱の波の中はたまに居心地が悪い。
文通がきっかけで出会った友達からもらったLINEのメッセージを読んで、すごく腑に落ちた。
憂鬱の薄い皮を破って本来の自分が70%くらい戻ってきた。
夜に帰ってきて久しぶりにちふれのオールインワンジェルを塗って、
お顔の蒸しタオルを顔に当ててスキンケアをした。
翌朝早く起きて友達に手紙を書いて少しプレゼントを添えて送る準備をした。
朝からもりもりご飯を食べた。1時間ほど歩いた。
結局は「自分」の問題やったのだ。
夕方に高円寺の服屋さんに行く。青森に住んでる友達のお使い(自分から勝手出た)。
高円寺の服屋さんに行くことなんてなかなかないのでいい機会やった。
やりとりをするために友達と久しぶりに電話をした。
アイフォーンから聞こえる声のあの子は青森にいるんだな。同じ時間に。
早く会ってくだらない話をしながら酒を飲みたい。
靴を買って、そのまま阿佐ヶ谷のVOIDへ。
小澤くんいるかなぁ、と思って行ってみたら小澤くんがいた。
最初は私に気づかなかった。
「星野さんじゃないですかあ」と言ってくれた。
展示を見ながらお話。小澤くんとは出会ってから仲良くなるまで少し期間があった。
パークで再開して異様に話がはずんだ日があってそれから仲良くなった。
飲みに行ったり散歩をして町の案内や自分の思い出を話してくれる。
私が大好きな遊びだ。
閉店してからお店を閉めて小澤くんが「近くの惣菜屋さんのコロッケが食べたいんで行きませんか」
と言われた。二人で阿佐ヶ谷の商店街を歩く。近く、と言いながら少し歩いた。
彼の距離感がおもしろいなと思う。
棒状のコロッケ。
「僕買いますよ」と言ってご馳走してくれた。でも持ってる十円玉を数枚渡した。
「冷めてるけどおいしいんですよね。甘くて。」
確かに冷めてるし謎に棒状だし甘くて素朴でおいしくてぱくぱく食べた。
話をしながら阿佐ヶ谷駅に向かう。
小澤くんは映画を見るために池袋に行くというので反対の電車に乗って別れる。
「ゴミもらいますよ」とコロッケの包み紙を渡すように言われる。
いいのに、といいながら些細な優しさに甘える。
阿佐ヶ谷の雑貨屋さんで湯たんぽカバーを探すもないと言われる。
探し出すと欲しいものってないよな~と一人で心の中で思う。
他に書きたいことがあったのにわせた。
さっき最寄駅に着いて、ホームの椅子に座って本を読んだ。
電車を待つ以外にホームの椅子に座るのはいいなと思った。
いい時間やった。
思い出して。わかったふりして。
忘れて。痛かったことも知らないふりして。
知らないだれかの言葉に救われる。また忘れたふりをして酒を飲んでる。
映画を見て寝よう。明日早起きできたらいっぱい散歩をしよう。
酔ってまた泣く
2022.1.30 19:13
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