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2024年の目標「深める」

あけましておめでとうございます。城居です。

2023年の振り返りが思った以上に長くなり、2024年の目標は投稿を分けました。
お時間の許す方は、振り返りも読んでいただけるとなんで急に「深める」とか言い出したのかがわかるかと思います。

それでは、(2023年の大晦日に書いた)2024年の目標です。

仕事面

  • 「法務領域で一人前になる」ことを深めて追求する

  • 「法務の領域」を拡げる

  • 「法務領域外」にも自分なりの判断材料を持てる状態にする

「法務領域で一人前になる」ことを深めて追求する

今の会社に入社してから1年半。7月には3年目に入ります。
前職でも法務をかじっていたとはいえ、専任で担当し始めたのは現職からです。

社内ではあえて堂々と「法務です」と言うようにしていますが、心の中ではまだまだ言い切れていない自分がいます。
炭治郎のごとく、「1つできるようになってもすぐに壁が現れる状態」です。社会人として悪いことだと思ってもいませんが、その状態で「法務です!」と言い切れるほどメンタルが強くはないことがわかりました。

この1年、もがいてみたところで「もがいただけだったな」と後々思うのかもしれません。せっかく法務業務にど正面から向き合っているのだから、やってみたいとは思います。

「法務の領域」を拡げる

「1人前になる」ということと向き合う中で難しいのが、「結局、法務の領域ってどこまでなん?」問題だと思っています。

今、私は俗に言う「契約法務」を中心に対応していますが、プライバシーポリシーや経理との調整など、事業部との境目が曖昧な領域に関しては、やや越権して対応していることもあったりします(少なくとも自分の認識上では)

あえて領域を拡げることで、「周辺領域との境目の適正さ」に関する自分の知識が深まり、ものさしが正確になることもあるのかな、と思っており、今年取り組みたいことの1つです。

「法務領域外」にも自分なりの判断材料を持てる状態にする

会社は法務だけで成り立っているわけではありません。

これは驚くほど言うまでもないことですが、そんな原理原則を忘れて、個人的な正義に走りそうな瞬間があります。もっと行動に即して表現すると「正論をふりかざして、評論だけして、行動が止まりそうな瞬間」です。

法務は「法」や「ルール」という、絶対的に見えながらも、実は解釈で成り立つ世界に向き合う仕事なのかもしれない…と思い始めています。
その時、「本質的には、法やルールだけをもとに判断できない事象」とどう向き合い、うまく立ち振る舞って柔軟に諫めていくかも1つのスキルだと感じるようになりました。

もちろん、法やルールに従うことを推奨する場面の方が多数ですし、ルールを変えられるならば多数になるよう塩梅を調整する仕事でもあります。
それでも、「法やルールだけではない、領域外の事象にも自分なりの見地があり、柔軟に他の意見を採用できる、物事の本質に関する理解が深い法務」でありたいという心は大切にして、前に進む1年にしたいと考えています。

プライベート面

  • 「ライフプラン」に向き合う

  • AGA治療の継続

  • 司法予備試験に挑戦

「"自分にしかわからない課題"の解消法について理解を深め、実践する」1年になればなと思っています。

「ライフプラン」に向き合う

家族が増えてからかれこれ5年が経過しました。
"妙に納得感のある言葉"として私の心に残っている母親の発言によると、「家族になるには5年はかかる」そうです。
同居していない今の状況を考えると、この"5年経過した状況"でようやく半人前レベルかなーなどと思ったりする瞬間もあります。

ただ、新たな家族の存在が自分にもたらしているものは大きいなと感じる瞬間が定期的に訪れますし、実家に帰ると色々な意味で刺激を受けて帰ってきています。
「結果的になんとかうまくいっている」ということに基づく生存バイアスがごりごりな発言にはなってしまいますが、こうやって「生きるということに向き合える環境」は私が持っている1つの強みだと感じるようになりました。
弟が思春期にさしかかっていく中でまた思うところも出てくるんだろう…と思いつつ、それはそれでありがたい話です。

周囲の環境が、割と絶えず変化する中で、自分自身も自分なりに変化しながら、今後の人生を模索していきたいと思ってもいます。
2023年は"カネ"の面から行動を開始しましたが、"ヒト"や"モノ"など、多様な観点から行動していきたいと思います。

AGA治療の継続

2023年12月から、AGA治療に挑戦してみています。

大学生ぐらいから特に言われるようになり、気になっていたし「いずれは…」と思っていたけれど、将来への投資と割り切ってやってみることにしました。個人的にはぎりぎり「先手を打てている」タイミングだと考えていたりします。笑

ちなみに、やってみて気づくのは、生活習慣との連動性。
いくら薬を飲んだり塗ったりしたところで、生活習慣が改善されないと根本の改善にはならない、という点を実感します。12月に治療を開始したは良いものの、夜ごはんに行く機会も多く、疲れてそのまま寝ていることが多いです。
いくら薬を処方したところで本末転倒。30歳も迎えることもあり、この取り組みが無駄にならないように生活も見直していきたいと思います。

司法予備試験に挑戦

実は「2023年から密かに挑戦していたこと」でもあります。

法務として仕事をするうちに、「法律を基礎から学び直したい」「知識面から深めたい」と考えるようになり、取り組んでいます。
法学部の時には、何部?と聞かれたら「法学部というより野球部です」としょうもない答えを言っていた自分がここに来て受験するとは、人生わからないものだなと思います。

その割に飲みとか行ってしまっていますが、生温かい目で見守っていただけますと幸いです。

最後に

2024年は、私にとって"20代ラストイヤー"です。

孔子は、三十にして立つ、いわゆる「而立」の年であると定義しており、あと10年も過ぎれば「不惑」であると説いています。

人生の総時間が延びている今、例え30歳・40歳の時に而立や不惑を達成できておらずとも「まだ間に合う」なのだとは思いつつ、この1年で追いつけるところまで追いつきたい所存です。

2024年も、何卒よろしくお願いいたします。


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