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毎日ジェラートを製造するお店

このブログは、これからジェラート屋を開業予定の方、または開業して間もない方に向けたて書いた記事です。
初めまして。
夫婦で小さなジェラート屋を経営しております。
ピラ夫婦と申します。
ジェラート屋を開業して3年目。
今回は、毎日ジェラートを製造するお店について書いてみたいと思います。



ジェラート屋は大きく分けて3つある


店舗内で毎日作りたてを用意しているお店


店舗内に製造室があり、毎日1からマシンを動かしてジェラートを製造する方法です。
作りたてならでは新鮮な味を楽しめるのが大きなメリットです。
一方で、毎日作る労力や材料の管理、さらに、売れなかったときのロス発生のリスクが高まります。

店舗内で製造しているが、毎日製造しているわけではないお店


店内に製造室があるけれども、ショーケースのジェラートが少なったり、新しいフレーバーを作るときにだけマシンを動かす方法。
この方法はロスが出にくく、効率的な経営ができると思います。
一方で「作りたて」を伝えられなかったり、ショーケースに置いておける期間も決まっているので雨の日もOPENしなければいけない可能性も出てきます。

ジェラートを仕入れしているお店


店舗内に製造室は無く、ジェラートの製造を他の業者に委託する方法です。
ジェラートの製造にはアイスクリーム製造業のの許可が必要ですが、この方法では必要ありません。
また、製造者の必要ないので少人数で経営できます。
一方で、ジェラートの製造を委託するので、ショーケース内の見た目、店舗独自のオリジナリティは欠けます。

毎日作りたてのジェラート屋の詳細


私たちは毎日作りたてのジェラートをショーケースに並べております。
そのため、毎日一からジェラートを製造をしています。
なぜ、この方法にしたのか??
ズバリそれは「味」です。
私たちは、いろんなお店でジェラートを食べてきましたが、どのお店も特徴があり、とても美味しかったです。
でも、とある場所で食べた作りたてのジェラートが、その中でも飛び抜けて美味しく感じました。
今はネットで検索してみると作りたてを用意しているお店も少しずつ増えてきました。
しかし、お店を開業する前は、アイスには賞味期限がないので新鮮かどうかなんてことは知るよしもありませんでした。

でも、作りたてを食べてしまったら、もう戻れなくなってしまい今に至ります。

正直、毎日マシンを動かすのは少人数経営では辛いこともあります。
売れ残ってしまったり、手が水にずっと触れているので「アカギレ」になってしまったり。。。

それでも、私たちが満足するジェラートをお届けしたいという想いで今も経営をしております。

最後に、味覚には個人差があるのと、「作りたて」という文言のせいで美味しく感じただけかもしれません。
まずは自分の舌で色々と味わってみることをお勧めします。

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