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「鬼木フロンターレの神髄」スタグル観戦記 ~川崎フロンターレvs横浜F・マリノス~

久々の勝利をおさめた多摩川クラシコから中3日。
川崎試練の3連戦の2戦目の相手は横浜F・マリノスだ。

昨年の日産スタジアムでは、「BIG神奈川ダービー」だの「史上最強のマリノスへ」だの大口を叩いていた相手を後半ATでの決勝弾で下すという、一平さんもびっくりの脳汁ダバダバな試合を見せてくれた。
ただ、裏を返せばそうしたギリギリの試合展開でなければ勝つことが難しい難敵であり、前節の勝利で鬼木フロンターレは本当に息を吹き返したのか、死戦期呼吸だったのかを確かめるには、これ以上ない相手である。

そんなマリノスのスタグルは店舗の数もジャンルもJ屈指である。
天気が良ければいろんな店舗のスタグルを楽しみたかったが、生憎の空模様だったため、個人的に絶対に食べたかった一品をチョイス。
ちなみに晴れていたら、某炎上したお店に行こうと思っていたので恵みの雨でした笑
ということで選んだのは、「炭火焼我が家のとん丼や」さんの「相模豚肩ロース丼」。

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「炭火焼我が家のとん丼や」さんは関東を中心に出店しているキッチンカーで、神奈川県産の相模豚を使った豚丼が名物です。
日産スタジアムに来ると、このお店にはいつも長蛇の列ができており、個人的にマリノススタグルといえばここという印象があります。

相模豚肩ロース丼

ご飯の上に豪快に乗せられた肩ロース肉は、食感がプリっとしており、かぶりつくと見た目以上の分厚さが感じられます。甘口タレと炭火で焼かれた香ばしさもちょうどいいバランス。タレはご飯とも相性抜群で、お肉が無くてもこのタレだけでご飯を食べきれてしまいそうでした。ボリュームもしっかりあって大満足の1品!
これは30分以上並ぶ価値がありますし、迷ったらここの行列に並べば間違いないでしょう。


試合は0-0のスコアレスドロー。
終始マリノスに流れを掴まれ、幾度となく決定機を作られ、後半途中からは10人での戦いを強いられるという非常に厳しい展開ながら、最後まで粘りを見せ、まさに勝ち点1を”もぎとった”ゲームだった。

自分たちのやりたいことがほぼできなかったという反省はあるものの、前々節までのフロンターレであれば、前半早々に失点してあっさり敗北していたであろう。しかし、この日は劣勢になろうと、負傷者や退場者を出そうと、判定に恵まれなかろうと、集中を切らすことなく最後まで戦いきれた。
苦しみながらも勝ち点を積み上げる、その中でチームとして成長していく本来の鬼木フロンターレの姿が、間違いなくそこにあった。

次節は町田戦。三浦、マルシーニョ、高井が出場できない。
引き続き厳しい戦いが続くが、彼らならば間違いなくやってくれる。
そう思わせてくれた110分の死闘であった。

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