縄文スクラップ

縄文に興味を持ち始めてから、新聞記事のスクラップをしています。

三内丸山遺跡他、多くの縄文遺跡を持つ青森県なので、地元紙に、結構多くの記事が載るんですよ。
うちは、東奥日報(とうおうにっぽう)です。

今日の朝刊でも、青森県三沢市の小川原湖南側の平畑(3)遺跡で、縄文中期前葉の集落跡がみつかったとの記事が。

青森県って、どんだけ縄文集落あったのよ!と、新聞につっこむ私。
県内全域じゃないか!
今更だけど、青森県って面白いかも。

東奥日報では、「縄文に恋して」と題したエッセーが、週に一度連載されているのですが、先週の回は特に感動しました。

毎週違う方が、書かれていますが、先週は三内丸山応援代表理事として遺跡ボランティア活動を続けられている男性のエッセーでした。

男性が中学校の教師をしていた時、生徒が「家の裏手から出土した石斧だ」と言って一個の石斧を持ってきたそう。
学校に置くべきかどうか迷ったけれど、県立郷土館に届けることにしたそうです。

それが、日本で最も古い土器片が出土した大平山元遺跡が発見されるきっかけだった!

1個の石斧から、今日の世界遺産をめざす遺跡として注目されるとは、思いもよらなかったことだ。これもさまざまな人の想いを、その時々の人が熱意と鋭い気づき・感性で深めてきたおかげだと強く心を動かされた。

生徒が持ってきた時には、本当に思いもよらないことだったろうな。

40年以上にわたって、その様子を見てきた先生の文章が読めて本当に良かった!

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