読んだり聴いたりする


 いままでnoteの更新を滞っていましたが今月からなるべく更新したいと思います。
 週3日は最低限更新します。予定としては、月、水、金のつもりです。そのために毎日書き置きたいと思っています。
 最近は、10月の終わりに群像新人文学賞に作品を出してから作品を書くペースは少なくなっていました。何も浮かんでこない、というのが現状です。追い込まれないと書けないのは致命的かもしれませんが自分のペースでできるのは良いことです。書きたくなったら書く、というやり方で良いと思っています。
 なので、最近は作品を読んでいます。それと移動中は必ずオーディオブックで聴いています。最近は、森鷗外の作品を聴いています。古典文学から学べることはたくさんあります。オーディオブックで聴いたものをあとから電子書籍で読む、というパターンをつくれば自分の能力向上に繋がっていくような気になります。なのっで、この習慣は続けるつもりです。
 12月9日 キタ・セクスアリス 森鷗外(オーディブル)
 12月11日 青年 森鷗外(オーディブル)
              キタ・セクスアリス 森鷗外(読書)
 12月12日 雁 森鷗外(オーディブル)
 12月13日羽鳥千尋 森鷗外(オーディブル)
       阿部一族 森鷗外(オーディブル)
 12月14日山椒大夫 森鷗外(オーディブル)
       最後の一句 森鷗外(オーディブル)
       高瀬舟  森鷗外(オーディブル)
       青年 森鷗外(読書)  
 という感じで読んだり聞いたりしました。
 歩きながら聴いているのとき、他のことを考えて聴き取ることを逃すときがあるのですが、それはあとの読書で読み直して確認したいと考えています。何度も同じ作品を読むことも大切です。今は、森鷗外を集中的に読んで聴きます。
 こうやって、同じ人の作品を集中的に読んだり聞いたりするのは作家を目指す上では大切だと思います。確か大江健三郞さんもこのような読書の仕方だと聴いたことがあります。目的を持って作品を読むようにしたいです。
 結局、自分の能力を高めるには独学が一番良いと思います。どこまで自分が向上するのかわかりません。作家を目指すことは一種の賭けでもあります。でも、こうやって毎日を過ごせることは楽しいです。課題を持って取り組みたいと思います。
 ①課題を持って取り組む読書と、②自分の読みたい物や気になる読書と2つくらいに分けて意識して読もうと思っています。
 ①にあたるのが森鷗外にあたります。二週間のペースで課題を変えていくつもりです。1.7倍速で聞いているのですぐ聞き終わります。移動時間中に聞いているだけで、21時間を一週間で聞き終わりそうです。同時に聞いた作品を読書をして内容を覚えるくらい読み込みたいです。次の課題は夏目漱石にするつもりです。 こうやって、何度も重ねて聞いたり読書を自分の中ですることによって作品の世界観を深めていきたいです。 ②にあたるのは、いまSFにはまっているのでグレッグイーガンやハイラインの作品です。いまはイーガンの「宇宙消失」を読んでいます。 
 でも②として読むにあたっても、自分の作品のために参考になると思っています。作家として作品を書くのに良いことは、全ての経験が自分の作品に活きると言うことだと思います。どのように意識して読むかによって変わってくると思うのですが、毎回全ての作品から何かを盗んでやろうと気概をもって取り組むのも疲れてしまいます。楽しみながら読む、というのも大切です。そうしていると、これ良いじゃん、と思える瞬間だってくると思います。なので、読む姿勢というのはそのときどきによって変えることが大切に思えます。
 書くためには読む力も必要です。いろいろな姿勢で取り組んでいきたいです。

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