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私が推し活するのは、恋愛偏差値が低すぎるからだと思う。

先ほどまで、恋愛ドラマを観ていた。

いろいろと考えて、胸が苦しくなった。

物語の世界にハマって苦しくなるのではなく、自分には恋愛の適性がないということを思い知らされるから、苦しいのだ。

彼氏ができると周りが見えなくなり、相手にのめり込み、依存し、そして重荷になる。
 
別れ話を切り出されても、相手の心の中にもう自分の居場所はないとわかっても、その事実を受け入れられず、綺麗に別れられない。
 
元婚約者とも、双方の関係者を巻き込んでの、泥沼婚約解消劇を繰り広げた。
 
とことん、引き際が悪いのだ。
 
これまでずっとそうだったし、きっとこれからもそういう恋愛しかできないんだと思う。
 
いい歳して恥ずかしくみっともない話だけれど、精神的に自立していないから、そうなるのだろう。
 
もう何年も、恋愛はしないようにしてきた。
 
彼氏ができたら、自分はきっとまたのめり込んで周りが見えなくなり、家のこと母親のことを放り出して、突っ走ってしまう。
 
それが怖くて、彼氏を作ろうとすることをやめた。

芸能人に夢中になるのは、害がないから。
 
いくら好きになろうと、夢中になろうと、想いが通じることのない存在だけれど。
 
その代わり、傷つくことも悲しむこともないし、生きている限り、辛い別れの時も来ない。
 
周りに迷惑をかけることもない。
 
彼氏がいたらなあと思うことはままあるけれど、私のような人間は、独りでいるほうが、きっといいのだ。
 
わかっているはずなのに、恋愛モノを観てしまう。
 
そのたび恋愛オンチなのだと思い知らされて、苦しくなるのに。
 
我ながら、滑稽な話だなと思う。

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