見出し画像

できる理由をみつける

いまとても作りたいものがある。ドイツ旅をまとめたZINEだ。もう半年前のことだが、ほとんどを鮮明に覚えている。お金がギリギリでも行きたいイベントだったし、カラダで経験すると全然わすれたりしないことにおどろく。写真もこまかに撮ってあるのもあるし。

しかしどうしたことか家だとついダラダラしてしまう。

つくりたいものはたしかに頭にあるのだが、ずるずるとつくらない。今日やれることは明日やる、中島らもの言葉が虚しく頭をかすめる。どうしたら自宅でもつくれるんだろう。作業に関して、実家にいたときは一人暮らしでもすればより集中できるんじゃね?とか思っていたが、かえって家事に追われており、今も相変わらずだ。

何が作用するんだろう。たしかにカフェとか大学のテラスなんかは作業しやすかったと思う。さわやかな空間?おいしい紅茶?愛?ちょっとそれらを紐解いてみたい。

たとえば、休日に大学いくのが割と好きだった。平日ならせわしなく動いているものが、休日だと教室の空気までもおとなしく鎮座している。いつものカフェテラスなんかも、イスを引きずる音がいつもよりまばらだったり。休日ともなると知り合いが居るとおもってないし、友達とばったり合ったときの喜びは大きい。授業もないし、喫煙所にいくと1時間以上居座ってしまったり。のんびりした時間。さわがしくない。

とここで書き出してみると、たしかに心地よい空間だが、これでは作業をまるでしていないことに気付く。なんか他の方法を考える。

「勉強したことがたまたま役に立つことももちろんありますが、やる理由がわかってからの方が絶対効率がいいです。そんな暇も体力ないって?、いいんです、やれる範囲で。大人なんだから。」(山中俊治.twitter)

「やる気がある状態っていうのは,気持ちがあるだけの状態ではなく,実際に手を動かしている状態を客観的に見ていう言葉であって,自発的に自分はやる気があります! っていうもんじゃない.」(落合陽一,twitter)

これによると、やる理由がみつからない。そもそもやる気がない。ってことかもしれない。そんなことないと思っていても、しばらく手を動かしてない時点で客観的にみたら普通にそう取られる。

じゃあ逆に気持ちづくりのことでいい助言ないっすかねと探したら、

「1、まず目の前の目標と、長期の大きな目標を掲げる 2、半信半疑でもいいので一定量なんとか努力する 3、兆しを見せる。案外やれるかもという希望が持てるような瞬間を作る 4、3をうまく使い、自分で気づいていない強みを再自覚させ、改善点も示す 5、繰り返し少しずつマインドセットを変える」(為末大,twitter)
「楽しいが最初 厳しいが途中 嬉しいが最後 これ守っておけば、だいたい途中で投げ出さない。 子供に教わった教え方。もう先生やらんけど。」(松倉早星,twitter)

自分がいまつくりたいものについてわかっていることは、
1.仕入れた(今回はドイツイタリアの旅)情報をちゃんと整理して自分の中に取り込みたいこと。
2.モノとして自分の手元においておきたいこと。
3.自分で編集することが、体験を自分の中で消化できる一番いい方法であること。
4.表紙のアイデアや構成、作りたい意図しっかり見えているので、作ったらいいものが出来上がる自信があること。

もうここまでわかっていたらやらない理由ないな。
自分の中でホットな時間にこまかくでも作業をぶつけて、やっていこう。

ってnoteに書いたらやる気出るかなと思って書いてみた。
雑談でございました。

(文章中のtwitterのお名前は敬称略(アカウント名)とさせていただいております。ご了承ください。)