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 東京というところは桜をよく見かける街だと思う。

 去年は近所の公園に桜を見に散策をしたが、今年は隣駅の街路樹になっている桜を見に行ってみた。
 すでに散りかけて道路は花弁で桜色になりかけていた。

 個人的に花というものに興味はない。
 しかし実家にはいつも花はあった。
 母が趣味でペーパーフラワーの講師までしていたし、祖母は生け花の師範をしていた。
 そんな感じで花を愛でる気持ちはわかるつもりだ。
 しかし花を生けよう、みに行こうとは思わないはずなんだが、桜に関しては足を伸ばしてしまう。
 やっぱり日本人の心の何処かに訴えかけるものがあるんだろうか?
 桜の語源として以下の説があるらしい。

 どうも色々あるみたいだがやはり名前の中に咲く、という動詞が入っている花は桜だけではないか?
 そう思うとやはり桜に特別な意味、感情を持ってしまうのは必然なんだろう。
 桜はすぐに散ってしまうが次の年もまた咲き誇ってくれるのはわかっている。
 来年は何処に桜を愛でに行こうか?

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