フラクタル次元1.5

補聴器は装用してませんし、聴覚に障害はありません。業界でも働いていません。でも、聞こえ…

フラクタル次元1.5

補聴器は装用してませんし、聴覚に障害はありません。業界でも働いていません。でも、聞こえること、聞こえないことを考えています。私の所属する企業、団体などとは関係のない発言です。

最近の記事

自己紹介(授業外での学生生活)

無事大学生になった私は、さまざまなことにチャレンジました。福祉と呼ばれるものやそれ以外にもいろいろなことを体験しました。私がいかに変な人かをわかっていただくために、分野ごとに分けてキーワード程度にご紹介したいと思います。 大学ロボコン大学で工業高校出身者ばかりの集まりに仲間で出場した大学ロボコン。出場するためだけに、任意のサークルを作り学部に登録して出場するという、急遽な集まりでしたが、毎日集まって勉強したりロボットを作ったり、プログラミングしたりしました。先輩や友人たちが

    • 自己紹介(素直になれる人との出会い)

      これまでの自己紹介をお読みいただいた方なら、お分かりいただけたと思いますが、私の性格にはかなりの難があります。捻くれています。 そんな私ですが、素直に話ができる方と出会うことができました。その方との話の中で、これまでタブーと感じてなかなか聞くことのできなかったことを聞くことができ、より深く人間というものを知り、何らかによる生きづらさ、生活のしにくさについて、考えるようになった頃の思い出話です。 たくさんの人との出会いなんとか大学生になれた私は、いろいろなことにチャレンジし

      • 自己紹介(オープンキャンパスにて)

        前回は、大学進学を決めた私が、アルバイトをし、大学教授にメールを打ち大学生活(キャンパスライフ)というものがどういうものなのかを必死に探り始めた頃の話でした。今回は、そんな前回の続きであるオープンキャンパスでの出来事です。 事前説明会場にてオープンキャンパスに行くための旅費が、4月から8月までの5か月弱では、1か所分程度しかたまりませんでした。そこで、丁寧に相談にのってくださった教授のいる大学へ行くことにしました。新幹線と特急を乗り継ぎ主要駅で前泊し、翌朝ローカルバスに乗り

        • 難聴が含まれる傷病名とは

          音や声が聞こえない、または聞こえにくくなる病気って、いくつくらい種類があるんだろう。そんな疑問が生まれたので、調べてみたことをまとめてみました。 傷病名とは昨年、妻が一人で立ち上がることもできないほどめまいがあり、病院で診てもらったときも、医師に「前庭神経炎ですね」と診断して頂いたことがあります。「前庭神経に炎症が起きて・・・」と大まかな病気のことについて説明をしてもらいました。 ほとんどの人が、人生に1度ならずとも診断され傷病名を付けてもらったことがあると思いますが、こ

        自己紹介(授業外での学生生活)

          自己紹介(進学の決意)

          つくづく自分が好きなんだなぁと実感する自己紹介の長さです。ここまでくると、もはや自己紹介というよりも、自分史ですね。まぁ、こんなヤツもいるんだなぁって程度にお気楽にお読みください。 福祉×工業=福祉機器前回は、工業高校生の頃の思い出でした。こんな私にも、彼女という存在がいたという衝撃の事実ですが、そんな当時付き合っていた彼女が教えてくれた福祉機器という存在。当時の私は、福祉機器を作る人になりたいと思うようになりました。前回も書きましたが、私は本当にバカ(成績不良者)でしたの

          自己紹介(進学の決意)

          補聴器の修理とは

          補聴器の修理とは 補聴器の修理は、誰ができるのでしょうか。また、「修理」とは、どこまでの行為が含まれるのか、気になったので調べてみました。 補聴器(修理区分)の法律上の定義補聴器の修理は誰ができるのか、その手掛かりを、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、医薬品医療機器等法という。)」に求めてみます。 <医薬品医療機器等法 第2条> 1~7 (略) 8 この法律で「特定保守管理医療機器」とは、医療機器のうち、保守点検、修理その他の管理に専

          補聴器の修理とは

          自己紹介(福祉機器との出会い)

          自己紹介も、第3段となりました。「なげーよ!」「どんだけ自分好きやねん!」って声が聞こえてきそうですが。私の思い出話しにお付き合いいただけたら、幸いです。 「工業」との出会い私は、バカです。いや、言い方が悪いですね。学業の成績が頗る悪いんです。中学生の頃、部活の仲間が私を入れて4人でした。定期考査の時は、この4人で点数を競っていたんですが、いつも最下位でした。しかも、5教科(国、数、英、理、社)の合計点で200点のハンデをもらっても、最下位でした。そんな私ですので、就職のた

          自己紹介(福祉機器との出会い)

          要約筆記(定義)とは

          聴覚障害者に対する情報保障のひとつである、「要約筆記」について、定義について勉強したことをまとめました。 要約筆記とは 要約筆記とは、情報保障のうちの1つということは何となく知っていましたが、具体的にどういうことをしているのでしょうか。定義ってあるんだろうかと思いました。要約筆記の業界団体である、全国要約筆記問題研究会(全要研)のホームページには以下のように記載されていました。 話し手の話の内容をつかみ、それを文字にして伝える、聴覚障害者のためのコミュニケーションの保障で

          要約筆記(定義)とは

          自己紹介(聴覚障害者との出会い)

          前回、自己紹介を書き始めたら、意外にいろいろ書きたくなってしまい、長編になる予感がしたため、noteを内容別に分けて書いてみたいと思います。 前回は、「差別」というものと出会い、差別とそれ以外について意識して世界を見るようになった話しを書きました。よかったらお読みください。 https://note.com/standbyhearing/n/ne61c6b48c7f8/edit そんな、私が次にであうのは「聴覚障害者」です。今の私にとって、聴覚障害者という括りは非常に大

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          補聴器(管理医療機器)とは

          聴覚に障害がある人が使うもののひとつである、「補聴器」について、定義について勉強したことをまとめました。 補聴器とは何気なく使っている「補聴器」という言葉ですが、補聴器の種類(耳かけ型や耳あな型など)や役割についての説明は容易に見つけられるのに、「補聴器」自身の定義を説明しているところがなかなか見つかりません。 やっと、それらしいものを見つけたのが、一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会のホームページです。 補聴器は普通の大きさの声で話される会話が聞き取りにくくなったときに、は

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          自己紹介(差別との出会い)

          自己紹介なるものをまじめに書くのは、いつ以来だっただろうか。なかなか書く機会というものはないように思う。と、グチグチするくらいなら「書くな!」とお叱りを受けかねないので、さっそく書いてみたいと思う。 とは言え、インターネットの匿名性というものについて、有意義なものだと感じている私にとって、現実世界(リアル)でするような、自己紹介は避けて、なぜ今私がこんなにも「補聴器」について興味を持っているのかについて、語りたいと思います。 「差別」との出会い私が、初めて福祉と呼ばれるよ

          自己紹介(差別との出会い)