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「学びたいと思えば、未経験から誰でもとことん学べる」――夢に向かってキャリアパスを描いていける環境

「動画でビジネスに革命を」をミッションに掲げ、企業のYouTubeマーケティングを支援するSTAGEON。同社のYouTube運営事業部では、メンバー一人ひとりがそれぞれの長所を活かしつつ、チャンネル運営に関わる全業務において企業を支援しています。
2023年7月にジョインした田村優丞氏は、動画編集・マーケティングともに未経験にもかかわらず、現在はアシスタントディレクターとしてクライアント担当も任せられるまでに成長しました。「夢は起業すること」と目を輝かせる田村に、ジョインしたきっかけや、現在の業務、STAGEONの魅力や仕事の面白さについて聞きました。
株式会社STAGEON YouTube運営事業部 アシスタントプロデューサー 田村優丞

大学卒業後、建築関連の企業での営業経験を経てSTAGEONへジョイン。SNSマーケティングやクライアントのYouTubeチャンネルをどうやって伸ばしていくかを考え、実行する日々。持ち前の愛嬌でチームワーク推進のダイナモとして、また、的確な「報連相」と真摯なクライアントワークで社内外で信頼が厚い。

起業という夢へのステップを一段ずつ上る

ーーこれまでどのようなキャリアを歩んできましたか。
田村:新卒で就職したのは建築関係の会社で、建築工事現場で使用される足場材をレンタルしてもらうための営業をしていました。といっても建築関係に興味があったわけではなく、「起業したい」という夢があり、その夢への最初のステップとして営業職を選びました。
誰とでも話せるようにコミュニケーション能力を高めたくて、そのためには営業職、それもニッチなジャンルで営業を経験するほうが力がつくと考えたのです。営業時代は会社の代表の方と話す機会が多く、目上の方への言葉遣いや相手を不快にさせない話し方などを学び、一緒に働く方との円滑にやりとりを進める方法も身につけることができたと感じています。
コミュニケーションスキルの獲得という最初のステップがクリアできたので、次は販促やブランディングに影響力の強いSNSについて学びたいと考え、いろいろ調べて見つけたのがSTAGEONでした。

ーーSTAGEONに入ることを選んだきっかけや決め手をお聞かせください。
田村:SNSに関して、それまで個人的にInstagramをやっていましたが、今の時代、やはり影響力が強いのはYouTubeだろうと思ったんです。まったくの未経験でしたが、動画編集ができるようになりたいし、マーケティングも学びたくて。YouTubeチャンネル運営の全業務に携われるSTAGEONならそれにフルコミットできそうだと感じ、思い切って飛び込みました。
また、私は宮城県出身でそれまで東北から出たことがなかったのですが、起業の夢を叶えるには、圧倒的に情報量が多く、ビジネスの最先端である東京で働くのが近道と考えたことも、ジョインの決め手となりました。

10か月でサムネイル作成から、クライアント対応までを推進

ーーSTAGEONジョイン後はどのようなことに取り組んできましたか。
田村:実は、2023年7月のジョイン時点ではビジネスで求められるようなPCスキルやツールの知識はなく、ブラインドタッチもあやしい状況でした。Googleドライブやドキュメント、オンラインのカレンダーツールを触ったこともなかったので、本当に基礎的な部分から学び始め、少しずつチャンネル運営に携われるようになりました。
最初に苦労したのはサムネイルの作成です。何度もつまずきましたが、社内の仲間に教えてもらいながら試行錯誤し、少しずつ納得できるものが作れるようになっていきました。
STAGEONには同世代(20代半ば)の人も多くて、話しかけやすい雰囲気です。わからないことがあるときや、もっと効率的な方法を知りたいときは、もちろん自分でも調べますが、どんどん周りにも聞いて吸収していけます。
ジョインから10か月が経過し、まだまだ不十分ではありますが、「こうしたらもっとよくなるのでは」と考えながら日々の業務に向き合ううちに、任せてもらえる仕事が増えてきました。上司からの見られ方も変わってきている実感があります。

ーーどのような仕事を任されるようになったのでしょうか。
田村:これまでは企画を出すだけだったのですが、最近ではその企画が本当に使えるものかどうかを精査したり、使えないものであれば改善案をフィードバックしたりといった業務を任されるようになってきました。企画だけでなく、サムネイルに対してのフィードバックも実施しています。クライアント対応も少しずつ任されるようになってきました。現在はチームで4つのチャンネルを見ています。どのチャンネルも人気チャンネルなので、提案をするときは責任を感じます。しかし、アナリティクスで指標となる数字を確認し分析の上で根拠のある提案を行うことができるので不安は少ないですね。上司が丁寧にフィードバックしてくれたり、相談をすればわかりやすく的確に応えてくれたりするので、安心してクライアントに向き合えています。

ーー面白いと感じること、難しいと感じることをお聞かせください。
田村:毎日アナリティクスを見て分析をしていますが、しっかりと反応が取れているときはやっぱり面白いし、楽しいですね。
数字が急に下がったり上がったりしたときは、投稿の時間帯やタイトルの付け方、トレンドやニュースとの親和性などを分析し、視聴者が今考えていることは何だろうと想像します。数字の上下には複数の要因が絡みあっているので、運任せにしないためには、一つずつ分析・検証していく必要があります。
前職で営業をしていたときは、専門性が高く要求される知識も限られていたので、その知識さえあれば課題を解決できることがほとんどでした。しかし、YouTubeの場合、担当するクライアントの業界・業種や視聴者が抱える悩みの種類や深さはさまざまなので、ただ知識や用語を動画に用いれば良いわけではありません。むしろ知識や用語を使わず、わかりやすく抽象化した方がいいこともあります。とても難しいですが、このさじ加減を体得することも今後の課題だと考えています。
ーー仕事を進める上で心がけていること、工夫していることはありますか。
田村:先ほども話したように、人に聞くこと、特に「確認」を怠らないようにしています。たとえば、「サムネイルを作って」と言われたときに、ただ作るのではなく、「何を意図して作成したらよいか」「現在のチャンネルにはどんな傾向があり、それをどうしていきたいと考えているのか」を確認してから作業を進める、といったように。
もうひとつ、スピード感も重視しています。仕事の量が多いので、「どうすればもっと早くできるか」「より効率的に進める方法はないか」を考えながら、改善できる部分があれば、改善するようにしています。
ショートカットキーを覚えてPC作業の時間短縮をしたり、ChatGPTなどを活用してヒントをもらったりすることもその一環です。それまでのやり方に固執せず、より早く効率的にできる方法を見つけて仕事に採り入れています。

STAGEONで学んだことが自分の血肉になる

ーー最近社内で表彰される機会が増えていると聞いています。成功の要因はどこにあると思いますか。
田村:ジョイン当初は、表彰されている人たちを見て雲の上の存在のように感じていましたが、自分が表彰される立場になると、嬉しさと恥ずかしさがあって、少し恐縮してしまいます。同時に、「これまでやってきたことは間違っていなかった」「この方向性で頑張っていけばいいんだな」と確認ができた気持ちです。
STAGEONの表彰には「表彰項目」があり、選ばれる具体的な理由を教えてもらえます。私の場合は、「社内外問わず、人に尊敬の念を持ちコミュニケーションを取れている」「常に報連相(「報告」「連絡」「相談」)してくれて助かっている」「クライアント対応も問題がなく、持ち前のコミュニケーション能力で懐に入るのがうまい」と表彰してもらいました。
コミュニケーション能力を評価してもらえるのは、前職の営業経験のおかげですね。
ーーSTAGEONに入って伸びた、成長したと感じる部分はありますか。
田村:知識も経験もない領域でしたが、STAGEONに入って、動画制作やマーケティングについて網羅的に学べて、スキルや知識が身についたと感じています。また、情報収集の幅を広げられたことで今の時代の流れも掴めるようになり、転職して本当に良かったです。
 
また、前職の経験が活かされているのはコミュニケーション面だけではありません。前職は専門知識が必要で、「どのように勉強をすればいいのか」「どうしたら情報を深掘りできるのか」をいつも考えていました。そうしたインプットやリサーチの力が土台にあったので、STAGEONの恵まれた環境で成長していけたのかな、と思っています。

ーー今後の目標についてお聞かせください。
田村:目標は一貫して「起業」で、今はそれに向かって進んでいる段階です。SNSの活用の仕方は少しずつ見えてきているので、これからは頭で考えるだけでなく実践して、自分のやりたいことにつなげていきたいと思っています。
物販、その中でも自分が好きなアパレル販売で起業したい、いつかは自分のブランドを立ち上げたいという夢があるので、「どうやって服が売れるんだろう」「今の人たちが抱えている悩みってなんだろう」と考えて、実際にモノを売る経験をしていきたいですね。
アパレルは特にインフルエンサーが強いジャンルなので、STAGEONに入って学んだこと、これから学んでいくことを、すべて自分の血肉にしていこうと思っています。

未経験、歓迎。とにかく学びたい人集まれ!

ーーこれからSTAGEONに入る人は、どのような経験ができますか。
田村:STAGEONに入ったらYouTubeを0から100まで学べます。マーケティングや動画編集が未経験でも大丈夫です。ルーティーンの業務だけをこなしていればいいという仕事の形態ではないので、自分たちで業務を効率化していけますし、主体的に動いていけます。YouTubeにがっつり取り組みたい人にとって、最高の環境といえるでしょう。

ーー田村さんはどんな人と一緒に働きたいですか。
田村:個人的に多様な人たちと仕事をしてみたいので、好奇心旺盛で何でもやってみたい方も、真面目に淡々と仕事に取り組む方も、ぜひ来てほしいですね!
自分は前者のタイプですが、後者のタイプがどんな動きをするのか実際に一緒に仕事に取り組んで経験したいし、どうすればお互いの能力を最大限に活かせるのかを一緒に考えたいです。先ほど「YouTubeの視聴者は多様」と言いましたが、その点から考えても、チーム内にいろいろなタイプの人がいれば新しい発見があって、学びも大きいですから。
どんな方もウェルカムですが、自分だけで抱え込みすぎることなく、気軽に会話してくれる方、ちょっとした雑談も楽しめる方だと嬉しいです。私自身、人に聞くことでスピード感を持って成長できている実感があり、会話を通してコミュニケーションが円滑にできるほうが、お互いのステップアップにつながると思っています。

――最後に、候補者の方にメッセージをお願いします。
田村:ひと言でいうと「とにかく学びたい人集まれ!」ですね。仕事もSNSも、さまざまなジャンルでたくさんの方と話ができますし、上層部の方もフランクに教えてくれるので、学びたいと思えば、誰でも、どんなことでも、とことん学べます。
何度も話したように私の夢は起業することですが、その根底にあるのは「経営者になったら面白いことや楽しいことがたくさんできるんじゃないかな」という、シンプルな気持ちなんです。キャリアや未来像を考えたとき、そういったシンプルな気持ちや憧れがあれば、そこへ向かっていく方法を知りたい、学びたいという意欲がわいてくるんじゃないでしょうか。
目標までの道のりは遠くても、学びをやめなければステップを上がっていけます。実現したいことがあるなら、ぜひSTAGEONで一緒に学びながら働きましょう!

<取材・執筆・編集=宿木屋>

ベンチャー通信90号〈2024年3月号〉にてSTAGEONのインタビュー記事が掲載されました!
本記事は、「ベンチャー通信Online」の業界別起業家インタビューにも掲載されておりますので、是非ご覧ください。

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