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【御垣内参拝へ】伊勢神宮の話


伊勢神宮の御垣内参拝(正式参拝)を
されたことはありますか?


伊勢神宮へ足を運ぶことはあっても、
何かの機会でもなければ御垣内参拝まで
することは少ないのかなと思います。


たまたま社内で御垣内参拝の話を
していたら、「行ってみたい!」
という声をもらったので、
みんなでお参りさせていただきました。

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弊社は運送会社なので、
社員の多くは日頃から
車を運転することのほうが多く、
電車に乗る機会もあまりないので、
今回は近鉄を利用して伊勢まで
行きました。


観光特急『しまかぜ』は客席も
豪華な仕様になっているので、
「すごいですねこのシート!」と
社員のみんなも喜んでくれ、
「だろ?」(笑)と、電車好きの
僕としては嬉しかったですね。


今回は、
「せっかく伊勢神宮に行くなら」と思い、
全国で講演をされている講師の方に
特別に案内をしていただきました。

修養団という社会教育を
行っている団体の方で、以前、
経営者の勉強会に来てくださった時の
お話がとても素晴らしかったので、
ぜひ聴かせたいなと思っていたのです。


古事記に掲載されているような神話を
はじめ、伊勢神宮の歴史を中心に、
感謝することの大切さ、利他の精神…
さまざまなことを教えてくださいますので、
とても勉強になります。


内宮さんは天照大御神、
外宮さんは豊受大御神を
お祀りされていますが、
天照大御神の食事のサポートをしに
来られたのが豊受大御神です。


このような言い伝えから、
外宮さんでは、朝夕に食事を用意して
お供えするという行事をされている
そうなんですが…
これまでに一日も欠かすことなく
されてきたそうです。


過去には戦争もありましたし、
伊勢という地は伊勢湾台風という
大きな災害もあったわけですが、
それでも一日も欠かさなかったというのは
本当にすごいことだと思います。


文化的なことだけでなく、
命をかけてでも家族のため、
地域のため、あるいは日本のために
生きてくれた人たちがいて、
守ってきてくれた人たちがいるから、
今の日本があるんだよ、ということを
教えてくださいます。


それは決して遠い存在ではなく、
僕たち一人一人の
ご先祖様なんですよね。


日本人らしさというか、
日本人が本来持っているはずの心、
精神性というか、そういったものを
もう一度思い出してほしい、
という願いも込められています。


欧米や西洋の文化が入ってきて、
脈々と受け継がれてきたものが
廃れたり忘れられていく中で、
古き良きものを繋いでいこうとする
活動はとてもありがたく、
素晴らしいと思います。


ちなみに…
『伊勢神宮』と呼びますが、
正式名称は『神宮』だそうです。

熱田神宮や明治神宮のように
『〇〇神宮』とよく呼びますよね。
名前に “神宮”、と付く神社が多いので、
伊勢神宮もわかりやすいように
『伊勢』を付けて呼ばれていますが、
本来は『神宮』といい、
『神宮』と呼んでいいのは
伊勢だけなんだそうですよ。


知っていましたか?(笑)


みんな、「また行きたいですね」
と言ってくれました。
修養団では、冬に五十鈴川へ入って
いわゆる禊のような修行もしている
そうなので…

次はみんな、こちらを受けて
もらおうかな?(笑)



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