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自身の障害

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レンタル障がい者である男のその障害についての記事のまとめ
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記事一覧

トイレ

トイレ

 我々車椅子ユーザーとしては外出時に気を付けておかなければならないのが排泄の問題、いわゆるトイレである。
 昼間の外出であれば特に問題はない。大きい商業施設や駅には誰でもトイレという障がい者に適したトイレがあるからそこに駆け込めばなんとかなる。問題は夕方以降だ。最近は緊急事態宣言が出ていることもあり8時以降は商業施設のトイレが使えない。それでも駅は動いている間は開いているから問題ないが公園のトイレ

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足が浮腫んだ

足が浮腫んだ

 アルバイトという仕事を始めて1ヶ月経った。
 やっていることといえば来場された方の提出書類のチェック、書類のタブレットへのバーコード入力くらいなものである。これであれば座ったまま、片手でできる作業なのでなんとかなっている。
 丸一日座りっぱなのだが、先日麻痺側の足がなんか腫れてる感じがした。足の甲を触ってみるとぱっつんぱっつんになっていた。浮腫んでるのか?と、脚の脛を親指で押したら圧痕が残った。

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カラオケ

カラオケ

 田舎に住んでいる時は友人と一緒に、関東に出てきてからは一人で、よくカラオケに行っていた。
 よく歌うのはアニソンやヒーロー物の主題歌、あとは80年台90年台に流行ったバンドの歌ばかり歌っていた。
 病気になって関東に戻ってきて最初の方にしたのが一人カラオケだ。やっぱり歌うのは好きだし、ストレスの発散にはちょうどいいからだ。
 で、久しぶりに歌ってみるとまぁ声が出ない、音が続かない、直ぐに苦しくな

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電動車椅子

 普段の街中の移動は電動車椅子を使っている。一人で過ごしているため麻痺を抱えた身としては正直安楽と安全の為に使用している。
 以前レンタルで使っていた電動車椅子のことなのだがバッテリーが変だった。バッテリー残量がパーセンテージで表示されているのだがその残量が安定しない!残り量が30%位あったのがいきなり残量不足の警報が鳴り出したりしていた。この警報は10%を切ったらなる設定だったのだがまだ大丈夫と

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障害者手帳の活用法

障害者手帳の活用法

 昨日(6/1)から東京博物館で鳥獣戯画のすべてが再開されたので見に行った。4月に予約を入れてたのだが雨だったので行けなかったのでようやく行けたという感じだ。
 健常者の方には少し申し訳ないけど、手帳で無料で観覧できた。
 基本芸術というものには疎いのだが(以前見に行ったゴッホのひまわりの感想がふーんだった男だ。)この鳥獣戯画の現物を見た時は思わず感嘆の声をあげてしまった。
 やはり気に入ったのは

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歩道

歩道

 歩道についてひとこと、車道とある程度の段差が設けられているタイプのことなのだが、このタイプの歩道は結構怖い。
 まず、車道と段差があるので歩道に放置自転車や車が歩道に乗り上げて止まってたりなんかしてると避けなければならないのだが、段差があるため容易に車道に降りて避けるなんて芸当はできない。とりあえず前の方をしっかりみて邪魔なものがありそうなら車道に降りれるところで車道を走ってしまう。これに関して

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左手のこと その2

左手のこと その2

 前回書いた通り肘動かそうとすればなんとか動くのだが、肘から先は動かしたくても動かない。頭では指を握り込んだり指を曲げたりしているのだが実際は全く動いていない。
 今も右手でスマホでnote打ってるけど左手の指が動いてる気持ちになって左手見るけどちっとも動いてない。
 ぶっちゃけ動かすことは諦めているけどこんな感じで動いてるような錯覚感じるのはある意味ツライ、うん。こんな時スタンド発現しないかな?

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左手のこと

左手のこと

私の左手は麻痺のため手としての機能は全くはたしていない。
また、正直、位置感覚も定かではない。普通ならば体の一部ならばそれを見ていなくてもどこに、どんな動きをしているか頭で理解できているはずなのだが、その感覚に乏しい。
 と同時に頭で腕を動かすイメージ通りに実際の腕もうごいているはずなのだが、私にはその感覚が乏しい。というより動いてないのだが。
 リハビリの時に実感するのだが、PTに、肘曲げて、と

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多分独特な私の介護感

多分独特な私の介護感

 以前も書いたが私は両親ともに脳出血で亡くなった。母親は発症後数日で、父親はその当時一人暮らしをしていた為自宅で倒れてるとこれを見つけられそのまま亡くなった。
 このように元気な状態からいきなりだったので親の介護というものを経験したことはない。正直親の介護は自分ではできないだろうと当時から思っていた。私は看護師の免許を持っており病棟などで介護も仕事として行っていた。だからできるのではと思われるかも

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リハビリのこと、歩くこと

リハビリのこと、歩くこと

 私は半年間所謂リハビリ専門病院に入院してリハビリに専念していた。
 その中で歩行訓練がある。下肢に装具をつけて平行棒の間を掴まりながら歩く、このほかに膝まで固定する装具をつけて、理学療法士が後ろにピッタリついて麻痺してる左足を介助しながら歩く練習もした。これはある程度スピードを出して歩くのだがこの練習をしていると、そうこれこれこれが歩くってことだよなって感じながら練習していた。この時の気持ちよさ

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利き手が麻痺となった脳出血患者の食事と自炊

利き手が麻痺となった脳出血患者の食事と自炊

 以前も書いたけど好きなものを作って食べたいからという理由で半身麻痺なのに一人暮らしを始めたぐらい食べることにこだわりがあった。
 自分の写真を上げているから見てもらったらわかるだろうがいかにも食べるの好き!て体格をしている。
 外食も含めて食べることは好きだった。過去形になっているが昔好きだった辛いものは今じゃほとんど食べることができない。また酷い猫舌になったので出来立ての鍋物やラーメンなんかも

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半身麻痺で微妙に困っていること

半身麻痺で微妙に困っていること

 一人暮らしで半身麻痺があるとちょっとだけ困ることがある
 それは健側の手や腕が痒くなった時だ。痒みは突然襲ってくるから近くに壁やら柱みたいなのがあればそこに猫みたく擦り付けて掻いている。しかしタイミング良くそんなものがあったりすることも少ないから最後究極的には我慢して痒みが治るのを待つことになる。
 後困ってることといえば更衣、衣服をたたんでタンスに入れるのは週一で来てくれるヘルパーさんがしてく

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痛み

痛み

 今こうして横になってスマホでnoteを書いているのだが左半身特に足に痛みと痺れがある。
 痛みは筋肉痛の様な痛みがずーっと続いている。痺れに関しては正座の後のあの痺れがこれまた取れずに続いている。
 もうなれたと言ったらなれたのだろう。何かしていたり、ぶっちゃけ眠たくなったりしたら気になることはない。しかしこうして気にすると痛みに対してイライラがつのってくる。
 座っている時は作業をしていると痛

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尖足

尖足

 左半身麻痺ということで左足は思うように動かない。
 入院中のリハビリもあり大腿、膝はそれでも普段の生活にそれ程負担は少なくなった。
 しかし足首はほぼ言うことを聞かない。かろうじてつま先を伸ばすことができる程度だ。
 取り敢えず自宅の中であればなんとか歩くことができる。歩く時膝をあげる行為は自分の意思でできるが足首は全くな為操り人形の如く丁寧に足裏を畳につけるようにしないとすぐ力が分散して欲しい

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