日本格闘技はONE FCを受け入れるべき

昨日のONE初めての日本大会は大成功に終わったと言って良いと思います。

メインの青木真也対フォラヤン戦の盛り上がりは昔のPRIDEを本当に思い出しました。

今後は10月に再度日本大会、来年以降はもっと開催回数を多くするとチャトリCEOも言ってくれています。

しかし、日本格闘技界の中にはONEはRIZINを潰そうとしているなど否定的な人も少なくありません。

ONEがRIZINをどうしたいのかは知りませんが、ONEを受け入れなければ日本MMAはガラパゴス化する可能性があると思います。

昨日の興行は青木がラストを締めたのでその印象が強いですが、アルバレスやDJ、アンジェラ・リーなどワールドワイドで活躍するスター選手が揃っていました。

青木の勝ちがあそこまで盛り上がったのは昨日のONEが世界規模の大会であることを表しています。

PRIDE消滅後の日本格闘技界はMMAキック両方とも今思えばとても内向きでした。日本人の日本人による日本人のための大会ばかりで、確かに競合外国人は呼ぶことがあっても基本的に日本人が勝つことが前提のような作り方が多かったように思えます。

昨日の青木真也の勝利はワールドワイドな舞台でも輝ける日本人がいることを証明した、そこに誇らしさを感じたからあそこまでの熱が生まれたと思います。
フォラヤンよりかつて戦ったヨアキムハンセンやアルバレス、JZカルバンの方が強い可能性もあります。
ただ、一番盛り上がったのは昨日の試合です。

最近は格闘技だけでなく、経済的にも東南アジアに押され気味で世界的にも存在感が薄れつつある日本には世界で日本代表として闘う日本人が最も支持されるということじゃないかと思います。

昨日のフォラヤン戦は場所が日本なだけで闘った舞台は世界だと言えると思います。

他のスポーツでも海外で活躍する日本人の凱旋はとても盛り上がります。結果を出せば尚更です。

その盛り上がりを作れるのは現状ONEだけでしょう。
仮にRIZINにDJが出てもそこが世界の舞台になる絵が見えません。
やはり今の格闘技界は内向き過ぎると思います。
確かに金が無いからしょうがないのかもしれませんが。。

ONEは次回の10月大会でどんなカードを持ってくるのか今から楽しみです。私の予想ではメインは那須川天心対ロッタンのリマッチじゃないかと思います。

那須川天心には国内の狭い範囲で活動するよりも負けてもいいから外に出て、活躍する姿が見たいです。
そしてその時格闘技界のイチローや大谷翔平となれるのではないかと思います。

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