サントストレード動画アップ後に改めて考えたことを書きます。

　まず本動画はこちら↓

〇サントスは確変か否かという論点

　グレゴリー・サントスはたしかに2023年に素晴らしい成績を残しましたが、1年前はSFからロスター整理のためにプロスペクトとも呼べない40人枠外の投手1人とのトレードでCWSに移籍した投手でした。分かりやすく言えば1年前のサントスは今回サントスとのトレードでCWSに移籍したベロアよりもトレードバリューは低かったと思います。必ずしも確変と決まったわけではありませんが、そのリスクを織り込んだパッケージになっていない点が気になりました。

〇拾い物RPの継続性

　動画編集時点で言及すればよかったと後悔したこととしては、サントスと同じような経緯で移籍後に開花したリリーフ投手との比較です。サントスはトレードでしたが、見返りを考えるとウェーバークレームと大差ありません。ウェイバー経由で移籍したエバン・フィリップスやジョン・シュライバー、ルール5で移籍したトレバー・ステファンらを見るとフィリップスこそパフォーマンスを維持しているものの、他の2人はかなり落ち込んでいます。同じような経緯で移籍したリリーバーがどの程度活躍してきたかの比較も入れるべきでした。何となく翌年には失速している投手が多いイメージなんですよね。

　動画制作段階では結構視野が狭くなりがち（反省）