このブログは、これからジェラート屋さんを開業予定の方、または開業して間もない方に向けた記事です。

こんにちは
夫婦で小さなジェラート屋を経営している
ピラ夫婦と申します。
ジェラート屋を開業して3年目。
今回はジェラート屋を始めてから覚えたスキルについて書いてみました。
裏を返せば開業前に知っておけば開業後にいろんな手段でジェラートを販売できるようになると思います。
皆さんの参考になれば嬉しいです。

3位　オンライン販売　

当店ではBASEと言うアプリを使ってオンライン販売をしております。
ジェラートを6個から10個、お任せセットや季節限定のセットとして販売しています。
単純にオンライン販売といっても、配送業社を呼ぶシステム、発送に使うときの容器、保冷剤など用意するものはたくさんあります。

しかし、1番大切なのはお客さんがジェラートを受け取ったときにどういう状態であれば心から喜んでもらえるかということです。
というのも、以前の私たちは、ジェラートを詰めて発送するだけで大丈夫だと思っていたのですが、それだけでは何の魅力も伝わらないですし、どれだけこだわって作っていてもリピートしていただくことが少なかったです。
とはいえ、パッケージングなどは、こだわればこだわるほどお金がかかってしまうので自分たちのできる範囲で工夫をした方がいいと思います。
ちなみに今の状態にするために、7ー8軒のジェラート屋さんからジェラートを取り寄せて、どのような形で送られてくるのか、パッケージはどうなのか比べながら形にしていきました。

2位　インスタグラム運用

私たちのお店の広告は99% Instagramによるものです。
そのためInstagram運用に力を入れなければお客さんに気づいてもらえません。
なぜならば、当店はジェラート屋なのにマンションとマンションの間にひっそりと非常に気づきにくい場所にあります。
さらに、駐車場は店舗から100m弱離れているのでお客さんがお店に来ていただくために１つ２つ壁があります。

それでも、何とか経営ができているのはInstagramによって私たちの想いやジェラートのこだわりを伝えることができているからだと思っています。

これからジェラート屋を考えているのであれば、ご自身のInstagramを頻繁に更新して、どのようにしたらフォローをしてもらえるのか？
どのようにしたら写真が綺麗に撮れるのか？などを今のうちから試してみることをお勧めします。

特に当店では写真に力を入れています。
その理由は私たち自身がジェラートを綺麗に撮ってもらえたら、とても嬉しいからです。
例えば、お店にある花と一緒に撮っていただけたり、ロゴと一緒に綺麗に撮っていただいたりすると
「綺麗に撮っていただき本当にありがとうございます」という気持ちになります
その気持ちはきっとジェラートに使う作物を作っている生産者も同じです。
だから私たちは、ジェラートの魅力だけではなく、使わせていただている作物の魅力を伝えるのと、農家さんに敬意いを込めて綺麗にとることをMASTとしています。

1位　マーケティング

お店を運営する上で必要なスキルです。
マーケティングを学ぶことでどうやって経営をしていけばいいのか道筋を立てることができます。
なぜならば、最近は情報があふれていて、例えば『〇〇市スイーツ店』と検索すればたくさんの情報が出てきます。
さらに、個人でお店を建てる場合、ほとんどの方が潤沢な資金があるわけではないので、目立ちやすい場所や好立地にお店を構えることが難しいと思います。
その中でお店の存在に気づいてもらうためにはどのようにしたらいいのでしょうか？
そこで必要なのがマーケティングです。
例えば、マーケティングの１つにターゲティングというのがあります。
ターゲットが定まっていないと情報を発信する側も受け取る側も不幸になることが多いです。
わかりやすいのがポスティングです。
自宅のポストに自分が求めていない情報のチラシが入っていたら「何だこれ？」と思ってすぐに捨ててしまうことはないでしょうか？
この状態はチラシを「作った側」も「受け取った側」も不利益になります。
さらに地球環境を考えても良くないですね・・。
それでも、頻繁に投函されるから「どれ。一度お店に行ってみるか・・」と言って来てくださるかもしれません。
しかし、そのような理由でいらしたお客さんは自分の考えていたのと違うと思って、逆にお店にネガティブな印象を持たれてしまうことも少なくありません。
だから、ターゲティング＝情報を届けたい人を絞ることはても大切です。
さらに、ターゲティングを決めることができれば、お店のデザインや販売する商品を決めやすくなります。
逆をいうと無駄なことをしなくて済むようになるということです。

私たちもマーケティングの一部にしかまだ触れてはいませんが、これからも当店のことを想ってくださるお客さんを少しでも幸せにできるように学び続けていきたい学問です。

いかがだったでしょうか。
これからジェラート屋を開業予定のあなたに少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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