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再び前職場へ。看護師として新たな領域への一歩






病院B(再就職)でのキャリアチェンジの背景


病院B(再就職)での働き始める前の状況

家庭の事情により、元の家に戻ることになりました。

この時の子供の年齢はそれぞれ2歳、4歳、6歳です。この移動で、以前勤めていたB病院で再びお世話になることとなりました。

新しい職場で私が求めたのは、何よりも明るい雰囲気の職場です。そして、私は再び生命の誕生に立ち会う仕事に戻りたいという強い願いを持っていました。
この願いが、前職場であるB病院への再就職へとつながりました。以前働いていた場所であったため、仕事の再開はスムーズに進みました。


病院B(再就職)でのキャリアチェンジの動機

婦人科に配属されたことから始まりました。その後、病院内で新たな科として乳腺外科の立ち上げがあり、これが私にとって新たな学びの場となりました。この新しい分野での学習によって、以前は知らなかった多くのことを学ぶ機会を得ることができました。


病院B(再就職)での最初の日々と感想

知らないことを学ぶ面白さに満ちていました。新しい知識と技術を身につける過程は、刺激的であり、毎日が新たな発見でいっぱいでした。

加えて、人間関係が良好で、コミュニケーションがスムーズに取れる環境が整っていたため、仕事の効率も大いに向上しました。職場では交流が盛んで、同僚たちとの間には密接なつながりが生まれていました。
このような温かみのある人間味溢れる職場で働けたことは、私にとって大きな魅力であり、充実した日々を過ごすことができました。

医師たちは親切に指導してくれ、患者とのコミュニケーションだけでなく、知識や技術など多くを学ぶことができました。


新たな環境での課題

私の看護師としての経験は産婦人科に長く、人の死に直接関わることはほとんどありませんでした。
しかし、少子高齢化が進む現在の社会情勢を踏まえると、地域医療の推進が求められており、死に直面する仕事を避けることはできない状況です。

新人の頃に感じた、何もできなかったときの人の死に対する無力感を、この機会に克服できるかどうかが私にとっての大きな挑戦でした。
そしてまた新たな分野への挑戦が続くということを意味していました。



キャリアチェンジのまとめ

感じたこと

キャリアチェンジを経て、新たな部門での勤務は私の視野を一層広げる貴重な機会となりました。
特に乳腺外科の立ち上げに携わることで病気の状態を理解するだけでなく、がんと診断された人々と深く関わり、彼らの精神面でのサポートの重要性について深く学ぶことができました。

この経験を通して、看護師としての役割が単に医学的なケアに留まらないことや、患者さんの心に寄り添い、その不安や恐れ、希望に耳を傾けることの大切さを改めて実感しました。患者さん一人ひとりの物語に真摯に向き合うことで、看護の質を向上させることができるという貴重な教訓を得ることができました。

このキャリアチェンジは、私にとって看護師としての新たな道を切り拓くきっかけとなり、患者さんに対するより深い理解と共感を持って接することの重要性を教えてくれました。



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