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私が防弾少年団を好きな理由 part1(まだこれから書き続けるつもりだから)

'200913

こんな大きなテーマ、ちゃんと書けるだろうか。今まで、敢えて書いてこなかった、自分の中のとてつもなく大切なもの。大好きだからこそ、完璧な、綺麗な言葉でその素晴らしさを伝えたいんだけど、自分の中で求めるレベルだけが高くなっていって、ますます書けなくなる。

今日、久しぶりに1人映画を観にいった。BTSのドキュメンタリー。約1年ぶりだったけど、私の行ったその映画館はとても馴染みのあるものだった。TOHOシネマズは私が小さい頃からの行きつけの映画館で、ばあちゃんがポケモンとか、ドラえもんとか、連れてってくれたなあ。とっても懐かしい。

映画を観たら絶対泣くだろうと分かっていたから、夜遅めの時間にした。やはり、その判断は正解でした。大画面で彼らを見るのなんてライブの時くらいだから、スクリーンに大きく映る姿を見て、いろんな思いがこみ上げてきた。本当はワールドツアーしてたのになあ、とか。純粋に会いたいなあ、とか。兵役どうなっちゃうかなあ、とか。綺麗だなあ、とか。

映画のテーマはペルソナ(自分の外向きの顔)だった。BTSの彼らと人間としての彼らについて、それぞれメンバーの考えを聞いていたけど、それぞれ答えることが本当に違う。そういう、「自分自身にしっかり向き合っている」というところを尊敬する。

総じて、防弾少年団に会いたい、外国に行きたい、となった映画だった。早くこの状況に終わりが来ますように。ビルたちのキラキラした夜景とか、外国のよくわからない標識とか、飛行機の時差ぼけとか、会場の熱気とか、全てをとてつもなく欲してて、気が狂いそう。

防弾少年団のどこが好きか、と言われたら、全部、と答えると思う。中学3年くらいからずっとKPOP好きだったけど、これほど好きになったグループ今までにないし、メンバー全員のことを好きになったこともなかった。

彼らのプロ意識が好き。努力を絶対に惜しまないところ。「僕らは常に努力をしてきました」って胸を張って言えるところがすごい。

彼らの歌・言葉が好き。歌を通して、彼らの等身大の思いが伝わってくる。なんかいい感じの恋愛チューンも良いけど、そういうの歌われすぎると飽きるし、本当の姿が見えてこなくてあんまり好きじゃない。

彼らのいろいろな顔が好き。ステージ上のプロとしての顔、メンバーだけで盛り上がってる少年としての顔、移動中の疲れてる顔、撮影してる時のちょっとかっこつけてる顔、挙げ始めたらきりがない。

芸術に関心があるところが好き。私も影響を受けて好きになって、世界が広がった。

あとは、媚びないところが好き。甘い曲も歌うし、激しい曲も歌うし、ヘイターたちにしっかり仕返しするところも好き。

私が歳をとって、自分が歩んできた道を振り返った時に、間違いなく、私の青春は防弾少年団と共にあると思っている。こういうのって、過去になってから気づくものだと思っているけど、現在で既に強く実感してる。大学に入ったタイミングで本気で入り込んで、私の人生のイベントにはいつも防弾少年団が側にいたし、そのイベント自体が防弾少年団だったこともあった。たった数年前のことだと思ってたら、写真を今と比較して、想像以上に成長してて驚いたり。自分も大学1年生の時と比べたら変わっていることくらいわかるけど、4年生の時と比べて変わってるなんて思ったら、人間は少しずつだけど確実に変化していくものなんだなと。

防弾少年団が兵役に行く段階で、私の人生は確実にターニングポイントを迎えるだろうと思っている。これから彼らほど好きになるグループが現れるか分からないし、時間があいたら自分がどうなるかわからない。人の心って本当に変わりやすいから、現在進行形で気持ちを揺さぶってくれないと、待てないんだよな。正直、防弾少年団のいない生活が想像できなくて怖い。

彼らの曲が過去になるということは、その当時の私も過去になるということで、人生の階段を着実に登ってしまうことになる。時間には抗えないけど、今が楽しすぎて永遠に若者でいたいという気持ちが重くのっかってる。いろんな感情を彼らと共有できる世界がずっと存在していて欲しいと思う。一緒に歌を歌える世界がずっと存在していて欲しいと思う。彼らの笑顔をこの目で見られる世界がずっと存在していて欲しいと思う。永遠に防弾少年団でいて欲しいと思う。

そして私も永遠に今のままでいたいと思う。私だけ変わったり、彼らだけ変わったりせずに、ずっと一緒に歩き続けられたらどんなに良いだろうと思う。