空佐和

アートとデザイン、地域の中で生きています。今しか書けないことを少しずつ紡いでいきたい。…

空佐和

アートとデザイン、地域の中で生きています。今しか書けないことを少しずつ紡いでいきたい。 オシロコミュニティプロデューサー兼コミュマネ◀︎SHIBUYA QWS◀︎日藝デザイン学科|愛知県設楽町でcafe & barみらいびをやってます。

マガジン

最近の記事

伊豆大島へ移住しました

JR浜松町駅から降りて、竹芝港からジェット船で1時間45分。 都会の喧騒とは異なり、自然と共に生きることができる伊豆大島へ3月から移住をしました。 移住のきっかけ2月までは、コミュニティプラットフォームを運営するオシロで3年間コミュニティにどっぷり浸からせてもらい、大きなプロジェクトにもいくつも関わらせてもらい、かけがえのない仲間と経験を沢山積ませていただきました。 自分がコミュニティの仕事に携わる中で、この業界で「自分が果たせること」をずっとモヤモヤしているような感じが

    • カッテニシタラナイト2024開催しました!

      久しぶりにnoteを更新します!そらです。 2/3(土)に私たちが愛知県設楽町で運営するみらいびが名古屋で大きなイベントを開催したので、そのまとめブログになります。 今回はイベントの代表として、このイベントを走り抜けました。 ご来場いただいた方も、遠くから応援してくださっていた方もぜひ読んでいただけると嬉しいです! イベントは参加者と作るもの設楽町からお願いされている訳でもなく、ただみらいびに集まるメンバーが「こんな面白い場所、もっと知って欲しいよね!」というおせっかいだ

      • 愛知県設楽町でカフェをはじめました。

        すでにご存知の方も多いですが、2023年4月15日(土)に1年以上にわたるリノベーションを終えて「cafe & bar みらいび」がオープンしました。 これまでの道のりを少しずつnoteで発信しようと思っていたものの、どこから始めようか迷ってしまい公開がだいぶ遅くなってしまいました。 まずは短い文章でも残していこうともいます。拙い文章ですが、最後までお楽しみください。 カフェ&バー みらいびを始めました。2023年4月15日。 1年間に渡るリノベーションが終わり、愛知県設

        • コミュニティらしい生き方を考える

          こんにちは、空 佐和です。 コミュニティに関わったり、デザインをやったり、空き倉庫のリノベーションをしたりして最近は生きています。 コミュカレのメンバーから「私とコミュニティと」というテーマをもらいました。 何を書こうかすごく迷いすぎて、書いては消してを何度も繰り返しました。それくらい私とコミュニティの間には不思議な関係性があるのかもしれません。 少しの間、お付き合いいただけると嬉しいです。 コミュニティらしい生き方とはなにか?新卒で入社したオシロで、先輩から「そらちゃ

        伊豆大島へ移住しました

        マガジン

        • 卒制の記録
          7本

        記事

          私なりの就活。新卒でベンチャーを選べたわけ

          周りが見えない、コロナ禍の就活。私は22卒で、オシロ株式会社に入社しました。 その決断をしてから、周りに 「なんで美大からコミュニティ事業をしている会社に?」 「新卒からベンチャーを選んだのはなんで?」 とたくさん聞かれました。 その中でも圧倒的に、 「どうやったら自分に合った会社が見つけられますか?」とよく聞かれます。 特に美大生からは、どうやって自己分析をするんですか?と質問を受けます。 美大生の就活は特殊で、ポートフォリオと呼ばれる作品集で8割内定が決まります。大

          私なりの就活。新卒でベンチャーを選べたわけ

          「カッテニシタラ」ARTプロジェクトとは

          2021年4月から、4年間の集大成となる卒業制作に取り組みました。まだ未熟かもしれないこのプロジェクトですが、誰かに知ってもらうことが新しい扉を開くのではないかと思い、noteに公開します。 少し長いまとめですが、お付き合いください。 この卒業制作をおこなった理由私はこの4年間、日本の地域とデザイン、アートに興味を持ち続けてきました。 きっかけは大学一年の頃。 日本大学芸術学部のデザイン学科に入学したのですが、周りの才能溢れる同期を目の前にして焦りを感じていました。もっと

          「カッテニシタラ」ARTプロジェクトとは

          アーティストが感じた設楽町 -Ryu-

          今回参加したアーティストたちは設楽町と関わる中で、それぞれが少しずつ変化をしていきました。その変化とは、作品への向き合い方だったり、これからを生きる価値観なのかもしれません。 そのきっかけとなる鍵は、設楽町の方々が日常だと思っているワンシーンにあります。 アーティストが設楽町でどんな発見をし、どんなことを考えたのか。アーティストへのインタビューから探っていきます。 食材の感動が作品に繋がった 古民家に並ぶ、設楽町の食べ物をモチーフとした作品たち。 「初めて見たものや

          アーティストが感じた設楽町 -Ryu-

          アーティストが感じた設楽町 -石踊ミチ-

          今回参加したアーティストたちは設楽町と関わる中で、それぞれが少しずつ変化をしていきました。その変化とは、作品への向き合い方だったり、これからを生きる価値観なのかもしれません。 そのきっかけとなる鍵は、設楽町の方々が日常だと思っているワンシーンにあります。 アーティストが設楽町でどんな発見をし、どんなことを考えたのか。アーティストへのインタビューから探っていきます。 かかしの違和感が自分にとって描きたい衝動を掻き立てた設楽町を歩いていてビビッと目に止まったかかしの人形。そ

          アーティストが感じた設楽町 -石踊ミチ-

          カッテニシタラアートプロジェクト-プロジェクトブック-

          ▼これは、2022年3月13日に行われた卒業制作展の間に公開してしたnoteです。 今回は日藝の卒博にご来場いただき、ありがとうございます。 また、私のプロジェクトに興味を持っていただけたことがとても嬉しいです。 2021年4月から、4年間の集大成となる卒業制作に取り組みました。まだ未熟かもしれないこのプロジェクトですが、誰かに知ってもらうことが新しい扉を開くのではないかと思い、プロジェクトブックを公開します。 ※縦スクロールを推奨しています。

          カッテニシタラアートプロジェクト-プロジェクトブック-

          まちを楽しむ人を増やすためのアートプロジェクト

          大学4年なので、ついに卒業制作の年になってしまいました。この3年間はびっくりするほどあっという間に過ぎていきました。周りにはちょこちょこ相談していたのですが、今週中間プレゼンが終わったということで、一旦ここまでの卒業制作の経緯をnoteにまとめることとしました。 1.なぜやるのか:背景大学3年間を通じて、私は2つの軸で活動をしてきました。 1つ目は「アート」の軸。地元の画塾で一緒だった友達に、展示会へ誘われたのをきっかけに気付いたら関東圏の美大生50人くらいと繋がるように

          まちを楽しむ人を増やすためのアートプロジェクト

          地域とアートと美大生

          はじめまして、ずっと温め続けた自己紹介noteを書いてみることにしました。最近やっていることが増えてきたので、少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。 プロフィール東京の美大でプロダクトデザインを勉強している学生です。ものづくりを通じて色んな人とコミュニケーションをとりたいと思って今の道に進みました。人との繋がりを大切にしながらさまざまな地域で活動をしたり、アートの展示会を立ち上げたりしてきました。これまでの活動を並べるとなんだかとっ散らかったように見えてきますが、どの

          地域とアートと美大生

          卒制日記⑤

          先行事例なんてない果てしない旅。 第一関門である企画書提出期限に向けて、このプロジェクトの全体像を見直す1週間だった。 卒業制作の場合でも、制作背景や概要をまとめたA42枚程度の資料を提出しなくちゃいけない。 走り始めてまだ1ヶ月半。 今回のプロジェクトについて熱い想いを綴っていった。 何もない地域だからこそ、自発的に動けば「楽しい」を作る事ができる。まちをもっと自由に面白く使う人が増えれば、クリエイティブの波が多くの人に伝わっていくんじゃないかな。 これは実際の

          卒制日記⑤

          卒制日記④

          ある程度固まってきたと思われた卒制の企画。 ここ数日色んな人に企画を口頭で話してみて、自分は地域でアートイベントがやりたい。そして地域の繋がりを作れたらいい。表面上では筋が通ったように説明できてるはずだった。 そんな考えが一瞬にしてぶっ壊れる。 地域のアートイベントを自分なりの視点で企画していくためにここ数日事例をかなり読み込んだ。 地域のアートイベントはまだ確立されてなく、多くの人が悩みながら、変化をしながら実践している。 事例を知れば知るほど、既存のアートイベン

          卒制日記④

          卒制日記③

          今日は4回目のゼミ。帰りのバスの中、すっかり暖かくなった風を浴びながらnoteを書いている。 先週は日記を書くのをサボってしまった。なぜかというと、オンラインのせいである。(といっても、自分のせいだけど) ゼミは全てオンラインになり、教授に自分の卒制の相談をしてもイマイチ世界観が伝わらずモヤモヤした時間を過ごしてしまった。 オンライン授業だと、毎回見せるものを用意しておかないと議論すらできないのがとても難しい… そのため今日は、大学に絶対行きます!と懇願して対面で相談

          卒制日記③

          卒制日記②

          4/26 ゼミの2回目。私がなぜこの記録をしているのかどこかで詳しく書こうと思う。自分の振り返りのためでもあるけど、まだまだ知られていない美大の卒制プロセスを知ってくれるといいな…という気持ちで書いている。 先週は私がどんな卒制をするのか全く触れていなかったが、「公共空間で人が集まりたくなるプロダクト」というざっくりとしたタイトルで卒制が始まった。 今週は少し構造が固まってきたので、企画者にして持っていった。 地方の空き家でアートイベントをする 一言で言えばこんな卒

          卒制日記②

          卒制日記①

          読んでいただきありがとうございます。この記録は日々の卒制記録です。とても乱雑な文章ですが、楽しんで読んでいただけると嬉しいです。 4/19 ゼミがスタートした。 自分自身が3年間を費やして考えてきたこと、自分のやりたいことに没頭できる特別な時間。 卒制に型なんてないからこそ、自分で道を整備して、たまにガソリンを補充して、進んでいく必要があるなと思った。型に縛られる必要はない。 自分の道を進むだけだ!と思ったが、過去の経験や体験を聞くことは絶対に必要だと思って、先生の

          卒制日記①