まりなっしゅ

読書とBTS、そして食。 最近はアートにも興味が湧いてきました。 1番長い習慣は日記を…

まりなっしゅ

読書とBTS、そして食。 最近はアートにも興味が湧いてきました。 1番長い習慣は日記を書くこと。高3の時から。 トロントへ留学した時に、日記の内容をオープンにしたのが始まりです。

最近の記事

読書感想文 23AW

‘240109 7月「ヨーロッパ退屈日記」伊丹十三  佐渡島旅行のお供として持って行った。旅をしている時に誰かの旅エッセイを読むのは、非日常同士がかけ合わさってむしろ日常。親近感を覚える。 英語の発音についての指摘が的確なことに驚いた。俳優という職業もあってか、食のエッセイには書かれていないようなこと(ファッション、アイデンティティ、カクテルなど)もたくさん知れて読後の満足度が高い。 中国料理の美味しい食べ合わせ、食事の服装など、ガストロノミーも好きなんだなと思った。私もで

    • トークショー

      (帰りの湘南新宿ラインで書いた) 本はいろいろ読んできたけど、著者に会うのは初めてだった。 仕事から離れた時に接しているものたち、KPOPや本の世界は自分自身とは離れたところにあって、自分が生きている、やることなすこと山積みの世界とは別だと線を引いていた。実はすぐ隣にあるのに認めていない感じだった。 岸政彦さんとカツセマサヒコさんが声を発しながら登壇した時、現実を現実と認識できなかった。どこか離れた世界にいるはずの人たちが目の前にいることに追いつかなかった。オタクがライ

      • 読書感想文 23SS

        '231001 1月「ロング・グッドバイ」 レイモンド・チャンドラー  あんなに分厚かったのに、無駄なところが一切なかった。 物語にずいずい引き込まれた。本当に名著。 実家のベッドの上で少しかじり始め、新幹線、上野東京ラインの中で読み耽り、昨日、今日とで一気に読んだ。 主人公は筋が通っていた。相手によって態度を変えず、皮肉も忘れない。 ドラマによくいるが絶対に実在しない人物だった。 再会した場面、ハッピーエンドになると思っていたのに。 自分の世界ではもうずっと経験していない

        • 下書きたち2

          追記:1年前もしくはそれ以上前に書かれたであろう日記たち。 '231001 〈Fなの?物理の法則なの?〉 電車の中、酔っ払った友達が隣で意識を飛ばしている間に読むFさんのストーリーが最高。 静かに興奮して鳥肌が立つ。ぞわぞわ。にやにや。 この人の言葉と友達の言葉が重なる。多分、悪いところ、を知っているからこそ、優しいところがある、というかなんというか。 逆があるからこそ何が善なのか分かる。そして本当は悪しか出さないことも可能なのに、他人の評価かかあるいは自己満足か、それか誰

          Galileo Galilei

          '230606 人生初めてのバンドのライブはGalileoGalilei。 ここに刻まれり。 中学高校の頃から好きで、地元のTSUTAYAにパパに連れてってもらって、全アルバム借りてたのが懐かしい。 再始動を知ったのはTHE FIRST TAKEだった。 検索したらツアーやるとのこと。 運良くチケット申し込み期間だった。ラッキー。 数日前の札幌公演の投稿を見て、本当に会えるんだな、本当に会えるのか?という不思議な感覚になった。 学生極貧時代に日雇いバイトしてた時、割高な

          ひとり旅

          行ってきました。ひとり旅。楽しかったな〜。 また思い出して余韻に浸るための記録です。 (書くこと多すぎて長くなっちゃった) きっかけは本屋。「まず国内旅行から始めてみない?」という誘い文句に乗っかってみた。知ってはいるけど行ったことはない、みたいな場所たくさんあるしな、と。 調べ始めたはいいものの、なかなか1つのエリアに絞れないし、県は跨いでしまって移動距離が果てしない始末。であれば1人で電車を使って気楽に行こうと至る。 泊まる場所の確保と、行きたい場所の休みだけ調べて

          なんと自由なんだろう

          '211025 弾丸だけれども綿密に練られた、そんな東京旅行だった。 たくさん刺激を受けたから文章にしたためたい、と思いながら、家に帰れば疲れて、気持ちが落ち着いて書かなくなってしまうだろうということで、今に至る。新幹線の中で今回の旅の総括を書きます。 今回は「人に会う」「美術館を巡る」を通して刺激を受けたかった。限られた人と限られたことをしてると脳みそが自分で考えるのをやめるから、それをどうにかしたく。 美術館、百聞は一見に如かず。いくら美術書を読んでも、podcas

          なんと自由なんだろう

          into the magic shop

          '210228 読んだ本の感想を公開するのは初めて。 原題はinto the magic shop。邦題はスタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック。かなり長くなったね。 この本を知ったきっかけは、btsの曲、magic shop。この本を題材に作られていると知って、曲が大好きだった私は早速本屋で探した。見つけるや否や、私が好きな題名じゃないなあと思い、一度棚に戻す。「○○式」「○○の最高な〜〜」みたいな、そういうタイプの題名が付けられた本はあまり惹

          into the magic shop

          May I help you

          ‘210228 最近よく思い出すことがある。 トロントに着いて間もない頃、近くの少しさびれたドラッグストアで、お菓子や日用品を買いに行った時。まだ、ホストマザーともうまく話せなくて、もうひとりいたハウスメイトの子には小馬鹿にされてた頃。 そのドラッグストアに行くのはもう何度目かで、自分の口に合うもの、どういうものを買えば良いか分かってきた。 プライベートブランドだから安くて、大量に入ってるウェーブカットの塩味のポテトチップス。キャップが小さくて薄くて、飲み終わった後簡

          よく分からないこだわり

          '201206 今、絶賛AppleのPodcastからSpotifyのPodcastに移行中です。 トロント に行く頃にPodcastを聴き始め、そこからずっと好き。テレビみたいに視線を固定する必要がないから、何をしながらでも聴ける。自由度が高いところが良い。 Spotifyを使い始めて1年くらい経つけど(その前はあのmusic FM)使い勝手が良いから、PodcastもSpotifyにまとめちゃおうかなと思い始めたのが、今日の朝11時半頃。寝起きにふと。 と

          よく分からないこだわり

          今のリアルの現在

          '200927 仕事の進め方がわからなくなったり、BTSが今では過去となってしまった青春を振り返って、その時には戻れないと認めてしまったり、最近心に重くのしかかるどんよりしたものが多かった気がする。 いつまでも「今」だと思ってたけど、いつの間にか、後ろの方の「今」は過去になってしまっていた。自分も体験したことがなくて、どんどん内に溜めていくばかりで、ただ自分の中にじわじわ染み付いてしまったこの感覚たち。 仕事に関しては、まだ本格的に始まって2ヶ月なのに、もう上手く

          今のリアルの現在

          私が防弾少年団を好きな理由 part1(まだこれから書き続けるつもりだから)

          '200913 こんな大きなテーマ、ちゃんと書けるだろうか。今まで、敢えて書いてこなかった、自分の中のとてつもなく大切なもの。大好きだからこそ、完璧な、綺麗な言葉でその素晴らしさを伝えたいんだけど、自分の中で求めるレベルだけが高くなっていって、ますます書けなくなる。 今日、久しぶりに1人映画を観にいった。BTSのドキュメンタリー。約1年ぶりだったけど、私の行ったその映画館はとても馴染みのあるものだった。TOHOシネマズは私が小さい頃からの行きつけの映画館で、ばあちゃん

          私が防弾少年団を好きな理由 part1(まだこれから書き続けるつもりだから)

          ウォーミングアップといきましょう

          '200529 tumblrに乗せるような文章をpagesに書き起こすのはほぼ1年ぶり。stay homeならぬ、stay away from tumblrになってました。('201206追記 そしてtumblrからnoteに引っ越しました) さあ、就活が終わって、内々定をもらってから1年が経とうとしています。自分は一体何か変わったのでしょうか。 今日、金曜ロードショーでキングダムを観た。この映画は、私にとっては重要な意味を持つ。と勝手に思っている。 まずは、

          ウォーミングアップといきましょう

          下書きたち

          '190428 〈まだスーツ着慣れてなくて、あと靴擦れしてた気がする〉 ガチガチに武装した。スーツという鎧は内側に棘があるみたいだ。なんか着てるだけで「痛い」。同じ服装の人を見つけると、あの人も同じ会社かもしれない、と。逆に励まされることもある。あるけども。もし私服面接だったら否が応でも「ライバル」は分からないのになあ。私はそんな上手くできてないのだ。周りを意識してしまう。 〈嫌なら見るなって話だよね〉 この時期よく見るのは、「〜〜したら内定もらいまくったのでおススメ

          本当にただ思ってただけのことです

          '190407 久しぶりに大学に来た。1年以上ぶり。みんないなくなったんだなぁ。新入生たくさんいるなぁ。もう4年前かぁ。私あの頃何考えてたんだろうなぁ。何も大学に対して調べて来なかったから、大学に対しては何もなかったなぁ。ただ、「一人暮らしができる」ってずっとワクワクしてた気がする。 1年生から始めた日記はもう随分前に2冊目になって、1冊目は実家のどこか。何書いてたんだろう。夏に読もう。そういえば、夏の実家は最高。家の前に公園があるから蝉がうるさいんだけど、子供たちが

          本当にただ思ってただけのことです

          グアム

          '190226 何年、何十年経っても、このことは忘れない思うけど、いろいろあり過ぎるため、細部を忘れないためにメモ、という名の旅日記。 23日、卒業旅行でグアムに来ていた私たちは飛行機に乗って帰るはずだった。でも台風が来て欠航になった。カウンターで24日の便に変えてもらって、延泊手続きをした。これで帰れると思っていた。でも、予約確認メールが来なくてそれにおかしいと友達が気付いてくれた。電話した。5人分の登録がされてなかった。(10人が多すぎて5人5人のグループに分けて