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ずっと憧れていた人に9年越しに会って、新たな夢ができた話。

先日、とっても楽しみにしていたイベントに行ってきました。

『エリアカルチャーを創るイベントの育て方』というタイトルのそれは、Peatixさんが定期的に開催しているイベントサロンという“イベント主催者のためのイベント”の一環で、名古屋での開催は実に7年ぶりとのこと。

私のお目当てはなんといっても、登壇者のお一人である、岐阜県各務原市職員の廣瀬さんでした。
(※廣瀬さんについては、こちらの記事が分かりやすいです↓)

遡ること9年前、まだ入庁して間もない頃に同期から誘われて私はとあるフェスに参戦しました。そのフェスこそが、廣瀬さんを中心に企画・運営されていたOUR FAVORITE THINGS。そのとき初めて開催場所の各務原市を訪れた私でしたが、その地域とフェスの魅力にすっかり魅了され、翌年も友人を誘って参戦することに。

そのときのnoteがこちらです。

当時書いた文章を出すのはとても恥ずかしく、昔の投稿は全部非公開にしていたのですが、思い切って再び公開することにしました。この投稿こそが私の記念すべきnoteでの初投稿だったこと、そして、この記事を公開した瞬間に、“自分のメディアを持つ”ことの嬉しさを実感したことは今でもよく覚えています。
初めての投稿でOUR FAVORITE THINGSのことを書いたのは、それだけ私の中で思い入れがあり、大事なきっかけとなったイベントだったことに間違いありません。

その当時、自分とそこまで歳の変わらない廣瀬さんがこのような大きな音楽フェスを仕切っていること、しかもそれを行政という組織の中で“仕事として”やっていることは、私の中でとてつもなく大きな衝撃でした。

実は音楽業界を志していた時期もあるほど音楽が大好きな私ですが、紆余曲折を経て全く畑違いの業界に就職したために入庁当初は自分のキャリアのことでとても悩んでいました。
そんな中、元DJという経験とそのときの人脈を活かしながら自分の好きなことを仕事に繋げている廣瀬さんに、大変恐れ多くも嫉妬のような感情を抱いてしまったのです。入庁して数ヶ月、一番のストレスは“自分のやりたいことができない”ということで、それは組織の仕組みや自分の能力からして当然のことだと今となっては分かるのですが、当時はどうやったらやりたいことが“仕事で”できるのか本気で悩んでいましたし、やりたいことを仕事にしている(ように見える)人に本当に憧れていました。

そんな憧れの存在である廣瀬さんに、入庁10年目に入った今、9年越しでお会いすることができたのです!!!

ご本人とはイベントの後に名刺交換させてもらって、少しお話ししただけでしたが、当時の自分がOUR FAVORITE THINGSに行って感動したことや、好きな音楽の話ができたことは本当に嬉しかったです。

ずっと、それはもうずっと憧れていた同業者の方にお会いできたうえ自分の思いも伝えられるなんてと、その日はなんとも言えない高揚感に包まれたまま帰宅。これを書いている今もまだ余韻が冷め切っていないというのが正直なところですが、“会って満足して終わり”にするのでは絶対にダメだ、という強い思いとともに、きちんと今の気持ちを書き留めておこうと思ってパソコンに向かっています。

久しぶりにこういったイベントにノーマスク(!)で参加して、やっぱり楽しかったしもっといろんな人に会ってみたい。そんな気持ちが芽生えてきたと同時に、いろんな制限が解除されてきた今年こそは(あと半年ですが笑)たくさん行動するぞと心の中で固く誓いました。このタイミングでこのイベントに参加できたことは本当にラッキーでした!

主催のPeatixさん、本当にありがとうございました。また、会場のFabCafeもすごくお洒落で素敵な空間でした!イベント以外でもカフェやコワーキングスペースとして利用できるようなので、また行きたいです。

いつか、廣瀬さんと一緒に仕事ができたらいいなという大きな夢ができたことも忘れないうちに残しておきます。そのために私はまだまだ頑張らなければ。いつかまた会えるその日まで、高みを目指して。

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