【おいしいとっとりの取材】 No.1 中川玄洋さん

とっとり食と健康プロジェクトの食、健康に関わる大人の方への取材「おいしいとっとりの取材(仮)」。この記事を読んでおいしい情報を得られたなと思ってもらえれば嬉しいです。初回は本プロジェクトのアドバイザーも務めていただいている特定非営利団体法人学生人材バンク代表の中川玄洋さんに行いました。

参加メンバー:中川玄洋さん、アヤカ(代表)、カレン(副代表)、アヤハ(副代表)、ユキ、カズキ

アヤカ:簡単に自己紹介をお願いします。

玄洋さん:中川玄洋(なかがわげんよう)です。
NPO法人学生人材バンクを経営しています。
人と人をつなげて、やってみたいことを実現するお手伝いをしています。
なんかやってみたい人と何かやって欲しい人を繋げるお仕事。

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中川玄洋(なかがわげんよう):NPO法人学生人材バンク代表理事。
1979年生まれ静岡県沼津市出身。鳥取大学在学中に学生人材バンクを設立。
企業×大学生である「鳥取シゴト留学」や農村地域×大学生のプロジェクト「農村16きっぷ」等、若者と地域を掛け合わせた事業を手がける。2020年にはオンラインで関係人口構築を検証する”オンライン関係人口未来ラボ”を計画し実施中。都市部人材連携の繋ぎ手として活動中。
内閣府地域活性化伝道師。

アヤハ:大学で鳥取に来たのはなんでですか? 

玄洋さん:きっかけは1冊の本。「砂漠緑化への挑戦」
高校2年生の時にたまたま読んで、面白い研究をしている人がいるなと思って鳥取大学への進学を決意しました。夏休みに学校の先生が推薦図書を推薦して、その本を読んだ感想を書いて、同じ本を読んだ人同士で夏休み明けに同じ教室に集まってその本について議論するというものが学校にあり、そこで生物学のいたみ先生が推薦していたことから出会いました。
(1000人いたのに同じ本を読んだのは玄洋さんと同級生の田中くんだけだったそう)

(代表より 「砂漠緑化への挑戦」もう中古しか無いみたいですね、、、)

カズキ:小さい頃の将来の夢は何でしたか?

玄洋さん:大学入学は仕事につなげるためではなく、面白そうだったから。
幼稚園の時→消防自動車になりたい(確か絵を描いた)
具体的な職業への憧れはあまりなく、自分がどうありたいかの方がよく考えていました。(一応就活はしました)

ユキ:玄洋さんが学生団体を作ろうと思ったきっかけはなんですか?

玄洋さん:2002年、大学4年生の時、大学院に進学するのは決まっていた段階。1個下の人たちがまちづくり団体をしていて、鳥取の大学生が地域でやりたいことの応援企画を募集していたのですが、思っていたよりも提案が集まらなかったらしく、玄洋さん出してくださいよみたいなノリで「学生人材バンク構想」ていうのを(大人の前で)企画発表しました。
自分で企画したい人も既にあるものに参加したいものもいるから、アルバイトの情報なども流すようにするみたいなものを発表。すると受けが良くって、会社作ってみたら?みたいになって、大学院1年生になった4月1日に会社を設立。登録したい学生を学校内にチラシを貼るなどして最初は募集していました。
大人の人たちと話す機会があって、地域の大人たちと話せるようなところを作ろうと思って。きっかけ作りとして、1つ行ないました。地域の要望に応えた形。
【いわば勘違い】

学生人材バンクのHPはこちらから↓


カレン:学生人材バンクの名前の由来などあったら教えてほしいです!

玄洋さん:人が集まれば何かが起こる、人材のバンクです。学生だけを集める組織。社会人を集めるのは大人たちもしているから。

アヤハ:学生人材バンクってどんな活動をしている団体ですか?

玄洋さん:2002年元々は大学生のボランティアを地域に派遣する組織でした。
・農村派遣ボランティア(今もしている)
・2004年〜移住定住支援。お金はもらわないけど、、、

カズキ:学生を企業や地域とつなぐことを自分の職業にするきっかけはありましたか?

玄洋さん:大学院の1年と2年はずっと人材バンクをやっていました。1年の時国民文化祭でボランティアセンターのコーディネーターをした時、ボランティアをしてくれた人が終わった後に、大変だったけど楽しかった、またやりたい!と思わせることが重要だと気付かされ、この頃に役割を見つけていく、繋ぐ、というのが楽しいと思ったのがきっかけ。この場を残していくのは大切だと考えました。

カレン:玄洋さんが活動を通して、「やりがい」や「やってよかった!」と思えることはなんですか?

玄洋さん:引っ込み思案だった子が自分のプロジェクトに関わってから、やりたい事ができた!など変化の瞬間が見れることがやりがい。あと20年もやってると、卒業生と一緒に仕事が出来るのが嬉しいです。(仕事を持ちかけてくれる)

アヤハ:玄洋さんが立ち上げられてきたプロジェクトが、将来どうなってほしいみたいな願望、夢はありますか?

玄洋さん:ライフワークとしての役割を作って繋げて行きたいと思っています。ひとつは自分のサービスがもっと鳥取全域に広まって、チャレンジや挑戦してくれる人が増えると嬉しいよ。

ユキ:鳥取愛を語ってください!

玄洋さん:若者のチャレンジに優しくて助けられた。仕事無くした自分に仕事を見つけてきてくれた。あとは人と人の繋がりが深いところがいい!


【参加メンバーの感想!】
カズキ: 玄洋さんの話はとてもためになるものが多くて、教授の人とかも手伝ってくれたりアドバイスしてくれると知り初めて知ったことが多かったです。

玄洋さん、ありがとうございました!!!

次回は鳥取県八頭郡八頭町の旧隼小学校にあるCafe & Dining SAN 店長の
森下愛子さんへの取材記事です!

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